無線通信

・CSMA/CA
1、搬送波の受信を試み、ほかのホストが通信中でないかを確認。
2、通信中で無ければランダムな時間待ってから送信開始。
3、1で搬送波を検出した場合は、ほかのホストの通信が終わった後、ランダムな時間待ってから(衝突防止の為)送信開始。

※CSMA/CD方式との違いのポイント。
CSMA/CD方式では衝突を検知してからランダムな間待つのに対して、
CDMA/CA方式では、送信前に毎回待ち時間を挿入する事で衝突を回避する。(無線では衝突を検知できないため)
  • デメリット:毎回挿入するランダムな待ち時間のおかげでスループットが上がらない。

・CSMA/CA RTS/CTS方式
CSMA/CAの問題である、隠れ端末問題に対応するために考えられた方式。
↓解説動画
http://www.youtube.com/watch?v=MItU_qWV22o

  • 使用する周波数帯が異なる無線LAN規格同士は通信できない。
 IEEE802.11b(2.4Ghz帯)とIEEE802.11a(5Ghz帯)は通信できない。

  • モバイルWiIMAX(IEEE 8.2.16)
通常の無線LANがAPから数十mしか通信できないことに対し、
モバイルWiMAXでは直径10km位までカバーする。

  • 現在の携帯電話による通信(3G)よりも次世代の通信技術。
  • HSDPA※3.5G(3.6Mbps,7.2Mbps)
  • LTEは3.9Gと呼ばれたり4Gと呼ばれたりする。

・CDMA(コード ディビジョン マルチプル アクセス)
携帯電話などの無線通信に用いられる通信方式のひとつで、複数の送信者が同一の周波数を共有し、それぞれの音声信号に異なった符号を乗算して送信するもの。受信者は送信者に対応した符号を乗算することによって、受信者の音声信号のみを得ることができる。符号分割多重接続。
・次世代通信技術

  • ESSIDステルス
APから発せられるビーコン信号の中にESSIDを含まないようにする技術。
クライアントそれぞれでESSIDを設定する。

  • ビーコン信号
ESSIDを送信している。

・アソシエーション
無線LANにおいて端末と無線AP間のMAC層での処理を言う。
有線LANの場合のケーブルを接続する事に相当する。

手順:APからのビーコンに含まれるESSIDをクライアントが検知する事で行われる。

・OFDM(直行周波数分割多重)
あるキャリア信号に対して直行している周波数にサブキャリアを送信する事で、
狭い周波数帯域に複数のキャリアを送信できる。
4G通信などの次世代通信技術などで使われる。

  • 通常キャリアは広い周波数帯域に広がって送信されるが、
周波数が0になる部分(直行)しているところがある。
キャリアの直行部分
  • 直行している部分に別のキャリアを流す事で、
狭い帯域に複数のキャリアを送信できる。周波数が重なる部分があるが、デジタル信号として識別できればよいので問題は無い。
直行部分にサブキャリアを流す

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最終更新:2012年09月04日 09:45