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循環論法
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匿名ユーザー
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循環論法 04/08/30
循環論法とは次の如きものだ。
「何故彼は太っているのか」
「よく喰うからだ」
「何故よく喰うのだろう」
「太っているからだ」
「よく喰うからだ」
「何故よく喰うのだろう」
「太っているからだ」
つまり原因と結果を強引に入れ替えても成立する場合に循環するわけで、これは切り返しの基本である。
「何故金がないのだろう」
「浪費するからだ」
「何故浪費するのだろう」
「金がないからだ」
「浪費するからだ」
「何故浪費するのだろう」
「金がないからだ」
この場合は成立しない。原因と結果が違う方向を向いているから構成が狂うのであって、しかしこれでも少し廻り込めば成立しないこともない。
「何故金がないのだろう」
「浪費するからだ」
「何故浪費するのだろう」
「金があるからだ」
「何故金があるのだろう」
「浪費しないからだ」
「何故浪費しないのだろう」
「金がないからだ」
「浪費するからだ」
「何故浪費するのだろう」
「金があるからだ」
「何故金があるのだろう」
「浪費しないからだ」
「何故浪費しないのだろう」
「金がないからだ」
少しややこしいが、この型を踏めばこれまで偶然に出たり無意識に出ていた循環を意識して展開することが可能となる。
「何故循環するのだろう」
「不毛だからだ」
「何故不毛なのだろう」
「循環するからだ」
「不毛だからだ」
「何故不毛なのだろう」
「循環するからだ」
あとは言葉を飾り付けここ一番で出せばよいが、多用は禁物だ。