fmn137・DKアーティスト・スマブラ×カービィのエアライダー×ソニック×アマペディア けもどらローリングタートル拳!!
オレカバトルの魔王オロロソ×もふもふクロスオーバー
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kemonowikii
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深き闇の王座、赤黒い雷が走る魔王城の天蓋。
禍々しい骨の柱に囲まれ、魔王オロロソは静かに玉座に座す。
手には闇の書、足元には鎖に囚われた亡者たち。
禍々しい骨の柱に囲まれ、魔王オロロソは静かに玉座に座す。
手には闇の書、足元には鎖に囚われた亡者たち。
そのとき――
天井の隙間から、ぽふっという柔らかな音。
天井の隙間から、ぽふっという柔らかな音。
ふわりと降ってきたのは、白く輝くもふもふの生物。
自重も気配もほとんどなく、ゆっくりとオロロソの隣の空間に浮かぶ。
自重も気配もほとんどなく、ゆっくりとオロロソの隣の空間に浮かぶ。
魔王は本を閉じ、ちらりと視線だけ向ける。
もふもふは空中で一回転し、魔王の玉座の背もたれの上にちょこんと乗る。
もふもふは空中で一回転し、魔王の玉座の背もたれの上にちょこんと乗る。
特に会話もなく、干渉もない。
ただ、もふもふは魔王の周囲でふらふら漂い始める。
ときおり火の玉を食べたり、スライムの涙で遊んだりしている。
ただ、もふもふは魔王の周囲でふらふら漂い始める。
ときおり火の玉を食べたり、スライムの涙で遊んだりしている。
オロロソはまったく動じない。
火の玉が消えても、儀式が中断されても、それが“たまのこと”だと分かっているから。
火の玉が消えても、儀式が中断されても、それが“たまのこと”だと分かっているから。
やがて、もふもふが満足そうにぷかぷか浮きながら空へ帰っていく。
その背に、魔王の影がわずかに揺れる。
……まるで、「また来ても構わんぞ」とでも言うかのように。
その背に、魔王の影がわずかに揺れる。
……まるで、「また来ても構わんぞ」とでも言うかのように。
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