
シシリアン
『ONE PIECE』の「ゾウ編」に登場するライオンのミンク。モコモ公国の昼の王「イヌアラシ」の部下で、銃士隊の隊長を務めている。
人物像
シシリアンは、どんなことでも常に全力で取り組む熱血漢。常に大声で話すため、潜入などの任務には不向きな性格。優しさや愛、恋、赤子、砂糖、ハチミツなどの甘ったるい話が嫌いで、このことについては部下にも徹底している。もし、シシリアンの前でそんな話をしようものなら、彼から谷底に叩き落とすなどの仕打ちを受ける。しかし自他共に厳しいだけであるので、部下たちに嫌われているわけではなく、「格好いい」と憧れの存在にもなっている。
戦闘能力
ミンク族の中でもトップクラスの戦闘力を持ち、シマウマのミンク・ジョバンニ、キツネのミンク・コンスロットと共に「イヌアラシ三銃士」と呼ばれている。武器はエレクトロ(電撃)をまとわせた剣を使用する。ミンク族の多くの銃士たちがシシリアンのもとで修業をするほどの実力の持ち主である。
来歴
ルフィたちがゾウを訪れる直前、ミンク族が住むモコモ公国は「百獣海賊団」の大看板であるジャックにより襲撃を受けていた。シシリアンは「イヌアラシ三銃士」として、そして銃士隊隊長として最前線で指揮を取り、ジャック相手に互角な戦いを繰り広げていた。戦闘開始から5日間、ジャックを押さえ続けていたシシリアンだが、シーザーが開発した毒ガスを吸い、戦闘不能になってしまう。そこに現れたのがルフィと別れてゾウに到着したチョッパーたち。船医であるチョッパーを中心に、一味による治療を受けたシシリアンやミンク族は一命を取り留める。恩人である麦わらの一味に対して、シシリアンは全力の土下座で感謝の意を示している。
関連人物
• イヌアラシ:モコモ公国を統治する国王で、犬のミンク。「公爵」と呼ばれているが、正式な王である。部下は三銃士であるシシリアン達が率いる「イヌアラシ銃士隊」、夜の王・ネコマムシとの間を取り持つ「王の鳥」の役職につくワンダがいる。 • ジョバンニ:シマウマのミンクで「イヌアラシ三銃士」の一人。 • コンスロット:キツネのミンクで「イヌアラシ三銃士」の一人。 • ペドロ:ジャガーのミンクで侠客団団長。シシリアンとは相性が悪く、口喧嘩の数も多く描写されている。
添付ファイル