(Sorana Lascăr)
■ 性別 / 女性
■ 年齢 / 16歳
■ 身長 / 153cm
■ 使い魔 / ツミ(雀鷹・白化個体)
■ 機材 / Mig-21 ランサー'C'
■ 武器 / AIMS-74(『AK-74』ダキア仕様)、AG-40(グレネードランチャー)、マチェット(二本所持。近接戦闘用)
■ 所属 / ダキア空軍 第71航空基地 第2飛行隊
■ 階級 / 少尉
■ コールサイン / ファントマ・アルバ(白の幽霊)
■ 固有魔法 / 隠密
火縄銃氏主催のSWオリジナル魔女小説企画・『
結成!JFSシリーズ』に投稿させてもらう予定の、
ダキア空軍所属の影薄ウィッチの孫娘。
アルビノを患っており、乳白色の肌と葡萄色の瞳、
プラチナブロンドの短髪を持つ。祖母とは対照的に『白』が彼女のシンボルカラーとなっている。
薄茶の度入りパイロットサングラス(特注)をかけ、青の制服の上に白のモッズコートを着用し、そして祖母から貰った黒いウシャンカを大事に被っている。
暗い場所を好むことや幽霊のように肌の色が白いことから、原隊では「
白の幽霊」(ファントマ・アルバ)なる異名で呼ばれている。
自身の身体的特徴により、幼いころから常に
好奇の目にさらされ、アルビノであることをコンプレックスに思っていた。
加えて両親からも疎まれていた彼女は、そんな中でも自分に優しく接してくれる祖母のもとで暮らしていた。それもあってかものすごくおばあちゃん子。
若いころはダキア空軍に
影薄ウィッチとして所属し、55JFSの支援班として第二次ネウロイ大戦に参加したという祖母の話を聞いたことで一念発起。
今まで奇異の目で自分を見てきた周りの人々を見返したいという思いと、かつてこの国を征服した憎きネウロイを根絶やしにしたいという思いから、
猛勉強の末にダキア空軍に入隊した。
入隊後は、元オストマルク領のトランシルバニア地方にある、クルージュ県のクンピア・トゥルジィ市に展開する第71航空基地に配属されるも、
アルビノという身体的特徴を気味悪がられたり、オストマルク系人の同僚たちからはいわれのない差別を受けたりし、部隊内では孤立してしまう。
「他人からのけ者にされるのは慣れっこ」だと自身に言い聞かせていたが、内心では人とのつながりを求めていた。
そんなある日、第71航空基地から多国籍ウィッチ部隊「ブレイブウィングス」へ人員派遣がなされることが決定し、彼女がその人員として選定される。
現地・ボスニアでは不器用で捻くれた性格が災いしてなかなか友達を作ることができなかったが、仲間たちの温かみに触れて少しずつ感化されてゆく。
そして、かつては独りだった彼女は、今はかけがえのない友人たちとともに今日も空へと羽ばたくのである。
上述のように
不器用で捻くれた性格で、ぶっきらぼうで常に不機嫌そうな口調が目につくが、
それは差別を受けてきた経験から「最初から嫌われるようにすれば後で傷つかなくて済む」と考えているためで、わざと他人に嫌われるような態度をとっている。
打ち解けた後は、口では否定しながらも世話焼きな一面をのぞかせたり、軽口を叩いたりなど冗談を言ったりするようになる。
一人称は「あたし」、三人称は呼び捨て(もしくは階級)、名前が漢字の人物もカタカナで表記される。
戦闘時には、ダキア軍式DPM迷彩服を着用。近接用に二本のマチェットを所持。白いモッズコートは脱いでも、
特注のパイロットサングラスと祖母の黒いウシャンカは外さない。
好物は「サルマーレ」と呼ばれるダキア風ロールキャベツ。「チョルバ」共々祖母直伝の料理で、暇があれば皆に振る舞っている。
自身が過去に受けた仕打ちから、外見で他人を差別する人間を嫌う。祖母以外の家族に愛されなかったこともあり、家族の話題になると露骨に嫌な顔をする。
特注のパイロットサングラスは視力補助の他に目を保護する役割があり、戦闘時の必需品である。しかし基地内では外していることが多い。
今どきの子らしく(?)テレビゲームに目がない。最近のお気に入りは『
戦闘機乗りのキツネが主役のシューティングゲーム』らしい。
ちゃっかり
S社製の携帯型ステレオカセットプレイヤーの91年モデルを所持しており、『
70年代にヒットした兄妹ポップス・デュオの楽曲』をよく聴いている。
余談だが、時代の変化により栄養のあるものを多く食べられるようになったためか、胸の大きさはやや並程度
だが、周りと比較してもあまり恵まれたほうではない。
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固有魔法について |
固有魔法は隔世遺伝により祖母から受け継いだ、"自身の気配を消す"隠密魔法。
発動中は視認されるまでまったく感知されないが、一度の発動時間が短く連続使用ができない点、
発動中は味方にも気づかれなくなる点といった具合に、いらない部分まで祖母の能力を完璧に受け継いでいる。
しかし彼女はこの能力をある意味祖母よりも使いこなしており、気配がなくなるのをいいことに背後から忍び寄っていたずらをしたり、
それでかつ、注意されたり都合が悪くなると隠密を使って雲隠れするなど、たまに問題行動を起こしてはみんなの頭を悩ませることに。
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さらに余談だが、
コイツとファーストネームが似ているがまったくの無関係である。
実はソラナの設定は、ミレラの構想段階の設定をアレンジしたものだったりする。
キャラ像がもう少し固まれば追記・修正予定。
※キャラ制作に際し、主催の火縄銃さんには多大なるご協力をいただきました。本当にありがとうございました!
「別に気にしなくていいわよ。……あたし、嫌われることにはもう慣れてるから」
「……こちら<<ファントマ・アルバ>>。対象の殲滅を確認。これより帰投するわ」
最終更新:2014年06月05日 17:29