コンピューターおばあちゃん - 鬼レンチャンWiki

アーティスト：酒井司優子
予想レベル：5
作詞・作曲：伊藤良一

予想歌唱範囲：1番フル

地声最低音：mid2C#(明治生まれのコンピューター 等)
地声最高音：hiC#(イェイイェイぼくは 等計5箇所)

酒井司優子の楽曲。
もともとはNHKのアマチュア作曲コンテスト番組『あなたのメロディー』に投稿された入賞作品であるのだが、1981年に坂本龍一氏の編曲により、東京放送児童合唱団の酒井司優子(しゅうこ)が歌唱したバージョンが『みんなのうた』にて放送された。コスミック・インベンションという「Y.M.O.ジュニア」という位置づけのグループが『あなたのメロディー』内で披露した方が先ではあるが、現在では本バージョンの方が有名である。また、2024年の紅白歌合戦ではNHKの放送100年記念企画としてILLITのIROHAとMOKA、Number_i、ME:IのKEIKOとSHIZUKUによって本楽曲がカバーされたことでも話題となった。そのほか、Perfume等複数のアーティストにカバーされている。

童謡から、歌いやすいというイメージを持ちやすいかもしれないが、音程面、音域面ともにしっかり難しいため、意外と歌ってみると全然歌えない、というタイプの楽曲。
Aメロは音程がかなりややこしく、「おばあちゃんは」のようにアーチ型に上下する音程のほか、「明治生まれのコンピューター」のように言葉が詰まっている箇所もあり、そこまでの高音は登場しないがしっかり難しい。また同じメロディーを2周する構成であるため1回目が終わったからといって気が抜けると容赦なく赤証明が襲ってくるだろう。
BメロもAメロとはまた異なる種類の難しさがある。
「物知り博学」のように頻出する中高音域で階段状に上下する音程が捉えづらく、その後の「元気にワンツースリー」で地高hiC#が登場する等、揺れる音程の途中で高音が登場するため高音、ピッチの両方を安定させなければならない。「得意のABC」のような2音間を行き来する音程も登場する。
サビはメロよりも音程移動はやや穏やかではあるが、高音を要求される箇所が多く、体力面にも注意が必要。
特に地声最高音が頻出する「イェイイェイぼくは大好きさ」のフレーズがラストに訪れるため、ここまで体力を残せるかどうかが鍵となってくるだろう。