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超劇場版ケロロ軍曹シリーズ
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kemonowikii
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超劇場版ケロロ軍曹シリーズ
『超劇場版ケロロ軍曹シリーズ』とは、2006年から2010年にかけて連続公開された、テレビアニメ『ケロロ軍曹』を原作とする劇場作品群である。全5作が制作され、いずれも春休み興行作品として上映された。各作品はTVアニメのギャグ基調を維持しつつ、劇場ならではのオリジナルキャラクター、異星的世界観、巨大な敵存在などを導入し、より大きなスケールの冒険譚として構成されている。
第1作 超劇場版 ケロロ軍曹
2006年公開。ケロロ小隊が古代遺跡で壺を破壊してしまい、最終兵器キルルが復活するという騒動を描く。小隊と日向家が協力して地球の危機に立ち向かう構成であり、TVシリーズの拡張版としての位置づけが強い。ギャグとシリアスの比率が調和しており、劇場版シリーズの導入作として機能する。
第2作 超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!
2007年公開。謎のマロン星人が登場し、夏美を“プリンセス”として連れ去る。物語は水中の王国を舞台に展開され、幻想的な演出が多用されている。TVシリーズ以上にヒロインの内面に踏み込んだ構成となっており、SF的要素と異世界ファンタジーの融合が試みられた。
第3作 超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!
2008年公開。舞台はマチュピチュを模した空中都市であり、“もう一人のケロロ”であるダークケロロが出現する。空中戦、複製体の軍勢、内部の裏切りなど劇場版シリーズ中でも最大級のスケールと戦闘密度を持つ。TV版からは想像しにくいほどの演出強度が特徴である。
第4作 超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!
2009年公開。世界各地に巨大な“竜のしっぽ”が出現し、地球規模の侵略事件が発生する。ケロロ小隊は東京・ニューヨーク・パリなどを舞台に調査・戦闘を行い、シリーズ中で最も“地球外的”要素が濃厚に描かれている。アクションとグローバル感が際立つ一作となっている。
第5作 超劇場版 ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!
2010年公開。イースター島をモチーフとした時空島が舞台となり、ケロロ型の石像と“マナ”と呼ばれる存在、さらに双子キャラ“イオ”と“ラナ”が登場する。時間と空間を超えるスピリチュアルな要素が前面に出ており、シリーズの集大成としてファンタジックな印象が強い。
関連情報
2026年には『ケロロ軍曹』アニメ20周年記念作品として、16年ぶりの新作劇場版の公開が予定されている。福田雄一が脚本・総監督を務め、追崎史敏が監督として参加する。従来のケロロ軍曹劇場版シリーズとは異なる、新たな路線での展開が示唆されており、劇場版ケロロ軍曹の系譜がふたたび更新されることとなる。
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