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火の鳥」を以下のとおり復元します。
*火の鳥
|色|画像|レベル|攻撃力|HP|速度|能力|
|COLOR(red):赤|&ref(http://www21.atwiki.jp/konocardgame?cmd=upload&act=open&pageid=203&file=20.png,width=43,height=59)|CENTER:2|CENTER:3|CENTER:2|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果}:アタッカー1体に「敗北時に待機所に戻る能力」を与え、攻撃力とレベルを1増やす&br()&color(skyblue){■敗北効果:}このクリーチャーを朱雀に変えて自分の手札に戻す|
復活を司る霊鳥。他者を生き返らせ、自らも生まれ変わる。

軽いパンプアップ能力と、復活する&link_anchor(敗北効果関連,page=効果関連){敗北効果}に関連する能力を持つカード。
相互にシナジーを持つ効果ではなく、多機能という考え方が近い。以下では個別に述べる。
この手のカードの常としてやや器用貧乏な感じはあるが、使いどころが多彩でコンボを形成しやすい。
1つの効果をメインに据えるよりも、手札と戦場の状況に応じて柔軟に使っていくほうが活躍の場が多くなるだろう。
イニ有りで先に付与しておくことが多いが、敗北効果持ちにはイニ無しでのカウンターとしても機能する。

登場時はレベル3の4/3であり、攻撃力+1しつつ待機所に戻る敗北効果を付与するカードであった。
ver0.24で付加されver0.25で消え去った幻の復活能力は、カードコマンダーにおける一つの語り草となっている。
詳しくは「火の鳥デッキデス」にて。
ver0.25で3番目の能力である[[朱雀]]に変身する敗北効果が追加。
ver0.31で攻撃力に加えレベルを上げる効果がつき、[[ニワトリ]]と同様のシナジーが発生。
ver0.33でコストが下がり、一回りサイズが小さくなった。使用効果の使い勝手の向上を狙ったものと思われる。
アタッカーとしてのパワーは下がったが、序盤から火の鳥→[[ウィザード]]とつなぎやすくなり、また[[サラマンダー]]の対象にもなった。
[[炎の魔女]]がアンチカードになったという側面があるものの、総合的には上方修正と見てよいだろう。

&b(){1.レベルと攻撃を1増やす}

攻撃力アップ効果としては最小値。
ダメージが1足りないケースはたまに発生するため、そのような状況で使えば相手の計算を狂わせることができる。
[[赤ゴーレム]]に使えば攻撃力が10に届き、[[力石]]を動かすことができるようになる。

レベル操作の恩恵を大きく受けられるカードは[[ソードマスター]]と[[クマ]]が代表格。
クマの攻撃力とレベルを上げつつ、待機所の火の鳥を餌にして戦線を維持できるといいだろう。HPが2であることがわりと大きい。
他に、レベルを上げることで[[ウミガメ]]や[[首長竜]]の&link_anchor(バウンス関連,page=戦闘関連){バウンス}、[[征服王]]の&link_anchor(バーン(破壊付き)関連,page=戦闘関連){破壊}から逃れることも。
相手アタッカーに使って[[ゴブリン剣士]]、[[ソーサラー]]の効果範囲に届かせるといった使い方もある。

強化効果だけで見ると[[ニワトリ]]の下位互換であり、コスト2の割には刺さるシーンが多いとは言えない。
またバウンスメタではもっと直接的で対応範囲が広く、さらに同等の強化効果を得られる[[ウィザード]]がいる。
この効果だけを目的とするのであれば、火の鳥よりもそれらを優先的に採用した方がいいだろう。

&b(){2.敗北時に待機所に戻る能力を与える}

アタッカー1体に退避能力を付与する。
待機所に戻ることでステータスが初期化され、復活した状態で再度戦場に出すことができる。
大型アタッカーを出すコストを踏み倒せば、魔力を強化にあてることで有利に戦闘を進められる。
[[シスター]]の隙を緩和する、待機所のアタッカーを増やして[[騎兵]]や[[ケルベロス]]に繋ぐといったことも。
待機所を埋める効果との相性はあまりよくないものの、敗北効果を付与することで[[招き猫]]の使用条件を満たすことができる。

敗北効果であるため[[イソギンチャク]]や[[ラッパ妖精]]には大きく劣り、自アタッカー限定の[[ミミック]]に近い。
待機所が満杯だと戻れない、引き分けにされると発動できない、[[カニ]]に強制退去させられてしまうといった欠点がある。
強アタッカーが登場するころには既に待機所が埋まっていることが多く、実際にはなかなか効果を活かせない。
上手く再利用できればラッキー程度に捉えて、相手を牽制するような使い方をしたい。

敗北効果を上書きして消すような使い方もできる。
[[堕天使]]に使用するのは、[[曽祖父さん>曽祖父]]も長年愛用のコンボなので知らない人はいないだろう。
[[ミイラ]]や[[ナーガ]]をはじめとする相手の敗北効果持ちに使って効果を発動させない、といったことも可能。
特にイニなしの[[ハエトリ>ハエトリグサ]][[老婆]]や[[カニ]][[ナーガ]]に対しては敗北効果を暴発させて1勝取れるので、積極的に狙う価値がある。
相手の待機所に空きがない場合はそのまま墓地に行くので、状況によっては大きく勝ちを引き寄せられる。

単純に付与する敗北効果の強さという観点で見るなら、[[バンシー]]というより強力なカードが存在する。
コストの低さ、相手に付与するデメリットの少なさといった点では優れるので、用途としては一長一短。
色の違いもあり一概には言えないが、敗北効果の付与を重視するなら火の鳥、コンボを重視するならバンシーといったところだろう。

&b(){3.敗北効果・朱雀に変えて自分の手札に戻す}

ver0.25で追加された、敗北すると[[朱雀]]に変身して手札に戻ってくる能力。
この効果により、火の鳥を戦場に出すことは他のカードにはないメリットを生む。

一見大味な能力だが、実際には朱雀をデッキに入れるのと大差なく、発動によって戦況をひっくり返せるような効果ではない。
朱雀を出せるのは大抵は中盤以降なので、火の鳥を序盤に出していくデッキであれば火の鳥=朱雀として計算できる。
他の有用なカードを採用しつつ朱雀によるリセットも狙えるようになり、戦術の幅が広がるだろう。
レベル2の比率が求められるL2バーンデッキにおいては、デッキを圧迫されることなく朱雀を得られるのはありがたい。
ただでさえ読まれやすい上にさらに警戒されるという側面はあるが……
朱雀をちらつかせて[[翼竜]]や&link_anchor(バーン関連,page=戦闘関連){バーン}で裏をかく、[[ホムンクルス]]を出すなどして、読み勝負に利用できれば理想的と言える。
手札の枚数が増えるので、[[炎使い]]や[[火竜]]の底上げにもなる。

[[ウィザード]]で&link_anchor(不動,page=特殊能力一覧){不動}を付けた状態で負けると、手札に戻らずその場で朱雀として復活する。
不動は消え使用効果も発動しないが、計5コストで&link_anchor(攻撃速度,page=特殊能力一覧){先攻}5/5のアタッカーが現れるのはなかなかのインパクト。
相手が対処に手間取っている間に次の手を仕込む、&link_anchor(無効,page=特殊能力一覧){無効}を付与して擬似無効朱雀、[[ネクロマンサー]]で再利用するなどして有効活用したい。
敗北効果に共通する発動の不安定さ、ライフを失うデメリットには注意。
たとえ不動を付与したとしても、&link_anchor(バーン(破壊付き)関連,page=戦闘関連){即破壊}や引き分けだとそのまま消えてしまうし、[[クラーケン]]だと不動ごと奪われてしまう。
また勝てる戦闘でわざと負けるのは実質ライフ2の差がつくということであり、そこまでして朱雀を戦場に置くメリットはまず無い。
先に付与してプレッシャーをかける、もしくは敗北が確定的なときにコスト3で先攻5/5を出す、といった狙いで使うのが運用の線だろう。

フレーバーに近い能力であり、この能力を軸にしたデッキ構築は少々無理がある。
火の鳥ウィザードは動きこそ派手だが、デッキのメインコンセプトに据えるにはやや力不足。
火の鳥やウィザードを他で利用するデッキにおいて、別の流れとして組み込むことを考えたい。
同色の低レベルカードコンボながら、展開によってはそのまま勝利に繋がるパワーを秘めている。

#region(昔話「火の鳥デッキデス」)

火の鳥は昔からこの能力だったのではなく、何度か仕様変更されている。
それ自体は珍しいことではないのだが、このカードは、そこに小さからぬエピソードがあったりするのである。

初めは「攻撃を1増やす」「敗北時に戻る効果を与える」の二つしか能力がなかった
前述の通りこれは地味な能力。
それでも敗北効果上書きとして見れば当時は希少な能力であり、[[堕天使]]のサポートでこつこつがんばっていた。

ところがある時(ver0.24)作者さんは不死鳥としてのイメージを高めたかったのか、
「墓地にある場合、ターン開始時に、自分のデッキの一番上に戻る」という能力を与えた。
だがこれは、大変恐ろしいコンボの可能性を持っていたのであった。

すべてレベル3以下で火の鳥を2枚だけ入れたデッキを作り、[[漁師]]で一気に消すことで高速デッキデスが出来るようになってしまったのである。
具体的手順を書くと、

1ターン目 [[漁師]]出す デッキ消える 火の鳥がデッキに戻って2枚になる
2ターン目 何もしない(魔力貯める) デッキ残り1枚になる
3ターン目 [[深海魚]]を出す 相手のデッキ0
&b(){勝利!}

最初に揃わなくても[[漁師]]と[[深海魚]]が来ればいつでもコンボ開始可能。
時間稼ぎとサーチの得意な赤青と言う組み合わせもあり、成功率は高かった。

また普通のレベル2バーンデッキなどとも組み合わせることも可能だったため当時異常な勝率を誇った。
これが有名な&b(){火の鳥デッキデス}である。

もちろんバランスブレイカー級であり、その次の更新で当然のごとくこの能力は消されてしまった。
その代わり、ここで朱雀に化ける能力を与えられたのである。
ハデな能力のようだが前の活躍の方がハデだったよ・・・!(笑)
#endregion
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関連項目
・&link_anchor(敗北効果関連,page=効果関連){敗北効果関連}
・&link_anchor(レベル関連,page=ステータス関連){レベル関連}
・&link_anchor(自軍サブ整理関連,page=効果関連){自軍サブ整理関連}
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意見所
#comment(below)
- ↓B効果は無し、ゴブリンメイジを変更したい。  -- 金さん  (2023-08-11 01:27:52)
- (B)アタッカー1体に「勝利時に待機所に戻る能力」を与え、攻撃力とレベルを1増やす  -- 金さん  (2023-08-11 00:40:27)
- 細胞 ■このクリーチャーは戦闘ダメージを受けるたび、細胞を待機所に出し、手札と待機所の細胞の数だけHPを増やす  -- 金さん  (2023-08-06 00:55:18)
- 2ターン目マグマ男やクマに対する有効な補助になれて、両者がこなかったときの初手にもなれる。  -- 名無しさん  (2015-09-22 14:21:43)
- 敗北効果なので、引き分けと同様に即破壊でも復活しない。ver0.33でHP-1がHP2になり炎の魔女で焼き切られる  -- 名無しさん  (2011-11-23 01:21:38)
不動付けても引き分けにされると復活しない
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#co(){
1枚でけっこう多機能。
主に3つの能力に分けられるが、どれをメインに考えるかはデッキや状況次第。

&b(){1.レベルと攻撃を1増やす}
主に[[クマ]]のお供として活躍できる。
[[ニワトリ]]の方が低コスト且つ上昇量も上、また[[ウィザード]]は&link_anchor(不動,page=特殊能力一覧){不動}もつくが、こちらはHPが1多いのがミソ。
他に[[クマ]]のエサが無い時は地味にありがたい。後述の敗北効果も[[クマ]]なら活かせるだろう。
他は[[ソードマスター]]や[[ゴブリン剣士]]・[[ソーサラー]]のレベル調整にも。
[[赤ゴーレム]]に使い[[力石]]を動かしたり、[[招き猫]]使用前のレベル上昇にも使える。

[[ウミガメ]]や[[首長竜]]の&link_anchor(バウンス関連,page=戦闘関連){バウンス}回避にも使えることもある。
[[征服王]]の破壊回避にもなることも。
2.や3.の効果のことも含めて、[[堕天使]]や[[サラマンダー]]のレベル2バーンとは相性が良い。
無論、あと1で倒せるという時の攻撃微調整にも使えることもある。

&b(){2.敗北時に待機所に戻る能力を与える}
これはやや地味な能力。強アタッカーを帰還させて再出撃・・・を狙いたいところ。
しかし、強アタッカーが登場するころには待機所が埋まってることが多い。
空きがなくて帰れず、結局発動せず破壊されて終わってしまうことが多いのが理由。
火の鳥自身が待機所を埋めてることもしばしば。
あえて言えば待機所を自動で壊せる[[クマ]]などは戻れることが多いが。
序盤から使うと待機所が埋まるのが速くなるので、[[騎兵]]や[[ケルベロス]]とは地味に相性がよかったりする。
もちろん[[シスター]]などを合わせる方法もなくはない。
勝利/敗北効果の無いアタッカーを敗北効果持ちにして、[[招き猫]]の使用条件にすることも。

どちらかと言うと&link_anchor(敗北効果関連,page=効果関連){敗北効果}を上書きして消すほうがメインである。
[[堕天使]]に使用するのは、[[曽祖父さん>曽祖父]]も長年愛用のコンボなので知らない人はいないだろう。
[[ナーガ]]や[[ミイラ]]などのやっかいな効果を消すのもいい。
待機所に帰るのですぐ戻ってくることも多いが、1ライフの獲得は十分な戦果。
[[カニ]]や[[老婆]]読みで使えば相手は自ら「待機所に戻る」を発動させ不戦勝ゲット。
待機所が満杯なら完全に墓場送りにすることも可能である。
もちろん逆に自分のアタッカーが破壊される可能性があるということなので注意しよう。

なお、上書きについてはより強力な敗北効果を与える[[バンシー]]ある。
比較すると、コストが軽い、付属効果の多さ、敵に使っても割りと安全。など、どちらにも別の長所がある。

&b(){3.敗北効果・[[朱雀]]に変えて自分の手札に戻す}
ver0.25で追加された、死ぬと[[朱雀]]に化けるという大盤振る舞いな能力。
例えば、[[朱雀]]を使いたいが汎用戦力もほしいという場合、あえて火の鳥だけをデッキに入れてまず普通に戦わせる。
負けたら[[朱雀]]発動狙い…という方法をならデッキを圧迫せずにすむかも知れない。
普通に[[朱雀]]自体を入れた方が無難そうでもあるが。

また、[[ウィザード]]により&link_anchor(不動,page=特殊能力一覧){不動}が付いた状態で負けると、手札に戻らずその場で朱雀として復活する。
不動は消えて使用効果も発動しないが、いきなり&link_anchor(攻撃速度,page=特殊能力一覧){先攻}5/5のアタッカーが現れるのはそれなりに大きい。
敵は全滅しないので、脅威となり得るかはその場次第だが。
どちらかというと魔力が足りない時に[[朱雀]]を戦場に置ける能力と考えるべきかも知れない。
計5コストで5/5先攻が出るのはなかなか。

ver0.33の更新でレベルが2になり、レベル2バーンデッキに組み込まれるようになった。
レベル2バーンでは後半魔力が余りがちだったことを考えると、朱雀を得られる手段が追加されたのはうれしいニュース。
朱雀を持ってるのがバレバレになるのが短所だが、元々レベル2バーンは読んでなんぼである。
朱雀と見せかけて[[翼竜]]攻め、[[ホムンクル>ホムンクルス]][[朱雀]]などなど絡めて戦おう。

また、単純に敗北効果持ち、なので[[招き猫]]の効果発動対象である。
レベル2なので強いサブは期待できないが、上記のレベル上昇&敗北付与効果と合わせると相性はいいだろう。
他、[[カブトガニ]]で勝利効果に変えて相手の意表を付くといったことも面白いだろう。

ただし、敗北効果である以上、相手に引き分けにされたり&link_anchor(バーン(破壊付き)関連,page=戦闘関連){破壊}されたりしたら発動しないことは注意。
火の鳥を出撃させた時点で相手に警戒されるわけなので過信は禁物である。
}

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