(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:ポルノグラフィティ
レベル:9
レベル:9
作詞:新藤晴一(当時はハルイチ名義)
作曲:本間昭光(当時はak.homma名義)
作曲:本間昭光(当時はak.homma名義)
歌う箇所:ラスサビ
地声最高音:mid2G#(ちかづくことはできないオアシス 他2回)
※転調前の最高音:mid2G
テンポ:BPM116
※転調前の最高音:mid2G
テンポ:BPM116
岡野昭仁による歌唱に加え、作詞はギタリスト新藤晴一、作曲は当時のプロデューサー本間昭光による。
歌詞はアゲハ蝶や砂漠での出来事の様子について具体的に綴られており、いかにもハルイチ節全開。
歌唱パートごとの説明
ラスサビを歌う。サビを2回繰り返す構成。難しい要素が非常に多く2度も魚類代表・木山裕策氏(元:細シャ、細魚)を失敗させてきた。
サビ前半
音程バーを見れば赤子でもわかるようなこのメロディの複雑さとは如何。
序盤から音程バーが絶え間なく敷き詰められており、また全く平坦とは言えない。さらに息継ぎ可能な時間は極端に短い。
勿論ワード数も非常に多い。ポルノは言葉数が多いのが特徴のアーティストだが、この曲も例に漏れずサビでかなりの歌詞を歌わせるためだいぶ忙しい。うっかり噛んでしまう事がないように。
特に注目すべき音程は「えた」「れだ」などと言った突然現れる低めの箇所。ここでは半音ミスしやすい。また、「世界に」の「界」、「光に」の「ひか」も先ほどとは音程が違うが低めであり、全く気を抜けない。
また「夢で」の「ゆ」から「め」への跳躍も難関の一つ。mid2Gとは言えこの曲の状況下だとhi域を出すのと同じくらいの苦しさではないだろうか。
先ほどの低音音程がまた登場した後、「変えた」でまた再び跳躍。
「混じる」の「る」のロングトーンで1度目のサビは終了。
「混じる」の「る」のロングトーンで1度目のサビは終了。
ただここからがさらに地獄
サビ後半
なんとキーが一つ上がる。
キーが最後のサビで上がるのはサウダージにも共通するがあちらはまだ音程バーが比較的単純であるためまだマシであろう。
キーが最後のサビで上がるのはサウダージにも共通するがあちらはまだ音程バーが比較的単純であるためまだマシであろう。
こちらの場合はあの複雑なメロディと息継ぎするタイミングというそれだけでかなりのウルトラ難易度なのにその中に転調要素がぶち込まれるためまさに絶望であろう。
転調が怖いのは、うっかりキー上げ前のキーでのメロディと混合してしまうことである。様々な楽曲(この曲だけでなく)を原曲と違うキーで歌ってみたり曲の途中でキーを色々いじって歌ったりする練習も効果的だろう。
幸いキーが一つ上がるだけで先ほどと形状が異なる音程は登場しないが歌詞は先ほどと違うため注意。
キーが上がるので木山氏を苦しめた後半の「ください」などの高音が今まで以上に厄介となる。
「おくれ」でフィニッシュ。
僕の肩「に」と歌わないよう注意、本当は僕の肩「で」
「おくれ」でフィニッシュ。
総評
前述通り歌詞の多さやメロディーの複雑さ、転調が鬼難しい。なおかつアップテンポであるため人によってはリズムに乗りにくいか。
全体的に中高音が多く、体力が削られやすいため持久力も要される。
全体的に中高音が多く、体力が削られやすいため持久力も要される。
総じてレベル9に相応しい難易度を持つ楽曲と言えるだろう。