医師国家試験対策wiki内検索 / 「臨床疫学的指標」で検索した結果
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臨床疫学的指標
B 臨床疫学的指標 小項目 内的妥当性,外的妥当性,バイアス,交絡因子,アウトカム,信頼区間,NNT(Numeber needed to treat),検査前確率(事前確率),感度,特異度,検査後確率(事後確率),尤度比,ROC曲線 102F9 ある疾患の検査前確率が20%であり,その後の検査結果の尤度比が4の時,検査後確率はどれか。 a 5% b 20% c 24% d 50% e 80% × a × b × c ○ d × e 正解 d 102H25 60歳の男性。他院で膵癌の疑いがあると言われたため,検査データを持ってセカンドオピニオンを求めて来院した。最近仕事が忙しく,食事が不規則になり,体重も減ってきた。検査データではCA19-9のみ上昇し... -
臨床判断の基本
... B 臨床疫学的指標 内的妥当性,外的妥当性 バイアス,交絡因子 アウトカム 信頼区間 NNT(Number needed to treat) 検査前確率(事前確率) 感度,特異度 検査後確率(事後確率) 尤度比 ROC曲線 C 誤差と精度 正確度 精密度,再現性 D 基準値 基準範囲の概念 生理的変動 性差,年齢差 異常値と原因 E 有効性と効率性 効率とリスク 費用対効果 F 医療情報 一次情報,二次情報 検索方法 -
必修の基本的事項
...BM〉 B 臨床疫学的指標 C 誤差と精度 D 基準値 E 有効性と効率性 F 医療情報 11 初期救急 約9% A 救急患者の診察 B 基本的な救急処置 C 症状・疾病別の初期対応 症状・疾病別の初期対応2 D 災害医療 12 主要疾患・外傷・症候群 約10% A 基本的疾患・症候群 基本的疾患・症候群2 基本的疾患・症候群3 13 治療の基礎と基本手技 約8% A 意義と目標(治療の基礎と基本手技) B 種類と特性(治療の基礎と基本手技) C 治療計画 D 治療の場 E 生活指導 F 日常生活動作〈ADL〉 ... -
疫学とその応用
3 疫学とその応用 約8% A 疫学の概念 宿主,病因,環境 疾病の自然史 頻度と分布 リスク要因 疫学的因果関係 標本の抽出と偏り 臨床医学との関連 B 疫学指標 率と比 罹患率と有病率 年齢調整率 標準化死亡比(SMR) 相対危険度(relative risk),寄与危険度(attributable risk) オッズ比(odds ratio) C 統計解析 D 観察研究 記述疫学 横断研究 症例対照研究 コホート研究 E 介入研究 臨床試験 無作為比較対照試験(RCT) プラセボ -
免疫学的機序が考えられる肺疾患
3 免疫学的機序が考えられる肺疾患 約12% A 気管支喘息 B アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 C アレルギー性肉芽腫性血管炎〈Churg-Strauss症候群〉 D 過敏性肺炎 E 肺好酸球症 F サルコイドーシス G Wegener肉芽腫症 H 肺胞蛋白症 I アミロイドーシス -
疫学の概念
A 疫学の概念 小項目 宿主,病因,環境,疾病の自然史,頻度と分布,リスク要因,疫学的因果関係,標本の抽出と偏り,臨床医学との関連 -
疫学指標
B 疫学指標 小項目 率と比,罹患率と有病率,年齢調整率,標準化死亡比(SMR),相対危険度(relative risk),寄与危険度(attributable risk),オッズ比(odds ratio) 102B14 大腸癌に対して感度80%,特異度70%の検査がある。ある地区でこの検査を施行したところ,100人の陽性者が見つかった。 真に大腸癌を有すると予測される人数はどれか。 a 20人 b 30人 c 70人 d 80人 e 予測できない × a × b × c × d ○ e 正解 e 101H4 人口20万人の都市。現在,1000人の住民がある疾患に羅患している。この都市では,この疾患に毎年50人の住民が新たに羅患し,20人の患者が死... -
検体検査
1 検体検査 約25% A 検体の採取と保存 採血〈種類,部位〉 採尿 喀痰 穿刺〈胸水,腹水,脳脊髄液,脊髄,Douglas窩,関節液,嚢胞貯留液,膿,羊水〉 生検,細胞診 新生児・乳幼児の採血と穿刺法 法医学的試料の採取 抗凝固剤,血清・血漿分離,保存法 保存期間 B 一般臨床検査 尿〈定性・定量〉 糞便〈潜血・虫卵〉 喀痰 脳脊髄液 穿刺液 関節液 精液 子宮頸管粘液 腟分泌物 C 血液学検査 血液一般検査〈網赤血球,赤血球形態,白血球形態を含む〉 凝固・線溶・血小板機能検査 骨髄検査 溶血に関する検査 血液型・交差試験〈クロスマッチ〉・輸血関連検査 ... -
微生物学検査(検査)
F 微生物学検査 小項目 病原微生物の同定・検鏡[単染色,Gram染色,Ziehl-Neelsen染色,墨汁染色(墨汁法),PAS染色,Grocott染色,Giemsa染色],病原微生物の培養・分離・同定,免疫学的検査による迅速診断,薬剤感受性試験,病原体別検査,ウレアーゼ試験,13C尿素呼気試験,PCR法,RT-PCR法 備考 免疫学的検査による迅速診断 結核菌特異的全血インターフェロンγ応答測定法,尿中抗原 病原体別検査 細菌,抗酸菌,梅毒トレポネーマ,リケッチア,クラミジア,マイコプラズマ,レプトスピラ,ウイルス,真菌,原虫,寄生虫 ウレアーゼ試験,13C尿素呼気試験 Helicobacter pylori 101B87 妊婦の腟分泌培養検査結... -
検査
Ⅷ 検査 約10% 1 検体検査 約25% A 検体の採取と保存 B 一般臨床検査 C 血液学検査 D 生化学検査 E 免疫学検査 F 微生物学検査 G 病理組織学検査,細胞診 H 染色体検査,遺伝子検査 2 生体機能検査 約15% A 呼吸機能検査 B 心機能検査 C 消化管機能検査 D 肝・胆道機能検査 E 膵機能検査 F 内分泌・代謝機能検査 G 不妊症検査 H 腎機能検査 I 排尿機能検査 J 勃起機能検査 K 脳波検査 L 筋電図 3 皮膚・感覚器・発声機能検査 約10% A 皮膚検査 B 視器一般検査 C 視機能検査 ... -
臨床試験・治験と倫理性
E 臨床試験・治験と倫理性 小項目 第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ相試験,ヘルシンキ宣言,GCP(医薬品の臨床試験実施の基準),治験審査委員会・倫理審査委員会(IRB) 102C2 ヘルシンキ宣言はどれか。 a 患者の権利の基本原則 b 安楽死に関する基本原則 c 地球環境保全の行動指針 d 医師の国際雇用の倫理ガイドライン e ヒトを対象とする医学的研究の倫理的原則 × a × b × c × d ○ e 正解 e 102F2 施設内倫理委員会の役割に含まれるのはどれか。 a 施設職員の倫理規定の策定 b 施設職員に対する接遇教育 c 地域住民に対する倫理教育 d 施設内の患者に起きた感染事故の原因調査 e 施設内の患者を対象とした研究の倫理審... -
呼吸器・胸壁・縦隔疾患
Ⅳ 呼吸器・胸壁・縦隔疾患 約7% 1 感染性呼吸器疾患 約14% A 感冒〈かぜ症候群〉 B 急性気管支炎 C 急性細気管支炎 D 肺炎 E 肺化膿症 F 嚥下性肺炎 G ウイルス肺炎 H 肺真菌症 I 肺結核症 J 非結核性抗酸菌症 K 胸膜炎 L 膿胸 M 急性縦隔炎 2 気管・気管支・肺の形態・機能異常,外傷 約12% A 気管支拡張症 B びまん性汎細気管支炎 C 閉塞性細気管支炎 D 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉 E 気腫性嚢胞〈ブラ,ブレブ〉 F 気管・気管支の狭窄・閉塞 G 肺リンパ脈管筋腫症〈LAM〉 H 気道異物 I 無気肺 J 肺形成不全 ... -
免疫学検査
I 免疫学検査 小項目 CRP,抗体 -
腫瘍の疫学
A 腫瘍の疫学 小項目 罹患(発生)率,生存率,死亡率 102E26 我が国の悪性新生物について正しいのはどれか。 a 死亡者数は年間30万人を超えている。 b 死亡全体に占める割合は50%を超えている。 c 女性の年齢調整死亡率は上昇している。 d 部位別の年齢調整死亡率は結腸が最も高い。 e 部位別の年齢調整死亡率で胃は上昇している。 ○ a × b × c × d × e 正解 a 101B61 予後が最も悪いのはどれか。 a 甲状腺癌 b 乳癌 c 胃癌 d 膵癌 e 大腸癌 × a × b × c ○ d × e 正解 d -
予防と健康管理・増進
Ⅱ 予防と健康管理・増進 約13% 1 予防医学と健康増進 約12% A 地域社会と公衆衛生 B 予防医学 C 健康保持・増進 D 健康診断・診査と健康管理 2 人口統計と保険統計 約8% A 人口静態統計 B 人口動態統計 C 疾病の定義と分類 D 疾病・障害統計 3 疫学とその応用 約8% A 疫学の概念 B 疫学指標 C 統計解析 D 観察研究 E 介入研究 4 母子保健 約12% A 現状と動向 B 母性保健 C 小児の保健・福祉 D 環境因子と胎児障害 E 人類遺伝 5 成人保健 約4% ... -
社会と医療
2 社会と医療 約2% A 医療制度,医療経済 医師法 医療法 医療保険制度 介護保険制度 国民医療費 B 患者・障害者のもつ心理・社会的問題 疾病・障害の概念と構造 QOL(quality of life) リハビリテーションの理念 ノーマライゼーション バリアフリー,ユニバーサルデザイン 患者・障害者の心理 患者・障害者の社会活動 C 保健・医療・福祉・介護・教育の制度と連携 保健・医療・福祉・介護の各職種と社会資源 地域保健活動の中での各職種の連携 D 先端医療技術の社会との調和 ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針 臨床研究に関する倫理指針 疫学研究に関する倫理指針 遺伝子治... -
先端医療技術の社会との調和
D 先端医療技術の社会との調和 小項目 ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針,臨床研究に関する倫理指針,疫学研究に関する倫理指針,遺伝子治療臨床研究に関する指針,遺伝カウンセリング,臓器移植 100E5 ヒトゲノム・遺伝子解析研究の被験者に対する説明で必須でないのはどれか。 a 研究の目的 b 同意の自由 c 匿名化の方法 d 参加による不利益 e 研究成果還元の保証 ○ a ○ b 禁忌 ○ c ○ d × e 正解 e -
免疫学検査(検査)
E 免疫学検査 小項目 感染の抗原・抗体,自己抗体,補体,免疫グロブリン,IgE,特異的IgE検査,細胞性免疫,食菌能,移植免疫,細胞表面抗原,腫瘍マーカー,ラジオイムノアッセイ〈RIA〉,エンザイムイムノアッセイ〈EIA〉 備考 細胞性免疫 ツベルクリン反応 移植免疫 組織適合(性)抗原〈HLA〉 102G14 血清AFP値が上昇するのはどれか。2つ選べ。 a 肝悪性リンパ腫 b 大腸癌肝転移 c 肝内胆管癌 d 肝細胞癌 e 肝芽腫 × a × b × c ○ d ○ e 正解 de 99F36 78歳の女性。1週前から体幹に痒みとともに水疱が出現し,次第に増加してきたため来院した... -
産業医と労働安全衛生管理
C 産業医と労働安全衛生管理 小項目 管理体制,産業医の資格と職務,健康管理,作業環境管理,作業管理,許容濃度,管理濃度,生物学的モニタリング,労働災害,トータルヘルスプロモーションプラン(THP),労働安全衛生マネージメントシステム,過重労働対策,メンタルヘルス対策,都道府県労働局,労働基準監督署,地域産業保健センター,都道府県産業保健推進センター 102B28 鉛健康診断の尿検査項目はどれか。 a 馬尿酸 b マンデル酸 c トリクロロ酢酸 d δ-アミノレブリン酸 e β2-ミクログロブリン × a × b × c ○ d × e 正解 d 102B47 45歳の女性。住宅建築会社の事務職員。のどの痛みを主訴に,会社の衛生管理者に付き添われて来... -
感染症の疫学と流行状況
A 感染症の疫学と流行状況 小項目 主な感染症の疫学と流行状況,感染症発生動向調査(サーベイランス),学校施設等における感染症,検疫,母子感染症 102B45 33歳の男性。発熱,腹痛,嘔吐および下痢を主訴に来院した。東南アジアに1週間出張して一昨日帰国した。昨日昼から急に悪心,嘔吐とともに39℃台の発熱と腹痛とが出現した。最初は,便意はあるものの排便がみられず,さしこむような腹痛が何度も出現したが,その後水様下痢が頻回となり,便に血液,粘液および膿を混じるようになった。 原因微生物はどれか。 a 寄生虫 b 細菌 c リケッチア d マイコプラズマ e ウイルス × a ○ b × c × d × e 正解 b 101B19 我が国で発生報告のあ... -
検査の基本
9 検査の基本 約5% A 意義と目標(検査の基本) 病因論と症候論 診断法 治療効果判定 B 種類と特性(検査の基本) 臨床的役割からの分類(スクリーニング,日常的検査,緊急検査,特殊検査) 検査方法的分類(検体検査,生体機能検査,形態画像) C 検査の倫理と安全 患者・検体の確認 検査の倫理規定 説明,告知 D 検体の採取 採血 採尿,採便 採痰 穿刺 生検 擦過,綿棒採取 E 検体の保存 抗凝固薬,血清血漿分離 保存法 保存期間 F 一般臨床検査 尿 糞便 赤沈 喀痰 穿刺液 G 血液学検査 血球... -
一般臨床検査
F 一般臨床検査 小項目 尿,糞便,赤沈,喀痰,穿刺液 101C28 免疫法による便潜血検査の特徴はどれか。 a 保存条件の影響を受けにくい。 b 腸内細菌の影響を受けにくい。 c 食事制限が必要である。 d 特異度が高い。 e 感度が低い。 × a × b × c ○ d × e 正解 d -
腫瘍
6 腫瘍 約8% A 腫瘍の疫学 罹患(発生)率 生存率 死亡率 B 腫瘍の病因 発癌因子 癌と遺伝子異常 癌遺伝子,癌抑制遺伝子 C 悪性腫瘍と免疫 D 腫瘍の病態・病理 腫瘍の自然史 良性,境界悪性,悪性 上皮性,非上皮性,上皮非上皮混合性 前癌病変,異形成 潜在癌,偶発癌,上皮内癌,表在癌 早期癌,進行癌,転移癌,重複癌 浸潤 リンパ行性転移,血行性転移,遠隔転移 播種 悪液質 TMN・臨床病期分類 再発 -
化学的損傷
E 化学的損傷 -
集学的治療
G 集学的治療 小項目 術前・術中・術後(周術期)照射,化学療法との併用 99F46 60歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。身体所見では,顔面,頸部および右上肢に腫脹が認められる。胸部エックス線写真と喀痰細胞診Papanicolaou染色標本とを別に示す。 適切な治療はどれか。2つ選べ。 a 保存療法 b 手術療法 c 化学療法 d 放射線治療 e レーザー治療 × a × b ○ c ○ d × e 正解 cd 診断 肺小細胞癌による上大静脈症候群 -
医療の質の確保
A 医療の質の確保 小項目 病院機能評価,国際標準化機構(ISO),臨床機能評価指標(クリニカルインディケーター),患者満足度,説明同意書,患者説明文書,クリニカルパス,PDCAサイクル(デミングサイクル) 102H18.jpg PDCAサイクル〈デミングサイクル〉について正しいのはどれか。 a 倫理指針 b 診療録開示手順 c 質改善の方法論 d 医療廃棄物処理手順 e 医療機関相互の診療情報提供手段 × a × b ○ c × d × e 正解 c 101D29 臨床実習中の学生と看護師長との会話を以下に示す。1枚の書類を見ながら話し合っている。 学生「この書類はどんな目的で使うのですか」 看護師長「初めて見ましたか。患者さんが自分の医療行為を確... -
臨床検査機器・器材
G 臨床検査機器・器材 小項目 機器の管理と理論,検体検査装置,生体機能検査装置,監視装置 -
心理学的検査
A 心理学的検査 小項目 Minnesota多面人格検査〈MMPI〉,Rorschachテスト,簡易精神症状評価尺度[Brief Psychiatric Rating Scale〈BPRS〉],Hamiltonうつ病評価尺度〈Hamilton Rating Scale for Depression〉,ベック〈Beck〉のうつ病自己評価尺度,状態特性不安検査〈STAI〉,気分プロフィール検査〈POMS〉 101B89 正しいのはどれか。 a Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は発達障害の評価に用いる。 b Hamiltonうつ病評価尺度は自己記入式評価尺度である。 c Rorschachテストは質問紙法による性格検査である。 d Wechsler成人知能検査〈WAIS〉はうつ病の評価に用... -
神経心理学的検査
C 神経心理学的検査 小項目 標準型失語症検査〈SLTA〉,標準高次視知覚検査,リバーミード行動記憶検査〈RBMT〉,Wechsler記憶スケール〈WMS〉,ウィスコンシンカードソーティングテスト〈WCST〉 -
精神・心身医学的疾患
Ⅱ 精神・心身医学的疾患 約5% 1 器質性精神障害および精神作用物質関連障害 約20% A 認知症 B 器質性精神病 C 症状性精神病 D せん妄 E 精神作用物質使用による精神および行動の障害 2 気分障害および統合失調症,統合失調型障害,妄想性障害 約20% A 気分〈感情〉障害 B 統合失調症 C 妄想性障害 D 急性一過性精神病性障害〈非定型型精神病〉 E 統合失調感情障害〈分裂感情障害〉 3 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 約20% A 不安障害 B 強迫性障害 C 重度ストレス反応および適応障害 D 解離性〈転換性〉障害 E 身体表現性障害 ... -
一般臨床検査(検査)
B 一般臨床検査 小項目 尿〈定性・定量〉,糞便〈潜血・虫卵〉,喀痰,脳脊髄液,穿刺液,関節液,精液,子宮頸管粘液,腟分泌物 102G51 60歳の男性。意識障害のため搬入された。5日前から頭痛,嘔吐および発熱を訴えていた。意識は混濁。体温 38.2℃。項部硬直を認める。顔面筋と四肢筋との麻痺はない。深部腱反射は正常で,病的反射は認めない。脳脊髄液所見:外観は軽度キサントクロミ一。初圧 200mmH2O(基準 70~170)。細胞数 250/μl(すべてリンパ球)(基準 0~2)。蛋白 180mg/dl(基準 15~45)。糖 25mg/dl(基準 50~75)。 結核性髄膜炎を考えたが,その有力な根拠になる髄液所見はどれか。2つ選べ。 a 外観 b 初圧値 c 細胞の数と種類 d 蛋白値 e 糖値 ... -
医療の質と安全の確保
4 医療の質と安全の確保 約4% A 医療の質の確保 病院機能評価,国際標準化機構(ISO) 臨床機能評価指標(クリニカルインディケーター) 患者満足度 説明同意書,患者説明文書 クリニカルパス PDCAサイクル(デミングサイクル) B 医療事故の防止 医療過誤と医療事故 医療事故の発生要因 医療安全管理(誤薬,誤認,出血,外傷,感染,電撃,転倒,被曝,褥瘡,自殺企図,無断離院) インシデント(ヒヤリハット),アクシデント インシデントレポート,医療事故報告書 医薬品管理マニュアル(麻薬・向精神薬・筋弛緩薬の管理) 医療廃棄物処理 医療安全支援センター C 院内感染対策 院内感染対策委員会 院内感染サーベイランス ... -
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医師国家試験対策wiki ここは京都大学医学部フットサル部勉強会「Pink Ribbon団」による医師国家試験対策のサイトです。 2008年3月23日より作成されました。 平成21年度の医師国家試験出題基準を元に作られています。 過去問の分類・入力は全て管理人の手作業で行われております。そのため内容に誤りがあることを予めご了承ください。 医師国家資格試験出題基準(平成21年度) 必修の基本的事項 医学総論 Ⅰ 保健医療論 約10% Ⅱ 予防と健康管理・増進 約13% Ⅲ 人体の正常構造と機能 約10% Ⅳ 生殖,発生,成長・発達,加齢 約10% Ⅴ 病因,病態生理 約13% Ⅵ 症候 約13% Ⅶ 診察 約8% Ⅷ 検査 約10% Ⅸ ... -
病因,病態生理
Ⅴ 病因,病態生理 約13% 1 疾病と影響因子 約8% A 疾病の自然経過 B 内因と外因 C 生活・職業・社会環境と疾病 D ストレス 2 先天異常 約8% A 原因と分類 B 遺伝形式 C 染色体異常の種類 D 遺伝カウンセリングと出生前診断 3 損傷,炎症 約8% A 創傷の種類 B 創傷の治癒過程 C 創傷治癒に影響する因子 D 外傷の病態 E 化学的損傷 F 物理的損傷 G 炎症の局所的変化 H 炎症の全身的変化 I 急性炎症と慢性炎症 4 感染 約8% A 感染の概念 B 宿主側の要因 C 垂直感染 ... -
肝・胆道機能検査
D 肝・胆道機能検査 小項目 色素排泄試験,胆汁検査 備考 色素排泄試験 indocyanine green〈ICG〉試験 胆汁検査 Meltzer-Lyon法 102G53 53歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。10年前から肝障害を指摘されていたが放置していた。飲酒は日本酒 5合/日を33年間。意識は清明。身長 168cm,体重 54kg。体温 37.2℃。眼球結膜に黄染を認めない。前胸部にくも状血管腫を認める。下腿に浮腫を認める。右肋骨弓下に肝を5cm触知する。脾を触知しない。神経学的に異常はない。血液所見:赤血球 380万,白血球 2800,血小板 5万,PT 48%(基準 80~120)。血液生化学所見:総蛋白 5.8g/dl,アルブミン 2.8g/dl,総コレステ... -
脂肪肝
L 脂肪肝 備考 非アルコール性脂肪性肝障害〈NAFLD〉,非アルコール性脂肪(性)肝炎〈NASH〉 101G28 40歳の女性。軽度の全身倦怠感と易疲労感とを主訴に来院した。5年前から1日3合の冷酒を飲むようになった。身長 152cm,体重 44kg。右肋骨弓下に表面平滑の肝を3cm触知し,圧痛を認めない。血清生化学所見:総ビリルビン 1.0mg/dl,AST 80IU/l,ALT 50IU/l,γ-GTP 580IU/l(基準 8~50)。肝生検組織H-E染色標本を別に示す。 この疾患で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 同一飲酒量では男性の方が羅患しやすい。 b 飲酒を続けても肝硬変には進展しない。 c γ-GTPは禁酒により速やかに改善する。 d 肝に蓄積しているのは中性脂肪である。 e 肝の組織学... -
脳局所症状,神経心理学的症状
O 脳局所症状,神経心理学的症状 -
医の倫理と医師の義務
A 医の倫理と医師の義務 101C5 患者の権利でないのはどれか。 a 自分の病状について家族に知らせないよう医師に求める権利 b 医師が示した見解に対して他の医師の意見を求める権利 c 診療録中の記載の誤りを医師に訂正するよう求める権利 d 医学的に妥当でない治療でも医師から受ける権利 e 真実を知ることを放棄する権利 解説 難易度★☆☆ 患者に不利益が及ぶようなものは権利といわないはず。よって、知識がなくても国語力で解けないかチャレンジしてみる。 aは○○権という形では聞かないが、臨床現場ではよくありそうだから消す。bはセカンドオピニオンのことだろうからこれも切る。cは個人情報保護法でもあてはまるし、bで他の医師にダメ出しされた場合を考えてみれば切れそうである。 dが正解のようだがいったんス... -
全身性エリテマトーデス〈SLE〉
A 全身性エリテマトーデス〈SLE〉 102I30 小児の全身性エリテマトーデス〈SLE〉の活動性を示すのはどれか。 a リンパ節腫脹 b 腹水貯留 c 血尿 d 白血球減少 e CRP高値 × a × b × c ○ d × e 正解 d 101A53 29歳の女性。2日前からの39℃台の発熱と右下腿の腫脹・疼痛とを主訴に来院した。以前から光線過敏症があった。数週前から微熱を認め,顔面に紅斑が出現している。身長 164cm,体重 57kg。血圧 112/76mmHg。貧血と黄疸とを認めない。両頸部にリンパ節腫脹を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。右下肢全体に腫脹,発赤および把握痛を認める。両膝関節と両手関節とに腫脹と圧痛とがある。右大腿動... -
皮膚筋炎,多発性筋炎
D 皮膚筋炎,多発性筋炎 102I64 54歳の男性。全身の皮疹と倦怠感とを主訴に来院した。1か月前から顔面,体幹および四肢に紅斑が出現し,徐々に拡大し,全身倦怠感を伴ってきた。上眼瞼と四肢関節の背面とを中心に紅斑がみられる。膝部の写真と同部の病理組織H-E染色標本とを別に示す。 第一選択の治療を開始する際,患者に伝えておくべき副作用はどれか。2つ選べ。 a 胃潰瘍 b 骨髄障害 c 骨粗鬆症 d 腎機能障害 e アナフィラキシー ○ a × b ○ c × d × e 正解 ac 診断 皮膚筋炎 101G53 5歳の女児。3週前から両頬部に紅斑が出現し,2週前から全身倦怠感も出現してきたため来院した。身長 125cm,体重 24.5k... -
腫瘍の病態・病理
D 腫瘍の病態・病理 小項目 腫瘍の自然史,良性,境界悪性,悪性,上皮性,非上皮性,上皮非上皮混合性,前癌病変,異形成,潜在癌,偶発癌,上皮内癌,表在癌,早期癌,進行癌,転移癌,重複癌,浸潤,リンパ行性転移,血行性転移,遠隔転移,播種,悪液質,TMN・臨床病期分類,再発 102E27 乳房腫瘍の診察で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 坐位で触診する。 b 月経開始前1週間に触診する。 c 上肢を挙上させ腋窩を触診する。 d 上肢を挙上させ乳房を視診する。 e 両手指による触診でえくぼ徴候の有無をみる。 ○ a × b × c ○ d ○ e 正解 ad,ae,de 102E28 大腸癌の病期を規定する因子でないのはどれか。 a 組織... -
感染症対策(医学総論)
8 感染症対策 約16% A 感染症の疫学と流行状況 主な感染症の疫学と流行状況 感染症発生動向調査(サーベイランス) 学校施設等における感染症 検疫 母子感染症 B 感染対策 予防接種(ワクチン) 感染経路別予防策 C 院内感染対策 院内感染微生物 標準予防策 院内感染サーベイランス 針刺し事故(刺切創) 消毒法 無菌・滅菌法 感染性廃棄物 -
観察研究
D 観察研究 小項目 記述疫学,横断研究,症例対照研究,コホート研究 102B16 ある職場で飲酒習慣の有る集団について,健康診断の結果を基に10年間の追跡調査を行い生活習慣と肥満との関係を調べた。~ この疫学研究はどれか。 a 横断研究 b コホート研究 c 患者対照研究 d 介入研究 e メタ分析(メタアナリシス) × a ○ b × c × d × e 正解 b 102B17 疾病と治療の5つの組み合わせについて,報告された治療群と対照群との改善者数は表のようであった。 疾病と治療の組合せ 治療群 対照群 人数 改善者数 人数 改善者数 ① 200 1... -
幼児・小児・青年期の精神・心身医学的疾患および成人の人格並びに行動障害
5 幼児・小児・青年期の精神・心身医学的疾患および成人の人格並びに行動障害 約20% A 知的障害 B 特異的発達障害 C 広汎性発達障害 自閉症,Asperger症候群 D 多動性障害 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉 E 行為障害 F 選択緘黙 G 不登校 H 非行 I チック障害 J 吃音(症) K 被虐待児症候群 L 人格〈パーソナリティ〉障害 M 習慣および衝動の障害 病的賭博,病的放火,病的窃盗,抜毛症 N 性同一性障害 O 性嗜好障害 -
急性肝炎
B 急性肝炎 備考 A型肝炎,B型肝炎,C型肝炎,E型肝炎,伝染性単核(球)症 102D34 57歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。3日前から倦怠感があり,食欲も低下している。尿の濃染にも気付いていた。3年前から毎年健康診断を受けているが,肝機能の異常を指摘されたことはなかった。海外渡航歴はない。血液生化学所見:AST 1140IU/l,ALT 1580IU/l,ALP 382IU/l(基準 260以下),γ-GTP 67IU/l(基準 8~50)。免疫学所見:IgM型HA抗体陰性,HBs抗原陰性,IgM型HBc抗体陰性,HCV抗体陰性,HCV-RNA陰性,抗核抗体陰性,抗ミトコンドリア抗体陰性。 確認すべきことは何か。2つ選べ。 a 生貝の摂食 b 生肉の摂食 c 刺青の経験 d 健康食品の摂取 e 配偶者以外との性... -
胃粘膜下腫瘍
O 胃粘膜下腫瘍 備考 胃平滑筋腫 101A26 64歳の男性。上腹部の不快感を主訴に来院した。血液所見:赤血球 385万,Hb 10.6g/dl,白血球 8600,血小板 24万。免疫学所見:CRP 0.2mg/dl,CEA 3.5ng/ml(基準 5以下)。上部消化管造影写真を別に示す。 最も考えられるのはどれか。 a 胃ポリープ b 胃粘膜下腫瘍 c 胃癌 d 胃憩室 e 胃巨大皺襞症 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 胃粘膜下腫瘍 -
転移性肝癌
T 転移性肝癌 102D35 58歳の男性。肝腫瘤の精査のため来院した。3年前に上行結腸癌で結腸右半切除術を受けた。腹部超音波検査で肝に孤立性腫瘤が初めて検出された。血液所見:赤血球 385万,Hb 11.5g/dl,白血球 4200,血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dl,アルブミン 4.6g/dl,ZTT 9.8(基準 4.0~14.5),総ビリルビン 0.9mg/dl,AST 20IU/l,ALT 28IU/l,ALP 350IU/l(基準 260以下),γ-GTP 48IU/l(基準 8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性,HCV抗体陰性,AFP 8ng/ml(基準 20以下),CEA 22ng/ml(基準 5以下)。胸腹部CTで肝左葉に径6cmの腫瘤性病変を1個認めるが,肺を含めその他の臓器には異常を認めない。 対応として適切なのはどれ... -
胆嚢腺筋腫症
F 胆嚢腺筋腫症 101A29 48歳の男性。右上腹部の不快感を主訴に来院した。身体所見に異常はない。血液所見:Hb 13.8g/dl,白血球 5800。血清生化学所見:総ビリルビン 0.9mg/dl,AST 30IU/l,ALT 32IU/l,γ-GTP 48IU/l(基準 8~50)。免疫学所見:CRP 0.1mg/dl,CA19-9 32U/ml(基準 37以下)。腹部超音波写真を別に示す。 最も考えられるのはどれか。 a 胆石症 b 胆嚢炎 c 胆嚢蓄膿 d 胆嚢腺筋腫症 e 胆嚢ポリープ × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 胆嚢腺筋腫症 -
自己免疫性溶血性貧血
K 自己免疫性溶血性貧血 102D46 54歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。2年前から冬季になると体調不良を自覚していた。今年の冬は1か月前から今までになく倦怠感が強くなった。同時期から,時々指尖が冷たく,痛くなた。生来健康で喫煙歴はない。意識は清明。体温 37.3℃。脈拍 96/分,整。血圧 114/58mmHg。皮膚に発疹はない。心音と呼吸音とに異常を認めない。左肋骨弓下に脾の先端を触れる。尿潜血 1+。血液所見:赤血球 252万,Hb 7.9g/dl,Ht 24%,網赤血球 4.8%,白血球 6700,血小板 34万。血液生化学所見:総蛋白 8.0g/dl,アルブミン 4.7g/dl,尿素窒素 14.0mg/dl,クレアチニン 1.0mg/dl,尿酸 7.2mg/dl,総コレステロール 220mg/dl,トリグリセライド 154mg/dl,総ビリルビン 3... -
インスリノーマ
E インスリノーマ 100A55 56歳の男性。起床時に意識混濁を起こして救急車で搬入された。数年前から起床時あるいは空腹時に意識消失発作を起こすことがあり,糖分を摂取すると軽快していた。この間に体重が10kg増加した。身長 160cm,体重 75kg。脈拍 108/分,整。血圧 174/90mmHg。血清生化学所見:空腹時血糖 36mg/dl,空腹時血中インスリン 72μU/ml(基準 4~12)。免疫学所見:抗インスリン抗体 7%以下(基準 7以下)。 最も可能性の高いのはどれか。 a 肝細胞癌 b Addison病 c インスリノーマ d 下垂体機能低下症 e インスリン自己免疫症候群 × a × b ○ c × d × e 正解 c 診断 インスリノーマ - @wiki全体から「臨床疫学的指標」で調べる