リザルフォスの登場と変遷

時のオカリナ
リザルフォスは『時のオカリナ』において初めて登場する。子供時代の「ドドンゴの洞窟」における中ボス戦で二体同時に現れ、素早いジャンプと斬撃によってリンクを翻弄する。攻撃後には素早く後退し距離を取るため、慎重な間合いの見極めが求められる。装備は短剣で、防御の構えを見せる場面もある。成人時代にはより強力な亜種「ダイナフォス」が登場するが、リザルフォスとは別種として扱われている。
トワイライトプリンセス
『トワイライトプリンセス』におけるリザルフォスは、より重厚なデザインと行動パターンを持つ存在として再登場する。鎧をまとった体格の大きな個体であり、非常に素早い動作と高い復帰力を持つ。とどめを刺さなければ即座に立ち上がり反撃してくるため、適切なタイミングでの決着が求められる。トワイライトの世界観に合わせた造形がなされており、より戦闘的な印象を与える。
ブレス オブ ザ ワイルド
『ブレス オブ ザ ワイルド』では、リザルフォスはハイラル全土に自然に生息する種族として登場する。トカゲ型の魔物として描かれ、水中潜行や壁への張り付き、奇襲行動など高度な野生適応を見せる。見た目も地域や個体によって変化し、色や武器が異なる。リンクに対しては遠距離からの舌攻撃や飛び道具を用いるなど、多様な戦術を駆使してくる。討伐時には角・爪・しっぽといった素材が手に入り、武器強化や防具強化に使われることが多い。
ティアーズ オブ ザ キングダム
『ティアーズ オブ ザ キングダム』でもリザルフォスは続投し、『ブレス オブ ザ ワイルド』の個体群とほぼ同様の生態を持つ。地上だけでなく地底にも瘴気を纏ったリザルフォスが出現し、通常種よりも高い攻撃力と耐久力を誇る。専用武器として「リザルブーメラン」や「リザルスピア」などが存在し、戦利品としても活用できる。中でも「シビレリザルフォス」はゲルド砂漠などの水辺に生息し、電気属性による攻撃でリンクに痺れ効果を与える。素材の中でも「しっぽ」は特定装備の強化に不可欠であり、収集が難しいため狩猟対象としての価値が高い。
知恵のかりもの
『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』においてリザルフォスは、敵として登場するだけでなく、ゼルダがカリモノとして一時的に使役可能な存在として設定されている。戦闘時に「カリモノ」として召喚することで味方にでき、指定した時間だけ共闘してくれる。レベルに応じて強さが異なり、リザルフォスLv.3は水中戦にも対応可能な小ボス級の性能を持つ。出現地はオルディン火山やフィローネ湿原などで、トライデント型の槍を使用するワニ型の獣人として描かれている。特定の資源を用いて召喚することで、戦局を有利に進めることができる戦力となる。
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