カルヴァン公国

(Principality of Calvan)


トリエンタス大陸南西部の海上に位置する、細長い二対の島で構成された立憲君主制国家。
かつては世界の広い地域に植民地を持っていた巨大国家だったが、
先の大戦での敗北と経済的な衰退により、現在はなりをひそめている。

港湾部などの主要都市では高層ビルが立ち並ぶ近代的な都市だが、
都市部を抜けるとなだらかな地形の中に農地が多く存在し、
長い歴史を持つ貴族の壮麗な屋敷が点々と存在している。面積的には自然のほうが多い。

また、流れ込む暖流の関係で首都のブロートンにはよく霧が立ち込めている。
霧の中にレンガ造りの古い建物や高層ビル群がぼんやりと見える神秘的な光景から、首都は「霧の街」と呼ばれている。

そして何よりもカルヴァン料理はげろまずあまりおいしくないことで有名。
カルヴァン国民も料理がおいしくないことを認めているが、それは決して彼らが味音痴というわけではなく、
料理は必要最低限でいい」「料理に大切な時間を割くのは無意味」という彼らなりの合理的な理由に基づき、
美食を追求しない食文化を築いてきたことがカルヴァン料理がまずいと言われる所以である。

おもな産業はかつては製造業であり、世界をけん引する存在だったがマクニールの隆盛により衰退、
現在は従来の農林水産業を主軸とした第一次産業、観光などの第三次産業などに力を注いでいる。
首都はブロートン。

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最終更新:2013年06月05日 10:05