B 基本的な救急処置
小項目
- 一次救命処置(BLS; basic life support),二次救命処置(ACLS; advanced cardiovascular life support),気道確保,人工呼吸,除細動,静脈路確保,酸素療法,基本的救急薬品,止血法,輸液療法,輸血,骨折の固定法
102C10
成人の一次延命処置で正しいのはどれか。
a 胸骨圧迫は剣状突起部で行う。
b 胸骨圧迫は1分間60回の速度で行う。
c 人工呼吸と胸骨圧迫の回数は1対5で行う。
d 口対口人工呼吸が出来なければ胸骨圧迫のみでよい。
e 除細動をするときは患者が動かないように押さえる。
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
101C34
AEDを用いた除細動に関して正しいのはどれか。
a 医学生はAEDを使用してはいけない。
b 呼吸がある場合はAEDを装着しない。
c 汗で胸がぬれている場合は拭いてからAEDを装着する。
d AEDを装着する前に胸骨圧迫式心マッサージを10分間行う。
e AEDを装着した状態で胸骨圧迫式心マッサージを行ってはならない。
× a
× b
○ c
× d
× e
正解 c
100E26
一次救命処置の心マッサージで適切なのはどれか。
a 10回/分
b 20回/分
c 30回/分
d 60回/分
e 100回/分
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
100E27
頻脈に使用されるのはどれか。
a アトロピン
b エピネフリン
c ニトログリセリン
d プロプラノロール
e イソプロテレノール
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
99B27
鼻腔後部からの激しい鼻出血の止血法はどれか。
a 吸入療法
b 後鼻孔タンポン〈Bellocqタンポン〉の挿入
c 副鼻腔洗浄
d レーザー焼灼
e 電気凝固
× a
○ b
× c
× d
× e
正解 b
99C14
48歳の女性。腹痛と嘔吐とがあり救急車で来院した。5時間前から差し込むような腹痛が始まり,間欠的に混濁した黄色の消化管内容を嘔吐した。腹痛が始まってから排尿はない。3年前に胃亜全摘術を受けた。意識清明。脈拍 104/分,整。血圧 98/82mmHg。心音と呼吸音とに異常はない。腹部はやや膨満し,高調の腸雑音を聴取する。
まず行う輸液の組成はどれか。
|
Na+ (mEq/l) |
K+ (mEq/l) |
Ca2+ (mEq/l) |
Cl- (mEq/l) |
乳酸 (mEq/l) |
ブドウ糖 (%) |
|
| a | 130 | 4 | 3 | 109 | 28 | 0 |
| b | 77 | 30 | 0 | 59 | 48 | 1.5 |
| c | 70 | 42 | 12 | 70 | 54 | 25 |
| d | 35 | 20 | 0 | 35 | 20 | 4.3 |
| e | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
○ a
× b
× c
× d
× e
正解 a
診断 (単純性)イレウスによる脱水
99C15
60歳の女性。右大腿骨頸部骨折のため入院して手術を受けた。手術前は血圧 122/78mmHg で,心電図と胸部エックス線写真とに異常はなかった。術後7日間臥床していたが,リハビリテーションのために歩行訓練を始めたところ,訓練の途中で,突然息苦しくなり,気分が悪くなってうずくまった。呼吸数 36/分。脈拍 128/分,整。血圧 80/42mmHg。顔色は不良で発汗がある。胸部にⅡ音の亢進を認めるがラ音は聴取しない。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):PaO2 48Torr,PaCO2 26Torr。マスクによる酸素吸入を行い,静脈路を確保した。
まず投与するのはどれか。
a ジアゼパム
b プロプラノロール
c プロカインアミド
d ドパミン
e アミノフィリン
× a 禁忌
× b 禁忌
× c
○ d
× e
正解 d
診断 肺血栓塞栓症