オリオキバのデュエマオリカ置き場(kokiさんのオリカ置き場) @ ウィキ
DMKP-08背景ストーリー
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新たな世界
既にファイブではなくなってしまったV・フォースとビザラ・パレードはアンベークを追いかけ、名前のない宇宙まで来ていた。自然文明を失い不安定だったビザラ・パレードは、なんとか時空を越えたものの座標がバラけ、V・フォースたちは散り散りになっていた。
新しい宇宙に到着した瞬間、V・フォースのマスター4人は先刻訪れた不思議な空間に再び立っていた。とは言っても実際には全員バラバラなので、これは意識や魂がここに来ているのだとルードゥスは思った。
しかし、先刻とは異なり脚を踏み出しても元の場所に戻されることはなかった。両側に立ち並ぶクリーチャーと思しき像の間を抜け、空間の一番奥に辿り着いた4人。そこには石碑が置かれ、こう刻まれていた……『超獣覇業来歴』。
超獣覇業来歴とは、超獣世界の未来の危機の時に現れる超獣達の伝説と歴史を紡ぐ空間である。未来に覚悟を持って立ち向かう者にその伝説と歴史の力を継承するのである。
超獣覇業来歴が何たるかを知った瞬間、背後にアンベークが現れた!「超獣覇業来歴……こいつは丁度いい!」そう叫ぶと、何体かの像に自身の身体から垂れる槍を突き刺した!
刹那、超獣覇業来歴の空間が歪み、V・フォースのマスター達は元のバラバラの場所に戻っていた。すぐに気付いたのは、それぞれの場所で王を名告る輩が自分の手下たちに攻撃をしている様であった。
アンベークが超獣覇業来歴の伝説と歴史の力をその像から吸い取り、仮初の王を造り出したのだ。必外王、嗜眠王、浅薄王、偽名王がそれぞれV・フォースの前に立ちはだかる。
新しい宇宙に到着した瞬間、V・フォースのマスター4人は先刻訪れた不思議な空間に再び立っていた。とは言っても実際には全員バラバラなので、これは意識や魂がここに来ているのだとルードゥスは思った。
しかし、先刻とは異なり脚を踏み出しても元の場所に戻されることはなかった。両側に立ち並ぶクリーチャーと思しき像の間を抜け、空間の一番奥に辿り着いた4人。そこには石碑が置かれ、こう刻まれていた……『超獣覇業来歴』。
超獣覇業来歴とは、超獣世界の未来の危機の時に現れる超獣達の伝説と歴史を紡ぐ空間である。未来に覚悟を持って立ち向かう者にその伝説と歴史の力を継承するのである。
超獣覇業来歴が何たるかを知った瞬間、背後にアンベークが現れた!「超獣覇業来歴……こいつは丁度いい!」そう叫ぶと、何体かの像に自身の身体から垂れる槍を突き刺した!
刹那、超獣覇業来歴の空間が歪み、V・フォースのマスター達は元のバラバラの場所に戻っていた。すぐに気付いたのは、それぞれの場所で王を名告る輩が自分の手下たちに攻撃をしている様であった。
アンベークが超獣覇業来歴の伝説と歴史の力をその像から吸い取り、仮初の王を造り出したのだ。必外王、嗜眠王、浅薄王、偽名王がそれぞれV・フォースの前に立ちはだかる。
ローナ対シシキハヤテ
ローナ率いるワンドペドラーの前に立ちはだかるのは、必外王 シシキハヤテ。とても早くあらゆる攻撃を躱す。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより身体の実体を持たない為、物理攻撃が効かないのだ。
ワンドペドラーたちはシシキハヤテに攻撃しようとするも、あまりの速さに翻弄され、挙句、実体すら持たないので掴むこともできていなかった。ローナも自分の仕入れたありったけの武器で攻撃するが、結果は同じであった。
躱し、蹴り、回り込み、打ち、すり抜け、叩く。シシキハヤテは少しずつワンドペドラーの戦力を削ぎ続けた。また、シシキハヤテの他にアンベークが用意したオーバーズもワンドペドラーを翻弄していた。
ローナとワンドペドラーたちは次第に疲弊していった。シシキハヤテの圧倒的な速さと実体の無い身体に対抗する手段が見つからないまま、攻撃は空を切り続けていた。しかし、ローナはふと立ち止まり、商売人としての本質を思い出した。
商売人としての本質、それは魂からの渇望だ。ローナが今欲しがっているのはシシキハヤテへの勝利である。「私は欲しい物は絶対に手に入れるんだよ!何があっても絶対にな!!」ローナが叫んだ瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
ワンドペドラーたちはシシキハヤテに攻撃しようとするも、あまりの速さに翻弄され、挙句、実体すら持たないので掴むこともできていなかった。ローナも自分の仕入れたありったけの武器で攻撃するが、結果は同じであった。
躱し、蹴り、回り込み、打ち、すり抜け、叩く。シシキハヤテは少しずつワンドペドラーの戦力を削ぎ続けた。また、シシキハヤテの他にアンベークが用意したオーバーズもワンドペドラーを翻弄していた。
ローナとワンドペドラーたちは次第に疲弊していった。シシキハヤテの圧倒的な速さと実体の無い身体に対抗する手段が見つからないまま、攻撃は空を切り続けていた。しかし、ローナはふと立ち止まり、商売人としての本質を思い出した。
商売人としての本質、それは魂からの渇望だ。ローナが今欲しがっているのはシシキハヤテへの勝利である。「私は欲しい物は絶対に手に入れるんだよ!何があっても絶対にな!!」ローナが叫んだ瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
アーリフ対エンジェロス
アーリフ率いるアップローレスの前に立ちはだかるのは、嗜眠王 エンジェロス。意識を奪う眠りの王。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより力の解放すらも抑制する。
エンジェロスの身体から出るガスにより、アップローレスは次々と眠ってしまう。アーリフも自由の力で応戦しようとするが、力を解放することができなかった。
自由を求めるアップローレスにとって、思うように戦えないエンジェロスの力はとても辛いものがあった。そのストレスは眠っている間もアップローレスたちの精神を蝕み続けた。
眠りの王の前に目を開けていられないアーリフはあえて目を閉じ、この状況を打開する策に思考を巡らせた。意識の闇の中、彼は1つのとある感情に行き着いた。
「力の抑制、兵の抑圧、意識の束縛……そんなチンケなモンで俺は止まっちまうんだな……」アーリフが辿り着いた感情は悲しみであった。自由の王が初めて悲しみを知った時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
エンジェロスの身体から出るガスにより、アップローレスは次々と眠ってしまう。アーリフも自由の力で応戦しようとするが、力を解放することができなかった。
自由を求めるアップローレスにとって、思うように戦えないエンジェロスの力はとても辛いものがあった。そのストレスは眠っている間もアップローレスたちの精神を蝕み続けた。
眠りの王の前に目を開けていられないアーリフはあえて目を閉じ、この状況を打開する策に思考を巡らせた。意識の闇の中、彼は1つのとある感情に行き着いた。
「力の抑制、兵の抑圧、意識の束縛……そんなチンケなモンで俺は止まっちまうんだな……」アーリフが辿り着いた感情は悲しみであった。自由の王が初めて悲しみを知った時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
ゼバス対ホライセン
ゼバス率いるカースド・シンガーの前に立ちはだかるのは浅薄王 ホライセン。「全ては平等に」を口実に力を奪う。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより死ぬことも無い。ホライセンに力を奪われ、思うように戦えないカースド・シンガーたち。ゼバスもありったけの歌の力で応戦するが、ホライセンは死なない為、ゼバスもまた思うように戦えていなかった。呪いから解放される歌の力で自らを強化するカースド・シンガーだが、ホライセンの“すべてを平等にする力”はそれを許さず、ホライセンは死なない為、呪いをぶつけても無駄だった。
ゼバスも含めカースド・シンガーたちは呪われた存在である。彼女らの主力は呪いから解放される為に得た歌の力で、呪いの力は自らに課せられた呪いに巻き込ませてるだけに過ぎない。しかし、彼女らにも内に秘めた呪いの力はあるのだ。
「必死に死や呪いから逃げようとしてきた私が、自ら闇の力を求めるとはな……産まれた時から呪われてるのさ、堕ちるとこまで……堕ちてやるよ!」ゼバスが秘めたる呪いの力を解放しようと決心した瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた。
ゼバスも含めカースド・シンガーたちは呪われた存在である。彼女らの主力は呪いから解放される為に得た歌の力で、呪いの力は自らに課せられた呪いに巻き込ませてるだけに過ぎない。しかし、彼女らにも内に秘めた呪いの力はあるのだ。
「必死に死や呪いから逃げようとしてきた私が、自ら闇の力を求めるとはな……産まれた時から呪われてるのさ、堕ちるとこまで……堕ちてやるよ!」ゼバスが秘めたる呪いの力を解放しようと決心した瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた。
ルードゥス対フォロイド
ルードゥス率いるクレイテイマーの前に立ちはだかるのは、偽名王 フォロイド。一切の感情もなくただ破壊と暴力の限りを尽くす。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーによりゼロの力を得た。
クレイテイマーは魔力と魔力を繋ぐことでその力を発揮するが、フォロイドの破壊の力を前にはほとんど為す術が無かった。掴みどころのないゼロの力にルードゥスも思ったように力を出せていなかった。楽しく生きるクレイテイマーにとって、動機や欲望に満ちた力は楽しむ対象となるが、フォロイドはただ破壊するだけでその真意が存在せず、何も楽しくなかった。
楽しく生きるルードゥスは戦いの中でも“楽しい”を大切にしてきたが、フォロイドに対しては、怒りが燃え上がっていた。彼の怒りはその圧倒的な破壊の力に押し返される。それでも、楽しくないルードゥスの心には一つの信念があった。
「V・フォースに選ばれたからお前を止めるんじゃない!お前がいたら皆が笑えないからお前を止めるんだ!」ルードゥスが叫んだ時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
クレイテイマーは魔力と魔力を繋ぐことでその力を発揮するが、フォロイドの破壊の力を前にはほとんど為す術が無かった。掴みどころのないゼロの力にルードゥスも思ったように力を出せていなかった。楽しく生きるクレイテイマーにとって、動機や欲望に満ちた力は楽しむ対象となるが、フォロイドはただ破壊するだけでその真意が存在せず、何も楽しくなかった。
楽しく生きるルードゥスは戦いの中でも“楽しい”を大切にしてきたが、フォロイドに対しては、怒りが燃え上がっていた。彼の怒りはその圧倒的な破壊の力に押し返される。それでも、楽しくないルードゥスの心には一つの信念があった。
「V・フォースに選ばれたからお前を止めるんじゃない!お前がいたら皆が笑えないからお前を止めるんだ!」ルードゥスが叫んだ時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
超獣覇業来歴の力
超獣覇業来歴の力を継承するのに必要なのは、未来に覚悟を持って立ち向かう言葉である。想うだけでは伝わらない。声にならずとも届くコエを出せば、真に想いは伝わるのだ。
光り輝いた4体の像の光は虹色に輝く玉となり、ローナ、アーリフ、ゼバス、ルードゥスの元にそれぞれ現れ、ゆっくりと身体を包み込んだ。
「必中王」は、全ての的を百発百中で撃ち抜く。欲しい物は絶対に手に入れたいというローナの欲にその覚悟を見た。
「覚醒王」は、新たな力の目覚めにかしずく。アーリフの悲しみという感情にその覚悟を見た。
「深淵王」は、深淵に触れた者を更に深淵に引き摺り込む。ローナの呪いの力の解放にその覚悟を見た。
「真実王」は、純粋な感情を力の根源とする。フォロイドを許さないルードゥスの怒りにその覚悟を見た。
必中王、覚醒王、深淵王、真実王となったV・フォースのマスターたち。アンベークが作りだした仮初の王が、超獣覇業来歴から正式に力を継承した4人の王にどうやって勝てようか。4人の力は圧倒的だった。
光り輝いた4体の像の光は虹色に輝く玉となり、ローナ、アーリフ、ゼバス、ルードゥスの元にそれぞれ現れ、ゆっくりと身体を包み込んだ。
「必中王」は、全ての的を百発百中で撃ち抜く。欲しい物は絶対に手に入れたいというローナの欲にその覚悟を見た。
「覚醒王」は、新たな力の目覚めにかしずく。アーリフの悲しみという感情にその覚悟を見た。
「深淵王」は、深淵に触れた者を更に深淵に引き摺り込む。ローナの呪いの力の解放にその覚悟を見た。
「真実王」は、純粋な感情を力の根源とする。フォロイドを許さないルードゥスの怒りにその覚悟を見た。
必中王、覚醒王、深淵王、真実王となったV・フォースのマスターたち。アンベークが作りだした仮初の王が、超獣覇業来歴から正式に力を継承した4人の王にどうやって勝てようか。4人の力は圧倒的だった。
「必中王」の力
「さあさあ 寄ってらっしゃい 見てらっしゃい お相手は回避の才・空虚の体から成る必外の王 凡ゆる攻め手を躱し避け、挙句掴むことも儘ならぬ それに立ち向かうは一端の商い人 見せるは完膚無き勝利 魅せるは魂揺るがす商いの術 お代は見てのお帰りだよ」ローナの口上が宇宙に響き渡る。
魂に直接畳み掛けるローナの新しい力は、速すぎるシシキハヤテを確実に捕えることに成功していた。留まることの無い怒濤のぺドラッシュを受けたシシキハヤテはとうとう、宇宙の闇に沈んだ。
魂に直接畳み掛けるローナの新しい力は、速すぎるシシキハヤテを確実に捕えることに成功していた。留まることの無い怒濤のぺドラッシュを受けたシシキハヤテはとうとう、宇宙の闇に沈んだ。
「覚醒王」の力
悲しみを知り、自己嫌悪に陥ったアーリフは初めて自分自身を見つめ直した。その結果、自身の欠点を把握し、克服できた。これまで、自由な強さで生きてきた彼が、心の隅で感じていた自由の不自由さをとうとう乗り越えたのだ。
自由の不自由さを乗り越え、真に自由となったアーリフにとって、エンジェロスの束縛なんてチンケなモンだった。真の自由の王が放つ不死不知を受けたエンジェロスは跡形もなく崩壊した。
自由の不自由さを乗り越え、真に自由となったアーリフにとって、エンジェロスの束縛なんてチンケなモンだった。真の自由の王が放つ不死不知を受けたエンジェロスは跡形もなく崩壊した。
「深淵王」の力
自らにかけられた呪いを受け入れ、その力を使う覚悟を決めたローナ。本来、呪いから逃れる為に得た救いの歌の力は、自らが内包する呪いを増幅し放出する力へと昇華された。
「私たちは初めからずっとマイナスなんだよ。全ては平等なんだろ?さぁ、堕ちてこいよ!」救いでもあり呪いでもあるコーラスペルを受けたホライセンは永遠に深淵へと呑まれていった。
「私たちは初めからずっとマイナスなんだよ。全ては平等なんだろ?さぁ、堕ちてこいよ!」救いでもあり呪いでもあるコーラスペルを受けたホライセンは永遠に深淵へと呑まれていった。
「真実王」の力
怒りは、未来を最大限楽しむための助走のようなものだ。ルードゥスが本来持つ楽しく生きる力と、新たに得た楽しくないことへの怒りの力は相乗され、何倍もの力に膨れ上がっていた。
ルードゥスが怒りも楽しさも喜びも哀しみも嬉しさも怖さも全部ひっくるめて放った攻撃をフォロイドが躱した瞬間、オルタチェンジによりその攻撃から現れたルードゥスは、フォロイドを完膚なきまでに殴り倒した。
ルードゥスが怒りも楽しさも喜びも哀しみも嬉しさも怖さも全部ひっくるめて放った攻撃をフォロイドが躱した瞬間、オルタチェンジによりその攻撃から現れたルードゥスは、フォロイドを完膚なきまでに殴り倒した。
別の戦い
V・フォースがそれぞれ、仮初の王と戦っている頃、ビザラ・パレードにも仮初の王と無数のオーバーズがさし向けられていた。失彩王と嵐撃王を相手に立ちはだかるのは、無垢の宝剣とハザリア・ガウスだ。
失彩王、嵐撃王の他にビザラ・パレードを襲う無数のオーバーズに立ち向かうのは、ビザラ・パレードを守るために新しい力を得たダウト・ビー、チゼル・レイ、スター・グリムたちだった。ダウト・ビーたちは新しい力として革命チェンジを体得した。オーバーズの命を奪って成り替わる絶命チェンジに対抗し、絆の力を繋ぐ技だ。
無垢の宝剣と相対するのは、失彩王 アフロミーア。オーバーズとしては異例の、素でゼロの力を操る。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより文明の力を奪い行使する力を得た。
薔薇の勇者ハザリア・ガウスと相対するのは、嵐撃王 ユルースィ。まるで嵐と見紛う程の止むことの無い怒涛の銃撃を放つ。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより、銃弾は失速せず、跳弾を続ける。
無垢の宝剣は知っていた。V・フォースのマスターやハザリア・ガウスに比べて自分の実力が遙かに劣っていることを。アフロミーアの攻撃をなんとか受け止めながら、自分の実力の足りなさを痛感していた。
ビザラ・パレードを引き連れ、自分の世界を含めてあらゆる宇宙や世界を救うV・フォースは勿論のこと、これまでの常識が通用しないレインボー軍に引けを取らない程の軍隊と技をまとめあげたハザリア・ガウスも自分にとっては雲の上の存在のようであった。
ハザリア・ガウスは、周りにいたスター・グリムやダウト・ビーたちにウェーブ・ストライカーの力を与えユルースィに対抗したが、ユルースィの跳弾はスター・グリムたちを戦闘不能にし、ハザリア・ガウスにも重症を負わせた。
傷口を抑えながら立ち上がるハザリア・ガウスは、とある人物を思い出していた。正確にはあの日から忘れたことなどなかったので、思い出すというよりは、他の思考を抑えてより強く思ったという方が正しかった。
「君には関係ないかもしれないけど、僕の世界では文明同士の争いが耐えなかった。でも、ビザラ・パレードについて来て、皆を見ていて気付いたんだ。文明は一つ足りとも欠けちゃダメなんだって!」無垢の宝剣が叫んだ時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
「五元王」は、5文明の輪を大切にする。文明は1つたりとも欠けてはならないという無垢の宝剣の想いにその覚悟を見た。
「……あの時、僕がもっと早く覚悟を決めていれば、この引き金を引いていたのは君だったんだと思う……ここまで一緒に戦ってくれてありがとう……引き金はもう二度と引かない……この一発が全てで、この一撃で最後だ!」 ハザリア・ガウスが引き金に指を掛けた瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
「一撃王」は、引き金を2度引かない。友の為に最後の撃鉄を起こしたハザリア・ガウスの覚悟をしかと見た。
アフロミーアが文明を奪う力を行使しても、イノセントの全てに染まる力の前ではまるで無意味だった。イノセントはアフロミーアに向かって、ありったけの力で自前の刀を振り下ろした。
ハザリア・ガウスが撃ち出した弾丸は、跳弾を続けるユルースィの無数の弾丸を跳ね除けながら、三重螺旋回転を描き、ユルースィの身体を貫いた。
失彩王、嵐撃王の他にビザラ・パレードを襲う無数のオーバーズに立ち向かうのは、ビザラ・パレードを守るために新しい力を得たダウト・ビー、チゼル・レイ、スター・グリムたちだった。ダウト・ビーたちは新しい力として革命チェンジを体得した。オーバーズの命を奪って成り替わる絶命チェンジに対抗し、絆の力を繋ぐ技だ。
無垢の宝剣と相対するのは、失彩王 アフロミーア。オーバーズとしては異例の、素でゼロの力を操る。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより文明の力を奪い行使する力を得た。
薔薇の勇者ハザリア・ガウスと相対するのは、嵐撃王 ユルースィ。まるで嵐と見紛う程の止むことの無い怒涛の銃撃を放つ。それだけでなく、超獣覇業来歴のエネルギーにより、銃弾は失速せず、跳弾を続ける。
無垢の宝剣は知っていた。V・フォースのマスターやハザリア・ガウスに比べて自分の実力が遙かに劣っていることを。アフロミーアの攻撃をなんとか受け止めながら、自分の実力の足りなさを痛感していた。
ビザラ・パレードを引き連れ、自分の世界を含めてあらゆる宇宙や世界を救うV・フォースは勿論のこと、これまでの常識が通用しないレインボー軍に引けを取らない程の軍隊と技をまとめあげたハザリア・ガウスも自分にとっては雲の上の存在のようであった。
ハザリア・ガウスは、周りにいたスター・グリムやダウト・ビーたちにウェーブ・ストライカーの力を与えユルースィに対抗したが、ユルースィの跳弾はスター・グリムたちを戦闘不能にし、ハザリア・ガウスにも重症を負わせた。
傷口を抑えながら立ち上がるハザリア・ガウスは、とある人物を思い出していた。正確にはあの日から忘れたことなどなかったので、思い出すというよりは、他の思考を抑えてより強く思ったという方が正しかった。
「君には関係ないかもしれないけど、僕の世界では文明同士の争いが耐えなかった。でも、ビザラ・パレードについて来て、皆を見ていて気付いたんだ。文明は一つ足りとも欠けちゃダメなんだって!」無垢の宝剣が叫んだ時、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
「五元王」は、5文明の輪を大切にする。文明は1つたりとも欠けてはならないという無垢の宝剣の想いにその覚悟を見た。
「……あの時、僕がもっと早く覚悟を決めていれば、この引き金を引いていたのは君だったんだと思う……ここまで一緒に戦ってくれてありがとう……引き金はもう二度と引かない……この一発が全てで、この一撃で最後だ!」 ハザリア・ガウスが引き金に指を掛けた瞬間、超獣覇業来歴に並ぶ像の1つが光り輝いた!
「一撃王」は、引き金を2度引かない。友の為に最後の撃鉄を起こしたハザリア・ガウスの覚悟をしかと見た。
アフロミーアが文明を奪う力を行使しても、イノセントの全てに染まる力の前ではまるで無意味だった。イノセントはアフロミーアに向かって、ありったけの力で自前の刀を振り下ろした。
ハザリア・ガウスが撃ち出した弾丸は、跳弾を続けるユルースィの無数の弾丸を跳ね除けながら、三重螺旋回転を描き、ユルースィの身体を貫いた。
覚悟の力を得た2人の王はアフロミーアとユルースィを倒すことに成功した。それを1番近くで見ていたのは、ビザラ・パレードを守るスター・グリムたちだった。
言わばゲストであるイノセントとハザリア・ガウスに、戦いの覚悟を見せつけられ、俺たちは何をやってるんだと自らを律したスター・グリムたち。当然、彼らのビザラ・パレードを護るという想いもマスターたちの覚悟に匹敵する。
力を結集し、マスターと同等の力を得たスター・グリムたち。ビザラ・パレードの周りにいる無数のオーバーズ相手にその実力を遺憾なく発揮した。
言わばゲストであるイノセントとハザリア・ガウスに、戦いの覚悟を見せつけられ、俺たちは何をやってるんだと自らを律したスター・グリムたち。当然、彼らのビザラ・パレードを護るという想いもマスターたちの覚悟に匹敵する。
力を結集し、マスターと同等の力を得たスター・グリムたち。ビザラ・パレードの周りにいる無数のオーバーズ相手にその実力を遺憾なく発揮した。
継承の力
超獣覇業来歴の覚悟の力を授かったV・フォースのマスター達は仮初の王を倒し、ビザラ・パレードの元に戻ってきた。
それとほぼ同時に、ビザラ・パレードの前にアンベークが現れた。
アンベークは超獣覇業来歴と繋がるゲートを開いた。そこに佇む2体の像から、希望を操る希望王エスポワール、絶望を操る絶望王デゼスポワルを生み出した。2体の仮初の王はそれぞれ未来改変の力を持っていた。
アンベークは更に、超獣覇業来歴の力を使わずにキルファディロム 、カゲウラマノノフ、デストロキアシス、エンクギルウォンと、数体の強力なオーバーズを生み出し、無数の小さなオーバーズもこれでもかと生み出した。
「なぜコイツらも超獣覇業来歴のエネルギーで造らないんだ?あそこには12体居たはずだ……まさか、“造らない”んじゃなく“造れない”のか?」───必中王 ローナ
「奴はプログレンの力を欲していた……これが奴自身の力だけでは奴の目的が果たせない事への裏返しなのだとしたらどうだ?奴は……ギリギリなんだ。世界を0から創って消耗していない訳がない。押せば……勝てる!」───真実王 ルードゥス
必中王ローナと相対するキルファディロム。キルファディロムは目に見えるものすべてを破壊するも、ローナは破壊されたものに価値を与え自分の力にしていった。
「死んだ仲間に特別な想いなんてありゃしないけどね……これがアンタが壊した奴らの価値だよ!!」
ローナのぺドラッシュはキルファディロムのすべてを壊し尽くした。
覚醒王 アーリフと相対するエスポワール。未来改変の力を行使するエスポワールだったが、真の自由に覚醒したアーリフが、未来ほど自由なモノをたかがオーバーズ1匹に好き勝手させるわけもなく、どの未来のアーリフもエスポワールを殺し続けた。
深淵王 ゼバスと相対するカゲウラマノノフ。カゲウラマノノフは、還流の儀式により決して絶えることの無い不滅の血統を持つ。「なんだ、お前も死ねないのか。……違うな、血統が絶えないのか。どちらにしても呪われてんな」そう呟いたゼバスはカゲウラマノノフをサクッと深淵に誘った。
真実王 ルードゥスと相対するデストロキアシス。デストロキアシスは周囲のオーバーズの命を犠牲にその力を奮った。しかし、ルードゥスはその力を元に自分の分身を3体生み出した。デストロキアシスは周囲のオーバーズを犠牲にしていた為、4対1の構図となり、デストロキアシスは容赦なくボコボコにされた。
一撃王 ハザリア・ガウスと相対するデゼスポワル。未来改変の力を行使するデゼスポワルだったが、先の戦いでふたつの銃口から飛び出た弾丸のうち、嵐撃王を仕留めなかった方の弾丸がデゼスポワルを49回貫いた。
五元王 イノセントと相対するエンクギルウォン。再生の闇の炎に包まれ、すぐさま再生をしてしまう。イノセントは浄化の光、調和の自然、安寧の闇、根源の水、破壊の火の5つの力を剣に込め、エンクギルウォンを叩っ斬った。それぞれの文明の力が再生の力を無効にし、その命を葬りさった。
超獣覇業来歴の力を得たV・フォースやハザリア・ガウス、イノセントたちにとって、今更取って付けたようなオーバーズでは足止めにすらならなかった。
それとほぼ同時に、ビザラ・パレードの前にアンベークが現れた。
アンベークは超獣覇業来歴と繋がるゲートを開いた。そこに佇む2体の像から、希望を操る希望王エスポワール、絶望を操る絶望王デゼスポワルを生み出した。2体の仮初の王はそれぞれ未来改変の力を持っていた。
アンベークは更に、超獣覇業来歴の力を使わずにキルファディロム 、カゲウラマノノフ、デストロキアシス、エンクギルウォンと、数体の強力なオーバーズを生み出し、無数の小さなオーバーズもこれでもかと生み出した。
「なぜコイツらも超獣覇業来歴のエネルギーで造らないんだ?あそこには12体居たはずだ……まさか、“造らない”んじゃなく“造れない”のか?」───必中王 ローナ
「奴はプログレンの力を欲していた……これが奴自身の力だけでは奴の目的が果たせない事への裏返しなのだとしたらどうだ?奴は……ギリギリなんだ。世界を0から創って消耗していない訳がない。押せば……勝てる!」───真実王 ルードゥス
必中王ローナと相対するキルファディロム。キルファディロムは目に見えるものすべてを破壊するも、ローナは破壊されたものに価値を与え自分の力にしていった。
「死んだ仲間に特別な想いなんてありゃしないけどね……これがアンタが壊した奴らの価値だよ!!」
ローナのぺドラッシュはキルファディロムのすべてを壊し尽くした。
覚醒王 アーリフと相対するエスポワール。未来改変の力を行使するエスポワールだったが、真の自由に覚醒したアーリフが、未来ほど自由なモノをたかがオーバーズ1匹に好き勝手させるわけもなく、どの未来のアーリフもエスポワールを殺し続けた。
深淵王 ゼバスと相対するカゲウラマノノフ。カゲウラマノノフは、還流の儀式により決して絶えることの無い不滅の血統を持つ。「なんだ、お前も死ねないのか。……違うな、血統が絶えないのか。どちらにしても呪われてんな」そう呟いたゼバスはカゲウラマノノフをサクッと深淵に誘った。
真実王 ルードゥスと相対するデストロキアシス。デストロキアシスは周囲のオーバーズの命を犠牲にその力を奮った。しかし、ルードゥスはその力を元に自分の分身を3体生み出した。デストロキアシスは周囲のオーバーズを犠牲にしていた為、4対1の構図となり、デストロキアシスは容赦なくボコボコにされた。
一撃王 ハザリア・ガウスと相対するデゼスポワル。未来改変の力を行使するデゼスポワルだったが、先の戦いでふたつの銃口から飛び出た弾丸のうち、嵐撃王を仕留めなかった方の弾丸がデゼスポワルを49回貫いた。
五元王 イノセントと相対するエンクギルウォン。再生の闇の炎に包まれ、すぐさま再生をしてしまう。イノセントは浄化の光、調和の自然、安寧の闇、根源の水、破壊の火の5つの力を剣に込め、エンクギルウォンを叩っ斬った。それぞれの文明の力が再生の力を無効にし、その命を葬りさった。
超獣覇業来歴の力を得たV・フォースやハザリア・ガウス、イノセントたちにとって、今更取って付けたようなオーバーズでは足止めにすらならなかった。
統一と超越の王、誕生
王たちを蹴散らし、アンベークの前に立ちはだかるV・フォースたち。「時間稼ぎにもならないか……まぁいい」アンベークはそう呟くと両手を上に掲げた。
「帝の陥落、現の入相、脣星落落、死の御阿礼」
アンベークが唱えると、超獣覇業来歴に立つ絶望王の像から力が溢れ、アンベークに宿った。 超獣覇業来歴は覚悟の継承者を選ばなかった。
絶望王の力を手にしたアンベークはさらに、
「不退転の鬨、光の開闢、Every cloud has a silver lining」
と唱えた。すると、希望王の像から力が溢れアンベークに宿ったのだ。
希望王と絶望王の覚悟の力を得たアンベークは、ふたつの未来改変を操る王、絶希望王 アンベークとなった。
「時は……来た!」未来改変の力を得たアンベークは叫ぶ!種族と文明の統一と超越を目論むアンベークは、その力をプログレンの玉に注ぎ込み始めた!
周囲の宇宙が歪みだし、種族の統一を目論む理念、文明の超越を謀る籌策、それを体現させる権化の器の3つが混ぜ合わさり、プログレンの玉から統一と超越の権化Volze王-Balamor首領が誕生した。
Volze王-Balamor首領が誕生した時、皆が一瞬動けなかったのは、アンベークが超獣覇業来歴から得た未来改変の力により、Volze王-Balamor首領の誕生が失敗する未来を全て消しさっていたからだった。
「なんだアイツは?これまでの奴らとは圧倒的に違う……」Volze王-Balamor首領を前にアーリフは思わずそう呟いていた。
Volze王-Balamor首領の力は凄まじく、新たな文明を生み出すほどであった。統一と超越の力を及ぼす技「万象凌駕」により、マスターを除くV・フォースたちが半壊した。
「帝の陥落、現の入相、脣星落落、死の御阿礼」
アンベークが唱えると、超獣覇業来歴に立つ絶望王の像から力が溢れ、アンベークに宿った。 超獣覇業来歴は覚悟の継承者を選ばなかった。
絶望王の力を手にしたアンベークはさらに、
「不退転の鬨、光の開闢、Every cloud has a silver lining」
と唱えた。すると、希望王の像から力が溢れアンベークに宿ったのだ。
希望王と絶望王の覚悟の力を得たアンベークは、ふたつの未来改変を操る王、絶希望王 アンベークとなった。
「時は……来た!」未来改変の力を得たアンベークは叫ぶ!種族と文明の統一と超越を目論むアンベークは、その力をプログレンの玉に注ぎ込み始めた!
周囲の宇宙が歪みだし、種族の統一を目論む理念、文明の超越を謀る籌策、それを体現させる権化の器の3つが混ぜ合わさり、プログレンの玉から統一と超越の権化Volze王-Balamor首領が誕生した。
Volze王-Balamor首領が誕生した時、皆が一瞬動けなかったのは、アンベークが超獣覇業来歴から得た未来改変の力により、Volze王-Balamor首領の誕生が失敗する未来を全て消しさっていたからだった。
「なんだアイツは?これまでの奴らとは圧倒的に違う……」Volze王-Balamor首領を前にアーリフは思わずそう呟いていた。
Volze王-Balamor首領の力は凄まじく、新たな文明を生み出すほどであった。統一と超越の力を及ぼす技「万象凌駕」により、マスターを除くV・フォースたちが半壊した。
意外な助け
壊滅的な被害を受けたV・フォースの前に突如、時空の裂け目が現れた。「まだ出てくるのか」ゼバスの声と同様にV・フォースは、アンベークの更なる刺客が襲い来ることを危惧し、時空の裂け目を警戒した。
V・フォースの心配とは裏腹に、時空の裂け目から現れたのは、超獣覇業来歴の力を継承した、未来王 ワカタケル、終来王 ヨロヅモロギ、決着王 グロータス、友絆王 ボルトルトの4人だった。「超獣覇業来歴から、君たちの危機を感じ取ったんだ!助けに来たよ!」ワカタケルが意気揚々と叫んだ。
ワカタケル、ヨロヅモロギ、グロータス、ボルトルトは、絶希望王 アンベークを、V・フォースらはVolze王-Balamor首領を相手取ることにした。
歴史と今と未来を紡ぐ未来王の力を継承したワカタケルは、アンベークの未来改変を上書きし、その能力を打ち消すことに成功した。
終焉を呼び、新たな歴史の起源をもたらす終来王の力を継承したヨロヅモロギは、その力でアンベークが生み出した無数のオーバーズを蹴散らした。
シンプル故に最強である決着王の覚悟の力を継承したグロータス。グロータスの甲羅はアンベークとの決着をつける為、巨大な砲台へと形を変えた。
友との絆を力に変える友絆王の覚悟の力を継承したボルトルトは、グロータスの砲台を補助するようにグロータスを担ぎ上げた。
V・フォースの心配とは裏腹に、時空の裂け目から現れたのは、超獣覇業来歴の力を継承した、未来王 ワカタケル、終来王 ヨロヅモロギ、決着王 グロータス、友絆王 ボルトルトの4人だった。「超獣覇業来歴から、君たちの危機を感じ取ったんだ!助けに来たよ!」ワカタケルが意気揚々と叫んだ。
ワカタケル、ヨロヅモロギ、グロータス、ボルトルトは、絶希望王 アンベークを、V・フォースらはVolze王-Balamor首領を相手取ることにした。
歴史と今と未来を紡ぐ未来王の力を継承したワカタケルは、アンベークの未来改変を上書きし、その能力を打ち消すことに成功した。
終焉を呼び、新たな歴史の起源をもたらす終来王の力を継承したヨロヅモロギは、その力でアンベークが生み出した無数のオーバーズを蹴散らした。
シンプル故に最強である決着王の覚悟の力を継承したグロータス。グロータスの甲羅はアンベークとの決着をつける為、巨大な砲台へと形を変えた。
友との絆を力に変える友絆王の覚悟の力を継承したボルトルトは、グロータスの砲台を補助するようにグロータスを担ぎ上げた。
恐ろしい力
ワカタケルとヨロヅモロギもグロータスを支えた。4人の力と覚悟を結集し、グロータスの砲台から放たれた一撃は、アンベークを貫いた!しかし、アンベークは最後に残った力を振り絞り、Volze王-Balamor首領に注ぎ込んだ。
アンベークにより更なる力を得たVolze王-Balamor首領。
その力を誇示するかのように、歴史と宇宙を越えて統一と超越の力を及ぼす必殺技「全歴万象凌駕」を放った。
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、ドラゴン・サーガに届いた瞬間、ドラゴンたちはオーバーズへと統一され、ドラグハートの魂と歴史が消滅してしまった!
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、オラクルの支配する世界に届いた瞬間、種族の統一によってオラクルが信仰していた崇高な存在はオーバーズへと成り果ててしまった。
全歴万象凌駕がDM界に届いた瞬間、文明と種族はその均衡を崩し、DM界と現実の境が無くなってしまう。その結果、ムノカゲがオーバーズの力を得て、現実で暴れだした!
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、世界を繋ぐ柱とそれを取り巻く世界に届いた瞬間、世界を繋ぐ柱と龍頭星雲が崩壊し、龍の歴史と鬼の歴史が衝突した。それにより、超獣王来烈伝と邪鬼王来烈伝が互いに消滅し始めた!
全歴万象凌駕により、次々とあらゆる歴史と宇宙に壊滅的被害を与えるVolze王-Balamor首領。全歴万象凌駕の力は凄まじく、その余波によりワカタケルたち4人は元の世界に吹き飛ばされてしまった!
アンベークにより更なる力を得たVolze王-Balamor首領。
その力を誇示するかのように、歴史と宇宙を越えて統一と超越の力を及ぼす必殺技「全歴万象凌駕」を放った。
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、ドラゴン・サーガに届いた瞬間、ドラゴンたちはオーバーズへと統一され、ドラグハートの魂と歴史が消滅してしまった!
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、オラクルの支配する世界に届いた瞬間、種族の統一によってオラクルが信仰していた崇高な存在はオーバーズへと成り果ててしまった。
全歴万象凌駕がDM界に届いた瞬間、文明と種族はその均衡を崩し、DM界と現実の境が無くなってしまう。その結果、ムノカゲがオーバーズの力を得て、現実で暴れだした!
放たれた全歴万象凌駕が宇宙を越え、世界を繋ぐ柱とそれを取り巻く世界に届いた瞬間、世界を繋ぐ柱と龍頭星雲が崩壊し、龍の歴史と鬼の歴史が衝突した。それにより、超獣王来烈伝と邪鬼王来烈伝が互いに消滅し始めた!
全歴万象凌駕により、次々とあらゆる歴史と宇宙に壊滅的被害を与えるVolze王-Balamor首領。全歴万象凌駕の力は凄まじく、その余波によりワカタケルたち4人は元の世界に吹き飛ばされてしまった!
覚悟の力
ビザラ・パレードは記憶に残らず記録も残さないが、歴史、宇宙、種族、文明のバランスを守り続けてきた。しかし、Volze王-Balamor首領の手によって全歴史と全宇宙、全種族と全文明が失われていく中で、その力を失いつつあった。
互いを認知し、交流と対立を深めるビザラ・パレード。その代表であるV・フォースは毎回ランダムに選ばれる。良くも悪くも他者が“そこにいる”事を知るのが目的のこのパレードに選ばれたV・フォースたちは、全く知らない奴らと共に、全く知らない世界でパレードを行い、全く知らない世界をその危機から救っていた。Volze王-Balamor首領が万象凌駕をビザラ・パレードに向けて放った瞬間、V・フォースのマスターたちの身体が光り輝いた!その光はなんと万象凌駕を受け止めていたのだった
「これは……超獣覇業来歴と同じ光?」自分たちを包み込む光を見たゼバスはそう呟いた。
V・フォースのマスターたち。彼らが毎度初めて訪れる全く知らない世界では、全く知らない誰かが未来を変える為に、覚悟を持って巨悪と戦い、或いは運命に抗い続けていた。彼らは、たくさんの覚悟を目の当たりにし、直にその熱や想い、希望を感じていたのだ。
超獣覇業来歴は覚悟の証。超獣覇業来歴が持つ覚悟の力と、V・フォースがビザラ・パレードで訪れた世界の今や未来を想うこと、この2つの何が違うというのだろうか?
「皆……もう一度だけ、ビザラ・パレードを……やってくれないか?」V・フォースのマスターたちから溢れる光を見たハザリアは思わずそう懇願した。
V・フォースのマスターたちは、ビザラ・パレードの行進を始めた。マスターたちの身体から放たれる光は、朽ち果てつつある神輿行列を支えるように包み込み、さらに大きく眩しく光り始めた。
互いを認知し、交流と対立を深めるビザラ・パレード。その代表であるV・フォースは毎回ランダムに選ばれる。良くも悪くも他者が“そこにいる”事を知るのが目的のこのパレードに選ばれたV・フォースたちは、全く知らない奴らと共に、全く知らない世界でパレードを行い、全く知らない世界をその危機から救っていた。Volze王-Balamor首領が万象凌駕をビザラ・パレードに向けて放った瞬間、V・フォースのマスターたちの身体が光り輝いた!その光はなんと万象凌駕を受け止めていたのだった
「これは……超獣覇業来歴と同じ光?」自分たちを包み込む光を見たゼバスはそう呟いた。
V・フォースのマスターたち。彼らが毎度初めて訪れる全く知らない世界では、全く知らない誰かが未来を変える為に、覚悟を持って巨悪と戦い、或いは運命に抗い続けていた。彼らは、たくさんの覚悟を目の当たりにし、直にその熱や想い、希望を感じていたのだ。
超獣覇業来歴は覚悟の証。超獣覇業来歴が持つ覚悟の力と、V・フォースがビザラ・パレードで訪れた世界の今や未来を想うこと、この2つの何が違うというのだろうか?
「皆……もう一度だけ、ビザラ・パレードを……やってくれないか?」V・フォースのマスターたちから溢れる光を見たハザリアは思わずそう懇願した。
V・フォースのマスターたちは、ビザラ・パレードの行進を始めた。マスターたちの身体から放たれる光は、朽ち果てつつある神輿行列を支えるように包み込み、さらに大きく眩しく光り始めた。
暗黙のルール
V・フォースの光とビザラ・パレードの行進に対して、このままだとやばいと感じたVolze王-Balamor首領は、これまでとは比べ物にならないほど渾身の、宇宙と歴史を時空ごと削り取るほどの万象凌駕をビザラ・パレードに向かって放った!!
Volze王-Balamor首領の攻撃にイノセントは叫んだ!
「統一の王が知らないのかい?ビザラ・パレードを目撃した者はそのパレードを楽しむのが暗黙のルール!何人たりとも、そう……何人たりとも!決して!破ってはならないんだぜ!?」
暗黙のルールを破ったVolze王-Balamor首領に対し、ビザラ・パレードは大きな剣に姿を変え、Volze王-Balamor首領を貫いた!!
Volze王-Balamor首領の攻撃にイノセントは叫んだ!
「統一の王が知らないのかい?ビザラ・パレードを目撃した者はそのパレードを楽しむのが暗黙のルール!何人たりとも、そう……何人たりとも!決して!破ってはならないんだぜ!?」
暗黙のルールを破ったVolze王-Balamor首領に対し、ビザラ・パレードは大きな剣に姿を変え、Volze王-Balamor首領を貫いた!!
V・フォースの勝利
V・フォースも自分たちの力をVolze王-Balamor首領にぶつける!猛撃の末、Volze王-Balamor首領は跡形もなく砕け散った!ビザラ・パレードは決まった宇宙も歴史も持たない。ただ、宇宙と歴史を巡回し守る存在に過ぎないのだ!故に、種族と文明の統一と超越の権化、Volze王-Balamor首領に打ち勝つ事ができたのだった!
アンベーク、Volze王-Balamor首領との戦いが終わった。しかし、アンベークとVolze王-Balamor首領が他の宇宙や歴史で起こした被害の影響は残ったままだった。
ビザラ・パレードはオーバーズという脅威が与えたダメージを修復するために再び動き出した。未だ見ぬ宇宙と世界、歴史と未来のために……。 奇界篇終わり。
アンベーク、Volze王-Balamor首領との戦いが終わった。しかし、アンベークとVolze王-Balamor首領が他の宇宙や歴史で起こした被害の影響は残ったままだった。
ビザラ・パレードはオーバーズという脅威が与えたダメージを修復するために再び動き出した。未だ見ぬ宇宙と世界、歴史と未来のために……。 奇界篇終わり。
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