・POP3とIMAP
メールをサーバーから取得するプロトコルである。
-MAPはサーバー上のメールボックスでメールを管理し、タイトルや発信者を見てから受信できる点。
※ただしサーバー上にPOPよりも大きな保存領域が必要。
-POP3では先ずすべてのメールをローカルに受信してしまう。
・MIME
テキストデータしか扱えない電子メールでバイナリデータを扱うために使う。
バイナリデータをテキストデータに変換するための国際規格。MIMEと言う規格の中にBASE64と呼ばれる方法がある。
・BASE64
バイナリデータをテキストデータにエンコードする仕組み。
BASE64でエンコードすると33%サイズが大きくなる。
・エンコード
メールはテキストと制御情報しか送れない仕組みのため、それ以外の形式の添付ファイルは、
一定の規則に沿ってテキストデータに変換される。そのこと。
・メールに関する暗号化
[送信時]
・POP before SMTP
SMTPには認証機能がない為、メール送信時にPOPの認証機能を利用する方法。
具体的には、まず、POPサーバは認証を通過したIPアドレスを記録する。SMTPサーバは、メールの送信要求を受け付けると、POPサーバが記録したIPアドレスの中に
送信要求を送ってきたIPアドレスがあるかどうかを調べ、一覧にある場合は送信を引き受け、それ以外の場合は拒絶する。
・SMTP Auth
メール送信の初めのステップに、IDとパスワードによる認証を追加したもの。IDとパスワードを暗号化する仕組みも実装。
・SMTPS
SMTPのやりとり全体を暗号化する。
※クライアントからメールサーバーへの送信のみに適応され、メールサーバーからメールサーバーへ送信時にはMTAが使われる。
[受信時]
・APOP
認証情報のみを暗号化する。
・POPS
POPのやり取り全体(認証情報も含む)を暗号化する。
・Windows LIVE
・S/MIMEの使用
認証局からデジタル証明書を発行してもらう必要ある。
・MTA(Message Transfer Agent)
メールサーバーからメールサーバーへの送受信を制御する。
UNIXではsendmail、windows serverではMicrosoft Exchange Serverが使われる。