ミレラ・イオネスク

(Sorana Ionescu)

■ 性別 / 女性
■ 年齢 / ???(外見は30代)
■ 出身 / ルーマニア
■ 得物 / 未定
■ クラス / 元スパイ、影薄、妹大好き

嘗てはルーマニアの秘密警察「セクリタテア」に所属し、現在はフリーの殺し屋姉妹として組織を渡り歩くルーマニア人女性。役割は対象の情報収集。
黒縁の丸メガネをかけ、グレーの瞳に長い黒髪を持つのが特徴。線の細い美人だが、後述の能力を発揮するため相手の印象に残らないよう地味な格好をしている。
去る第一次抗争時、黒羽組に滅ぼされたアレクセイヴィッチ・クランの残党に雇われ、黒羽統子暗殺のためにソラナとともにネオトーキョーに降り立つ。
「気配を完全に消す」特殊能力を持ち、敵地や暗殺対象、ひいては敵国の重要機密を全く気付かれずに持ち帰ることから、
組織内では「黒の幽霊」(ファントマ・ネアグラ)と呼ばれ、諜報活動の要とされていた。

旧共産党時代のルーマニアに生まれ、気配を完全に消す能力を「セクリタテア」に買われるまでの経緯はソラナと同じだが、
妹と違い"殺し"の適性を持たなかったため、「気配を消す能力」を最大限に生かすべく、代わりに諜報員としての教育が行われた。
訓練後、幼くして諜報局に配属されるが、彼女の存在は秘匿され、"幽霊"となった彼女は国内外の有益な情報を組織にもたらし、
影からルーマニアを支える存在となった。上記の関係で組織には所属していなかったことになっており、ルーマニア革命後には表社会に戻ることもできたが、
「裏社会に生きるソラナの支えになる」ことを決意し、共に裏社会で生きてゆくこととなった。

+ 以下、その後の展開案(ネタバレ)
  • その後の展開案(仮)
ソラナに先んじて日本に入国し、活動拠点の手配を行うとともに黒羽組の身辺調査を開始した。
妹が入国する頃には黒羽統子や彼女を警護する主要な組員の一週間の行動パターンを把握しており、それに基づいて暗殺計画を立案した。
暗殺当日も別ポイントからソラナに指示を出していたが、黒羽組組員・比叡飛鳥に捕らえられ、ソラナを屈服させるために利用された。
その後は黒羽組に刃向ったケジメを付けさせられそうになるが、戦闘を経てソラナを気に入った裕子により、姉妹共々黒羽組に招き入れられた。
なお、ミレラの行動は黒羽統子曰く「筒抜け」だったそうだが、裏にいたアレクセイヴィッチ・クランの残党を炙り出すことや、
優秀な暗殺者であるソラナをうまく手に入れるためにあえて泳がされていた。

黒羽組所属後は、同じくスパイである比叡と共に対立組織の調査などを行うようになった。
役割が一緒であることもあってか自らを捕えた比叡とはすぐに仲良しになり、普段は無口な比叡もミレラやソラナと会話する際は口を開くという。
最終更新:2014年08月04日 11:40