(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:FRUITS ZIPPER
予想レベル:8
予想レベル:8
作詞:中原徹也・早川博隆
作曲:早川博隆
編曲:亀谷春菜・大原大輝
作曲:早川博隆
編曲:亀谷春菜・大原大輝
想定歌唱範囲:落ちサビ〜(誰にだって 隠したって〜 約59秒)
地声最低音:mid2B(言葉でさ、じゆうを信じて)
最高音:hiD♯(素敵なゆめを)
最高音:hiD♯(素敵なゆめを)
2022年4月10日のお披露目ライブと同日にリリースされたFRUITS ZIPPERの1st配信シングル(*1)。
のちにレコ大最優秀新人賞を受賞したりハムハムダンスで荒らすだけ荒らして番組史上最速で失敗したり日本武道館や東京ドームで公演することとなる7色の物語はここから始まったと言えよう。
のちにレコ大最優秀新人賞を受賞したり
また、実は沖縄のブランド「LIBERTY FORCE」とのコラボ楽曲でもあり、ブランドが掲げる「CHASE YOUR BRIGHT FUTURE」というメッセージの和訳がそのまま楽曲名になっているほか、ブランド名自体も歌詞の中で4回登場している。
ここから令和のNEW KAWAIIアイドルとしてその名があまねく知られていくことを考えると、「自由の力」を名乗るブランドといきなりコラボすることになったのもまた一つの運命なのかもしれない。
ここから令和のNEW KAWAIIアイドルとしてその名があまねく知られていくことを考えると、「自由の力」を名乗るブランドといきなりコラボすることになったのもまた一つの運命なのかもしれない。
サビ冒頭の「誰にだって 隠したって」ではmid2D→hiBによる10音の跳躍が登場するほか、「誰に」の音程がmid2D→mid2C♯→mid2Dとなっている点が生半可な練習だとミスをしやすい。
このメロディは計4回(跳躍は1回につき2個含まれているため8回)登場するが、うちラスサビとなる3・4回目では転調によりキーが1つ上がっているため注意。
このメロディは計4回(跳躍は1回につき2個含まれているため8回)登場するが、うちラスサビとなる3・4回目では転調によりキーが1つ上がっているため注意。
| + | サビ冒頭の難所の詳細 |
そして、この次の「言葉でさ」が特に鬼門。
ただ黙って聴く分にはゆいちゃんの温かく優しい歌声も相俟って全く難しく聴こえないと思われるが、実際には
「mid2D→mid2D→mid2B→mid2G→mid2F♯」
の音程を捉えるのがかなり難しい。具体的には「言葉」が想定された音程よりも低く出てしまいがちであり、程よく警戒していないと「ちゃんと伝えられなかった」とイジられかねない。
ただ黙って聴く分にはゆいちゃんの温かく優しい歌声も相俟って全く難しく聴こえないと思われるが、実際には
「mid2D→mid2D→mid2B→mid2G→mid2F♯」
の音程を捉えるのがかなり難しい。具体的には「言葉」が想定された音程よりも低く出てしまいがちであり、程よく警戒していないと「ちゃんと伝えられなかった」とイジられかねない。
さらに嫌らしいポイントは、転調後の「メロディーと」をはじめとする他の同メロディのフレーズとは音程バーの動きが僅かに異なっている点だ。
上記の通り「言葉」はmid2D→mid2D→mid2Bだが、落ちサビラストの「自由」、ラスサビ中盤の「メロディー(とリズム)」「もっと(遠くまで)」はmid2B→mid2D→mid2Bとなっている。
これに加え、転調後「もっと遠くまで」には落ちサビ「自由を信じて」に無かったフェイクがやや含まれている点も地味に嫌らしい。
聴けば納得いくとはいえ、鬼レンチャンの目線で見ると厄介なバーがてんこもりであり、これもまた原曲を聴いてバーを見ながら歌いまくるのが最善の練習法になるだろう。
上記の通り「言葉」はmid2D→mid2D→mid2Bだが、落ちサビラストの「自由」、ラスサビ中盤の「メロディー(とリズム)」「もっと(遠くまで)」はmid2B→mid2D→mid2Bとなっている。
これに加え、転調後「もっと遠くまで」には落ちサビ「自由を信じて」に無かったフェイクがやや含まれている点も地味に嫌らしい。
聴けば納得いくとはいえ、鬼レンチャンの目線で見ると厄介なバーがてんこもりであり、これもまた原曲を聴いてバーを見ながら歌いまくるのが最善の練習法になるだろう。
ここを抜けても高速に降りる階段、高音hiDを含む2度の「Hello Hello Hello」、早いテンポと多めなワード数よる「新しい世界の始まり」、ラストのmid2Fロングトーンが待っており、総じて挑戦者に休む暇を与えない難曲である。
以上より、高音はもちろんその前の低音部分にも注意が必要な楽曲であり、転調やロングトーンのことばかり意識しているとその前の何気なさそうな箇所で赤が出てしまう曲と言えよう。
ふるっぱー楽曲内の難易度でいえば「かがみ」や「ぴゅあいんざわーるど」ほどはっちゃけたバーではないことからまだ容易そうな雰囲気はあるものの、この世の楽曲と比較すれば十分に高難易度なので、鬼レンチャンの物語に続きをもたらすためにもしっかり練習を積んでおきたい。
ふるっぱー楽曲内の難易度でいえば「かがみ」や「ぴゅあいんざわーるど」ほどはっちゃけたバーではないことからまだ容易そうな雰囲気はあるものの、この世の楽曲と比較すれば十分に高難易度なので、鬼レンチャンの物語に続きをもたらすためにもしっかり練習を積んでおきたい。
余談だが、落ちサビ前の「書きかけだった僕独りの物語に 続きをくれたのは君だったんだ」という一節は赤色担当「あまねき」こと月足天音 氏のソロパートであるが、この歌詞はHKT48在籍時代の彼女の卒業公演のタオルに書かれていた「Her story continues to the next chapter…」(彼女の物語は次の章へと続く)へのアンサーとなっており、あまねき本人もXにて「物凄い思い入れがあるところ」と語っている。
怪我や体調不良に見舞われ、新型コロナウイルス感染症の流行によりHKT卒業公演すらも無観客開催であった月足氏にとって、大好きなアイドルとして生きていくということは最大の幸せであると同時に困難な道でもあった。
それでも、休養期間中に再びアイドルの魅力を見つめ直すことができた彼女は、事務所との出会いを契機にFRUITS ZIPPERとして「物語」の続きを書き始めたのである。
このようなエピソードもあり、ライブのときはペンライトを赤色にして「あーまね!あーまね!」とコールをするのが定番となった。
怪我や体調不良に見舞われ、新型コロナウイルス感染症の流行によりHKT卒業公演すらも無観客開催であった月足氏にとって、大好きなアイドルとして生きていくということは最大の幸せであると同時に困難な道でもあった。
それでも、休養期間中に再びアイドルの魅力を見つめ直すことができた彼女は、事務所との出会いを契機にFRUITS ZIPPERとして「物語」の続きを書き始めたのである。
このようなエピソードもあり、ライブのときはペンライトを赤色にして「あーまね!あーまね!」とコールをするのが定番となった。
というわけでこちらも範囲としたいところではあるが、ここを含めた場合その歌唱時間は約1分23秒とかなり長くなってしまうため、ここでは「誰にだって」以降(それでも約59秒とだいぶ長いが)を想定歌唱範囲として記述している。
ただ、きみあか、もっといえばふるっぱーを語るうえで間違いなく大切なパートではあるため、スタッフに30秒前から全力でやりたいと交渉してでも歌う価値はあるだろう。そういえば過去にそんな人がいたような……(*2)
ただ、きみあか、もっといえばふるっぱーを語るうえで間違いなく大切なパートではあるため、スタッフに30秒前から全力でやりたいと交渉してでも歌う価値はあるだろう。そういえば過去にそんな人がいたような……(*2)
