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ななみちゃん
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概要
ななみちゃんは、NHKのBS放送開局15周年を記念して制作されたマスコットキャラクター。ふしぎな木の実から生まれたという設定の、不思議な見た目の白い生き物。見た目は耳としっぽがある犬のようでもあり、目が大きくシンプルなフォルムをしている。NHKのBS1・BS2・BS hiの3チャンネル共通のアイデンティティとして採用され、2004年から登場した。
デザインと声優
キャラクターデザインはロボット社などが関わっており、声優は小桜エツコが担当。小動物系のキャラクターに定評のある声優の演技によって、ななみちゃんは非常に親しみやすい印象を与えている。
アニメシリーズ
2004年5月17日からNHK BSの全チャンネルで放送を開始。1話あたり5分間の短編アニメ形式で展開され、2005年からは第2シリーズとして『ななみちゃんシリーズ』がスタート。合計で70話以上のエピソードが存在する。アニメーション制作はグループ・タックで、監督は野村辰寿が務めた。
ストーリー
ミチという少女とその家族が引っ越してきた「ハピネスハウス」で、奇妙な木の実を発見。その実からななみちゃんが登場することで物語が始まる。ミチとななみちゃんはすぐに仲良くなり、周囲の変わった住人たちとふれあいながら、新しいことを一緒に学んでいく日常型のファンタジー作品。
実写番組との連動
2005年から2006年にかけて、ななみちゃんを案内役にした実写動物番組『ななみちゃんのわくわくどうぶつえん』が放送された。NHK教育テレビを中心に、キャラクターを使った知育や動物番組展開も行われていた。
グッズとメディア展開
ぬいぐるみやキーホルダーなどのキャラクターグッズが展開されたほか、一部地域では「ご当地ななみちゃん」のようなローカル派生も存在する。NHKのイベントやスタジオパークで着ぐるみ出演も行われ、視聴者と直接ふれあう機会も多かった。
ケモドラwiki的視点
ななみちゃんは明確にケモノ枠というよりも「公共放送による非人間的マスコット」としての文化的立ち位置が大きい。そのため、ケモノというよりは人外寄りのキャラクターでありながら、デザイン・動き・性格ともにケモナーに刺さる要素を多く含む。WikiFurに掲載されていること自体が、英語圏でも一部でその特異性が評価されている証左でもある。
備考
アニメ版ではとくに言語を話さず、鳴き声やジェスチャーで意思を伝えるタイプのキャラクターであるため、どうぶつの森系の住民や、ゆるキャラ文化の原型とも重なる部分がある。現在は公式活動が終了しているが、当時の記録はNHK公式やWikiFurなどで一部確認できる。
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