(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:KANA-BOON
予想レベル:8
予想レベル:8
地声最低音:mid2A(最高でいけ 走れ)
地声最高音:hiA(駆けるのさ 曲がれぇ きてき鳴らせ など)
地声最高音:hiA(駆けるのさ 曲がれぇ きてき鳴らせ など)
予想歌唱範囲:1番Aメロ後半 〜 1番サビ(有閑さ、アイツは 〜)
KANA-BOONの楽曲。同グループはこの楽曲でミュージックステーションに初出場を果たした。また、鬼レンチャンと同じフジテレビ系列の番組「ドッキリGP」でしばしば使用されている。27時間テレビではドッキリGPコーナー内で鬼レンチャン代表(?)のほいけんた氏、徳永ゆうき氏がスプラッシュの餌食となっていた。
この曲の難所はなんといっても前半の超早口ゾーンだろう。11秒間に64文字、1秒間になんと5.8文字とかなりの高密度となっている。音程こそ一見平坦だが、「なまっている」「抜いていく」といった下り落ちる部分や「とらえているモーションさ」と太字部分のみ一音低いといった引っかかりやすいパートが非常に多い。その上ここのパートはほぼ全てmid2Eで構成されているため、体力的にも尋常じゃなくしんどいだろう。
サビに入ると早口はやや落ち着くが、依然としてmid2Eが連発する。地声最高音はhiAと結構高く、サビ前を含めて合計で4度登場するため安定して出せるのは前提条件だ。mid2Eの連発はどうにもならないが、高音域は基本的に独立しているため、裏声での対応は案外しやすいか。ラストのmid2Gを含むフェイクにも注意。
必要なのは体力と滑舌、という少し珍しい楽曲。音程変化はそう複雑ではないが、それを圧倒的なスピードでカバーしているといったところだ。低音域が狭いため寧ろ女性の方が歌いやすいと言っても過言ではないだろう。