ネオトーキョー・ドッグス

元々はJFSシリーズのキャラのキャラで殺し屋をやるパロディから発展した、クライムアクション物語。
「ネオトーキョー」と呼ばれる海上都市を舞台に、裏社会を生きる"ドッグ"たちの生きざまを描く群像劇。
Jazzさん、52型丙さん、PJさんとの間で世界観を共有しており、『JFSシリーズ』キャラクターがスターシステムで登場している。
※これら設定文はJazzさん、52型丙さん、PJさんが考案した設定をお借りし、加筆・改訂を行っております

◇あらすじ

20XX年。東京を襲った首都直下型地震は、そこで営まれる政治・経済・そして人々の息の根を止めるには、十分すぎるほどの災禍といえた。
幾多もの危機を抱えた日本政府は、復興のため起死回生の一手を打つこととなる。それは海外企業誘致による経済活性化である。
輸入出関税を免除し、所得税の据え置きを許可した経済特区の成立。その舞台となったのは、安価かつ短期間で建造可能なメガフロート都市。
東京湾に築かれたその海上都市は、死地と化した旧東京に変わる新しい都市『ネオトーキョー』と名付けられた。

日本政府の尽力の結果、ネオトーキョーの発展は成功を収めたが、同時に国際的な犯罪都市としての側面を持つに至ってしまう。
都市中心部には煌びやかなビル街や娯楽施設が広がり、富裕層やマフィアにとってはタックスヘイブンや資金洗浄の場と化した"楽園"である一方、
都市外郭部には劣悪な環境に震災難民や外国人労働者が溢れかえり、彼らを利用するマフィアやヤクザが跋扈する"地獄"である。
"楽園"と"地獄"を隔てる壁はあまりにも高く、そこは東京湾に浮かぶミニチュアサイズの第三国と形容するにふさわしい、人種と犯罪のカオス。
警察はすでにその機能を失い、外郭部では常に銃声が鳴り続け、中心部では違法薬物の売買や人身売買が止む日など一日もない。

そんな混迷の真っただ中にあるネオトーキョーの裏社会を、ある一人の少女が制する。
名は黒羽統子。僅か17歳にして地元ヤクザ・黒羽組を継ぎ、己の狡猾さと飼い犬たちでこの街の頂に上り詰めた暗黒街の女王。
黒羽統子の統治により、ひと時の"平穏"が訪れたネオトーキョーだったが、二年の月日が経ち、彼女の下には獰猛な犬たちが集い始める。
ある"犬"は、どん底から頂点を目指すために。ある"犬"は、ビジネスのために。ある"犬"は、黒羽統子の命を狙うために…。
数多の欲望が渦巻くネオトーキョーは、再び動乱の時を迎えようとしていた…。


○用語集

準備チュウ!
最終更新:2014年08月03日 17:44