宮原 権三
登場作品:創刻のアテリアル
解説
MHIの創始者の一人である、最先端技術の数々を生み出した天才科学者。
生粋の研究者であり、普段は
MHI本社に篭って研究に明け暮れている。
MHIの製品全てに関わっている事からその発言力は非常に高く、また様々な最先端技術を生み出した功績から教科書にもその名が載る偉人。
大切にしていた孫娘達が偶然現世と繋がった
歪秤世界に落ちてしまい、その行方を追った末にかの地の存在を知る事となった。
だが時既に遅く、
歪秤世界に辿りついた時には孫娘達は亡くなっており、世界の不条理と
人間の矮小さを嘆いていたところに
ハァゲンティが現れ、彼と契約を結んだ。
その後は
歪秤世界の研究を進め、旧知であった
沙夜音の父と手を組んで
MHIを作った。
真の目的は
人間が絶対なる強者として万物の頂点に立って全てを支配する事であり、
他者を取り込む事で無限の進化を行う
クリエイターの研究や
歪秤世界で発現する
異能の研究も全ては
人間が
天使や
悪魔、そして神々をも超える存在へと至る為の手段の模索に過ぎない。
目的達成の最終工程として
天慶市を
歪秤世界へと転移させた上で暗躍し、顕現させた天示殻を利用して
歪秤世界の全てと融合する事で人間の限界を超えよう企んだが、
秀哉達との戦いに敗れて計画を阻止された。
なお
人間でありながら
天使や
悪魔と手を結び、自らの計画を阻止した
秀哉に対しては自分とは異なる道ではあるが、
人間の持つ可能性を感じた様子。
最後は道具として使い潰したにも関わらず死ぬ間際まで自分を父と慕った
鴉鳥に謝罪をしつつ、崩壊する天示殻と運命を共にした。
雑感・考察
上記解説は正史である人間ルートのもの。
悪魔ルートでも
秀哉達と敵対し、さらなる力を得る為に異能者である彼等を取り込もうとしたが、戦いに敗れて死亡する。
天使ルートでは
沙夜音や彼女と手を組んだ
ギレゼルに襲撃されてあっさりと殺されてしまう。
最終更新:2019年07月01日 17:59