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車名
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車名 03/10/04
ところで。
つくづく不思議なのは、日本で製造され、日本で販売されている日本車の名前が皆意味不明の横文字であり、漢字など殆ど使われていないということ。あれらの横文字にも一応目的と意味があるらしいが、じっくり解説を聞いたところで大した感銘も受けまいし、退屈だ。
それでも確かに自動車は国の基幹産業であり、輸出の尖兵を担う以上、国際競争力と認知的見地から見て短く覚えやすいに越したことはない。それに国内対策としても、素朴な舶来信仰を計算に入れた上で、妙な横文字車名の方が戦略上有利なことは理解出来る。
だがしかし。意味不明の横文字ばかり、わけのわからぬ文字ばかりの中、どこかの販売元が突如発狂でもしてやけくそで新発売の車に「桜花」などと付けて売り出したらどうなるだろうか。国内では失笑と怒りしか買って貰えない恐れもあるが、海外に於いての「素朴な漢字への憧れ」を微妙に刺激することが出来たならば、名前だけで売れる車となるかもしれない。
とは言っても既に「ニンジャ」「カタナ」というバイクなどが存在するのであって、また「サムライ」と名乗る車もある。国内ではサムライではなく、「ジムニー」として知られているが、海外ではもう「サムライ」の名での販売は中止されたらしいが、この「侍・ジムニー」ジープであるが、この車で高速道路をかっ飛ばして急ハンドルを切ってごろごろ転がってしまい、「ハンドル切ったらこけたがな!この車欠陥車やんけ!」といかにもアメリカらしいお茶目な言い掛かりにうんざりしてしまい、「ジープで高速道路走るなよ」と反論する気もなく、名前をジムニーに統一してみたという噂もあるが、つまり「ジムニー」「サムライ」のように国内外で名前を使い分けねばならないということは、日本人の日本車に対する横文字命名力の限界を如実に示しているのであって、これは情けないの一言に尽きる。
そもそも日本で販売するなら「冠」なり「街」なり「魔窟」なりにすればよいものを、わざわざ横文字で「INSIGHT インサイト」洞察力とはどういうことかね。「DOMANI ドマーニ」明日が何さ。馬鹿馬鹿しい。
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