ゼレノイド狂化現象 - ☆

◆ゼレノイド狂化現象

イーストクレイスシティ市内でまことしやかにささやかれる都市伝説。

その内容とは、至って何の異常もないゼレノイドが、突然何かに憑りつかれたかのごとく暴れ回り、最後には自壊行動が始まってそのまま機能停止してしまう…、というものである。

…とはいえ、いつの時代からか口伝で広まっていったうわさであるため、『独立戦争で死亡した人間の亡霊が憑りついたのではないか』とか、
『機能停止したゼレノイドの残留データが電子回路に流れ込んで機能障害を起こした』とか、人間やゼレノイドの若者たちは面白おかしく脚色を加えていっため、
これが真実なのか、ただの噂なのかは定かではない。

余談だが、この手の話は何かとメディアの題材になるようで、年に数度（特に年末）は『狂化現象』についてあることないこと特集が組まれたり、
ホラー映画、あるいはパニック映画のテーマにされていることが多いようだ。