EIGRP

・EIGRP
IRRP(ディスタンスベクタ型)とリンクステート型のいいとこどりをしたプロトコル。

・サクセサ、フィジーブルサクセサの選出
・宛先ネットワークまでのFDが一番小さい経路がサクセサとなる。
・サクセサより小さいADを持った経路がフィジーブルサクセサとなる。
 なので選出されない場合もある。

・メトリックの計算方法。(実際は1000で割ったり10で割ったりした値を使う)
宛先ネットワークまでの経路の最小帯域幅(※BW値の事なので注意。インターフェースの速度ではない)
+
宛先までのルータの送出インターフェースにおける遅延の合計

※詳細
http://www.infraexpert.com/study/eigrpz3.html

・ADとFDとは
・自ルータから見た宛先までのメトリック値がアドバイダズディスタンス(AD)
・自ルータのネイバーから見た宛先までのメトリック値がフィジーブルディスタンス(FD)
 つまりネイバーから伝達されるメトリック値のこととも言える。


・コンバージェンス(ざっくり)
「アップデート」をEIGRPルータに伝達し、
伝達の過程で各ルータに、メトリックをトポロジテーブルに保存していく。
保存されたメトリック(FD:フィジーブルディスタンス)の値の最も小さいルートがサクセサとなり
2番目に小さいルートがフィジーブルサクセサ(サクセサ障害時にすぐに切り替えられる経路)となる。

・障害が発生した場合の再コンバージェンス(ざっくり)
障害を起こしたネットワークに直接接続されているルータが障害を検知する。
障害を検知したルータはクエリーパケットをネイバールータに送信してサクセサを持つルートを問い合わせる。
サクセサを持つルータはリプライパケットを他のルータに返す。(コンバージェンス)

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最終更新:2013年05月24日 13:10