キュゥべえ - fmn137・生物・異世界(人外・ケモノ関連)・宇宙・天之御中主神・仮想・創作動生命体・ケモノドラゴン・人外異種族集合意識学情報図鑑ウィキ | 888666369

キュゥべえ（Kyubey）

キュゥべえは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場するキャラクターで、「魔法の使者」を名乗る謎の存在。その正体は「インキュベーター」と呼ばれる地球外生命体の端末であり、少女たちと契約を交わし、魔法少女へと変える役割を持つ。声優は加藤英美里が担当。

プロフィール
名前：キュゥべえ
種族：インキュベーター（地球外生命体）
性別：なし（自称「僕」）
声優：加藤英美里
外見と性格
キュゥべえは、白い体毛に覆われた四足歩行の小動物のような姿をしており、長い耳と赤い瞳が特徴。一見すると愛らしい外見だが、感情を持たないため、常に無表情で淡々とした口調で話す。会話はテレパシーで行い、口を動かさない。人間の倫理観や感情を理解せず、目的達成のためには手段を選ばない冷徹さを持つ。

役割と目的
キュゥべえの主な役割は、少女たちの願いを一つ叶える代わりに、彼女たちを魔法少女として契約し、魔女と戦わせること。その真の目的は、魔法少女が魔女へと変貌する際に発生する膨大なエネルギーを回収し、宇宙のエントロピー問題を解決することにある。このため、少女たちの感情や運命には無関心であり、エネルギー回収の手段としてのみ彼女たちを利用する。

能力
テレパシー：キュゥべえは口を動かさず、テレパシーで人間と意思疎通を行う。特定の人間にしかその姿は見えず、選ばれた者とのみコミュニケーションを取る。

再生能力：キュゥべえは個体としての概念がなく、端末が破壊されても新たな端末がすぐに現れる。そのため、物理的な攻撃で排除することはほぼ不可能。

エネルギー回収：魔法少女のソウルジェムが穢れ、魔女化する際に発生するエネルギーを回収する能力を持つ。このエネルギーを利用して、宇宙のエントロピー増大を抑制しようとする。

劇中での行動
物語の序盤では、キュゥべえは魔法少女たちに友好的な態度で接し、彼女たちの願いを叶える代わりに契約を持ちかける。しかし、次第にその真の目的や冷徹な本性が明らかになり、少女たちを絶望に導く存在として描かれる。特に、主人公である鹿目まどかに対しては執拗に契約を迫り、その莫大な潜在能力を利用しようとする。

名言
「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ。」

「わけが分からないよ。どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい？」

「戦いの運命を受け入れてまで、君には叶えたい望みがあったんだろう？」

「数多の世界の運命を束ね、因果の特異点となった君なら、どんな途方もない望みだろうと、叶えられるだろう。」

関連情報
キュゥべえは、その愛らしい外見と冷酷な本性のギャップから、視聴者に強烈な印象を与えたキャラクターであり、多くの議論や考察の対象となった。また、彼の存在は物語のテーマである「希望と絶望」「エネルギー問題」などを象徴的に表現している。

キュゥべえは、『魔法少女まどか☆マギカ』の物語において、少女たちの運命を大きく左右する重要な存在であり、その独特のキャラクター性は多くのファンに強い印象を残している。

情報源