ミレラ・ラスカー

(Mirela Lascăr)

■ 性別 / 女性
■ 年齢 / 16歳
■ 身長 / 158cm
■ 使い魔 / ツミ(雀鷹)
■ 機材 / IAD-81
■ 武器 / MG FF/M機関砲、M1919重機関銃(ベルギガ仕様)、マチェット(二本所持。近接戦闘用)
■ 所属 / ダキア空軍 第4戦闘航空群 第49戦闘飛行隊
■ 階級 / 少尉
■ 異名 / ファントマ・ネアグラ(黒の幽霊)
■ 固有魔法 / 隠密(自身の気配を消す)

火縄銃氏主催のSWオリジナル魔女小説企画・『結成!JFSシリーズ』に投稿させてもらった、ダキア空軍所属の影薄ウィッチ。
黒縁の丸メガネをかけ、グレーの瞳、長い黒髪、黒いウシャンカ、黒い制服に黒いモッズコートという具合に筆者の趣味丸出しのほぼ全身黒ずくめの格好をしている。
"自身の気配を消す"という固有魔法の影響か常に存在感が薄く、よく名前を忘れられたりそばにいるのにまったく気づかれないというあんまりな扱いを受け、
黒ずくめの身なりにもかけて原隊では「黒の幽霊」(ファントマ・ネアグラ)なる蔑称異名を頂戴していた。

かつてのネウロイ侵攻により家族を失った戦災孤児で、ブカレストの孤児院で幼少期を過ごす
そのような経緯で「自分のような子供たちを増やしたくない」という思いからダキア空軍の航空ウィッチに志願。入隊後はブカレストの防空任務にあたった。

1939年に起こったネウロイのブカレスト急襲時にも市民を逃がしつつ奮戦するが、戦況の悪化によりやむなく撤退を迫られた。
その際、中東を目指す多国籍部隊の話を聞いた彼女はその部隊との合流を目指すも、熾烈を極めた戦闘の中で力尽き、救援隊に保護され戦線を離脱する。

恐らく年単位の)長い昏睡状態ののち、ようやく意識を取り戻した彼女だったが、自身が育ったブカレストが占領されてしまったことや、
隣国オストマルクの陥落など、凄惨な状況にある現在の欧州情勢を聞き、自身の未熟さと非力さを噛み締める。
そんな思いをばねに厳しいリハビリに励み、戦線に復帰。回復後は上層部の命令により「鳥の巣基地」に支援班の一人として派遣される運びとなった。

純粋で思いやりがある素直な性格であるが、内気で恥ずかしがりな性分も持ち、原隊では人付き合いがうまくいっていなかった。
しかし55JFSでは原隊とは違い、皆に優しく迎えてもらったことで、戸惑いながらも少しずつ皆と打ち解けていくこととなる。
口調は丁寧語のですます口調。一人称は「わたし」、三人称は「~さん」、名前が漢字の人物もカタカナで表記される。

好物は「チョルバ」と呼ばれる具がたくさん入ったスープで、暇があれば自分で料理している。
猫が好きであり、基地の裏に棲みついた野良猫にこっそり餌付けしている。その際に猫に話しかけるという電波メルヘンな一面も…。
ウシャンカと髪の毛のせいであまり目立たないが、左頬にブカレストでの戦闘で負った傷が確認できる。
眼鏡を使用している理由は、同戦闘で目も怪我しており、そのせいで裸眼の視力が下がっているため。
孤児院にいたころに栄養のあるものを多くは食べられなかったせいか、胸部はほぼ平ら。それを指摘されると怒る。成長の見込みはない。


+ 固有魔法について
  • 使いどころが難しそうな固有魔法について
固有魔法は"自身の気配を消す"地味なサポート型(?)魔法。
発動中は視認されるまでは感知されないため、近距離で機関砲をぶっ放したり、ぎりぎりまで近づいてマチェットでめった斬りにするなど、
奇襲攻撃に適している。遠くから攻撃したほうが早いんじゃね?
ただ、欠点は発動時間が短く連続使用ができない(多少ブランクを空けなければ使えない)ことと、味方にも気づかれなくなることである。


やがてが生まれ、彼女もまたダキア空軍に入隊することになるのだがそれは別のお話。

キャラ像がもう少し固まれば追記予定。設定はほぼ確定。

※キャラ制作に際し、主催の火縄銃さんには多大なるご協力をいただきました。本当にありがとうございました!


「………あ、あの~…、一応、わたしもいるんですけど……」
「こ、こんなわたしですが…、みなさんをサポートできるように、精いっぱい頑張ります…!」
最終更新:2012年12月07日 11:09