Y 筋肉痛,腰背部痛
101H30
73歳の女性。強い背部痛を主訴に来院した。背部痛は自宅で軽くしりもちをついたときに出現した。腹部の疼痛はなく,下肢の動脈拍動に異常はない。胸腰椎移行部に強い叩打痛がある。血清生化学所見:ALP 280IU/l(基準 260以下),アミラーゼ 150IU/l(基準37~160),Ca 9.1mg/dl,P 3.5mg/dl。CRP 0.5mg/dl。
考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 胸部大動脈解離
b 急性膵炎
c 化膿性脊椎炎
d 転移性脊椎腫瘍
e 脊椎圧迫骨折
× a
× b
× c
○ d
○ e
正解 de
診断 脊椎圧迫骨折
100I9
17歳の男子。殿部の痛みを主訴に来院した。2日前運動後,左殿部に痛みを自覚し,その後同部に腫れも出現した。意識は清明。体温 36.2℃。脈拍 84/分,整。血圧 116/72mmHg。左殿部は硬く腫脹し,圧痛を認める。血液所見:赤血球 375万,Hb 11.2g/dl,Ht 35%,網赤血球 42‰,白血球 6800,血小板 38万,プロトロンビン時間 11.0秒(基準対照 11.3),APTT 56.0秒(基準対照 32.2),フィブリノゲン 220mg/dl(基準 200~400),血清FDP 12μg/l(基準 10以下)。血清生化学所見:総蛋白 7.6g/dl,尿素窒素 12mg/dl,総コレステロール 160mg/dl,トリグリセライド 110mg/dl,総ビリルビン 1.8mg/dl,ALT 28単位。CRP 0.3mg/dl。
この患者で最も考えられる症候はどれか。
a 出血傾向
b 易感染性
c 運動麻痺
d 間欠性政行
e 過粘稠度症候群
○ a
× b
× c
× d
× e
正解 a
診断 APTT延長を呈する先天性凝固異常
100I33(試行問題)
45歳の男性。発熱と筋肉痛とを主訴に来院した。1か月前から37℃台の微熱が出現し,徐々に運動時の筋肉痛と階段の昇降困難とがみられるようになった。眼瞼に浮腫状の紅斑を認める。大腿四頭筋生検H-E染色標本を別に示す。

この疾患でみられるのはどれか。2つ選べ。
a 抗Jo-Ⅰ抗体高値
b 抗アセチルコリンレセプター抗体高値
c 尿中クレアチン増加
d 食道蠕動運動低下
e 神経伝導速度低下
○ a
× b
○ c
× d
× e
正解 ac
診断 皮膚筋炎