P 潰瘍性大腸炎
102D33
18歳の男子。下痢と粘血便とを主訴に来院した。3か月前から下痢と左下腹部痛とを認めた。7日前から5~6行/日の粘血便を認めた。海外渡航歴はない。身長 168cm,体重 52kg。体温 37.8℃。脈拍 84/分,整。血圧 118/62mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。腹部全体に圧痛を認める。筋性防御を認めない。大腸内視鏡写真(直腸)を別に示す。

考えられるのはどれか。
a 感染性腸炎
b 薬物性腸炎
c 大腸憩室炎
d 虚血性大腸炎
e 潰瘍性大腸炎
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
100F28
21歳の男性。下痢と血便とを主訴に来院した。2か月前から微熱,軟便および倦怠感があったが,勉強が忙しかったので放置していた。2日前から37℃台の発熱があり,1日3,4行の血液を混じた軟便がある。血液所見:赤沈 10mm/1時間,赤血球 480万,Hb 14.2g/dl,白血球 7900。大腸内視鏡写真を別に示す。

まず行う治療として適切なのはどれか。
a 酸分泌抑制薬投与
b 抗菌薬投与
c サラゾスルファピリジン投与
d 副腎皮質ステロイド薬投与
e 中心静脈栄養
× a
× b
○ c
× d
× e
正解 c
診断 潰瘍性大腸炎
99E32
潰瘍性大腸炎で正しいのはどれか。
(1) 大腸癌発生のリスクは低い。
(2) 腸管外合併症として原発性硬化性胆管炎がある。
(3) 下痢の回数は重症度判定に重要である。
(4) 肛門病変の合併が多い。
(5) 手術適応の多くは腸管狭窄である。
a (1),(2) b (1),(5) c (2),(3) d (3),(4) e (4),(5)
× (1)
○ (2)
○ (3)
× (4)
× (5)
正解 c