◆
雨が、降っている。
戦禍の残り火を洗い流す雨が、悲しみの涙の如く降り注いでいる。
鳥居を象った大門から、雨降らすくもり空がよく見える。
戦禍の残り火を洗い流す雨が、悲しみの涙の如く降り注いでいる。
鳥居を象った大門から、雨降らすくもり空がよく見える。
宮比温泉物語、大広間。生き残った私達はこの場に集い、傷を癒やしながらも休んでいる。
災禍の魔王ベルセリア。この殺し合いに置ける絶望の具現。それを、積み重ねられた意思の果て、間宮あかりが魔王を撃退した。
だが、犠牲も多かった。冨岡義勇、シグレ・ランゲツ。――――そして、カタリナ・クラエス。
この戦いの、いや。これは戦いではなく災害だ。決して人が挑んではならない天変地異だ。それを覆したのは間宮あかりは間違いなくこの顛末における最大の功労者。そして、一番傷ついたのもまた、彼女であった。
災禍の魔王ベルセリア。この殺し合いに置ける絶望の具現。それを、積み重ねられた意思の果て、間宮あかりが魔王を撃退した。
だが、犠牲も多かった。冨岡義勇、シグレ・ランゲツ。――――そして、カタリナ・クラエス。
この戦いの、いや。これは戦いではなく災害だ。決して人が挑んではならない天変地異だ。それを覆したのは間宮あかりは間違いなくこの顛末における最大の功労者。そして、一番傷ついたのもまた、彼女であった。
カタリナ・クラエスとは殺し合い当初からの付き合いだと聞いた。あの琵琶坂永至とも、それなりに長い付き合いだったようだ。裏切りと喪失、両方を受けた彼女の心が何処まで傷ついてしまったのか、それは誰にも計り知れない。
少なくとも、カタリナ・クラエスの死に傷ついているのはあかりだけではなく、メアリ・ハントもだ。同じ世界の親友同士。親友と言うには矢印が大きい。友達以上恋人未満、という言葉が相応しいだろう。
その証拠と言わんばかりに、むせび泣きながらカタリナ・クラエスの亡骸から離れずにいた。最終的に痺れを切らした流竜馬に引き剥がされたが。
少なくとも、カタリナ・クラエスの死に傷ついているのはあかりだけではなく、メアリ・ハントもだ。同じ世界の親友同士。親友と言うには矢印が大きい。友達以上恋人未満、という言葉が相応しいだろう。
その証拠と言わんばかりに、むせび泣きながらカタリナ・クラエスの亡骸から離れずにいた。最終的に痺れを切らした流竜馬に引き剥がされたが。
そしてもう一つ、琵琶坂永至のあの謎の力が不可解だった。原理も仕組みも不明。何もかもが理解できない、その在り方を。
魔王ベルセリアはまだいい。対処法だけで言えば鋼人七瀬の如く彼女を取り巻く『虚構』を取り除けばいい。だが、琵琶坂永至が、怖い。
自分自身が捻じ曲げれしまうような錯覚、その歪曲が正しいものであると定義されてしまう恐怖。
あれもまた秩序だ。別の秩序、別の概念。大日如来、大いなる宇宙の意志。神の権能を得た禁忌そのもの。
魔王ベルセリアはまだいい。対処法だけで言えば鋼人七瀬の如く彼女を取り巻く『虚構』を取り除けばいい。だが、琵琶坂永至が、怖い。
自分自身が捻じ曲げれしまうような錯覚、その歪曲が正しいものであると定義されてしまう恐怖。
あれもまた秩序だ。別の秩序、別の概念。大日如来、大いなる宇宙の意志。神の権能を得た禁忌そのもの。
これを語る私、岩永琴子は人生最大の恐怖というものを感じている。
自慢ではないが、今まで幾千幾万の怪異を相手に怯えてなどいられない。詰まるところ恐怖の感情が鈍い、ということなのだろうか。
私が私でなくなるのは最悪どうでもいい、それで私が完全な秩序の礎となる事なら大人しく受け入れよう。
だけど、あれが、あんなものが新しい秩序なのだというのなら、無限地獄など生温い世界同士が喰い合う戦争の輪廻だ。ただ進化だけを望み無限に成長していく、ゴールのないマラソンだ。
私が、それに取り込まれる。私が私でない何かに変わり果てる。
自慢ではないが、今まで幾千幾万の怪異を相手に怯えてなどいられない。詰まるところ恐怖の感情が鈍い、ということなのだろうか。
私が私でなくなるのは最悪どうでもいい、それで私が完全な秩序の礎となる事なら大人しく受け入れよう。
だけど、あれが、あんなものが新しい秩序なのだというのなら、無限地獄など生温い世界同士が喰い合う戦争の輪廻だ。ただ進化だけを望み無限に成長していく、ゴールのないマラソンだ。
私が、それに取り込まれる。私が私でない何かに変わり果てる。
"九郎先輩が大好きな私が、消える" "嫌だ" "嫌だ"
そんな秩序、到底認める訳にはいかない。でも、どうにもならない。
秩序を護る存在として、いずれ私も、あの新しい秩序に、琵琶坂永至に、私は―――――。
秩序を護る存在として、いずれ私も、あの新しい秩序に、琵琶坂永至に、私は―――――。
―――私は、どうすることも出来ない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(……間違いねぇ。)
壁に凭れ掛かるように、考え込むのは流竜馬。
琵琶坂永至。戦場に乱入した自分からしても異質としか思えなかった謎の男。
あの男の力は、かつて交戦した天本彩声という女が使っていたものと酷似している。
詰まるところは彼女と同じ世界、とまでは分かったのだが。
琵琶坂永至。戦場に乱入した自分からしても異質としか思えなかった謎の男。
あの男の力は、かつて交戦した天本彩声という女が使っていたものと酷似している。
詰まるところは彼女と同じ世界、とまでは分かったのだが。
(……ゲッターの力だ。)
そう、最大の問題は、琵琶坂永至がゲッターの力を使っていた、と言うこと。
間違いなく去り際に発射した緑色の光線はゲッターロボでよく使っているゲッタービームの光条そのもの。
一体いつあいつがゲッターの力手に入れたのか、という疑問が湧くが、そういう事を考えるのは余り柄ではない。
間違いなく去り際に発射した緑色の光線はゲッターロボでよく使っているゲッタービームの光条そのもの。
一体いつあいつがゲッターの力手に入れたのか、という疑問が湧くが、そういう事を考えるのは余り柄ではない。
(……ちっ。)
何故かあの時の記憶が蘇る。黒平安京にて晴明を倒した後、謎の世界に迷い込んだ時。
全てがゲッター線によって侵食した、あの地獄変の世界を。
そんな世界から元の世界に戻る直前に見た、――もう一人の自分の姿を。
全てがゲッター線によって侵食した、あの地獄変の世界を。
そんな世界から元の世界に戻る直前に見た、――もう一人の自分の姿を。
(嫌な事を思い出しちまった。)
あの吐き気を催す世界の事を、二度と思い返すつもりはなかったのだが。
何故か、あの時のもう一人の自身と琵琶坂永至がダブって見えたのが、無性に苛ついた。
あの去り際の醜悪な表情だけでも、晴明と同等がそれ以上にクソ野郎と言うのは火を見るより明らか。
何故か、あの時のもう一人の自身と琵琶坂永至がダブって見えたのが、無性に苛ついた。
あの去り際の醜悪な表情だけでも、晴明と同等がそれ以上にクソ野郎と言うのは火を見るより明らか。
「……で、てめぇはてめぇで、何突っ立ってやがる?」
気晴らしに視線を逸らせば、メアリ・ハントの姿。
何時までも死んだやつにしがみついていた女、ぐらいの印象だった。それ程までに、この女にとってカタリナという人物は大事だったのか。
自分が間に合っていれば、なんて無駄な考えはしない。手遅れは手遅れだ、それをごちゃごちゃ掘り返すつもりはない。
何時までも死んだやつにしがみついていた女、ぐらいの印象だった。それ程までに、この女にとってカタリナという人物は大事だったのか。
自分が間に合っていれば、なんて無駄な考えはしない。手遅れは手遅れだ、それをごちゃごちゃ掘り返すつもりはない。
「――あの男の力、ご存知あるのですか?」
「……ゲッターだ。まあ、呪いみたいなもんだな。――俺も同じように、な。」
「……ゲッターだ。まあ、呪いみたいなもんだな。――俺も同じように、な。」
問われたから、返した。少なくとも流竜馬にとってはゲッターの力は呪縛であり、因縁であり、たちの悪いストーカーのようなものだ。それ以上、竜馬にもそこまで理解できる力ではない。
「……そうですか。」
そっけない返答が返ってきた。そもそもゲッターと言う存在自体が、未知にして正体不明極まりない。
ゲッターロボのパイロットである流竜馬ですら、全貌は全くといいほど理解できていない。
ゲッターロボのパイロットである流竜馬ですら、全貌は全くといいほど理解できていない。
「―――でも、関係ない。あの男は絶対に許さない。」
背中越しでも分かる殺気。少なくとも自分や隼人に匹敵する、氷の如き憎悪。
絶対に許さないという意志の表明。呼応するかのごとく周囲に浮かぶ水の玉。
それは直ぐ様地面に落ちて、小さな穴となって穿ち消える。
絶対に許さないという意志の表明。呼応するかのごとく周囲に浮かぶ水の玉。
それは直ぐ様地面に落ちて、小さな穴となって穿ち消える。
「―――必ず殺す。」
メアリ・ハントの意思はただ一つ。琵琶坂永至を殺す。カタリナ・クラエスを殺したあの男を殺す。
そして、すべて殺してカタリナ・クラエスを蘇らせる。例え彼女が望まなくとも、蘇らせた時に彼女の記憶を改ざんしてしまえばいい。
そう、造花の笑顔でも構わないと望んだのは自分の意志だ。その点においてはあのクズには感謝してもいい。だが、お前だけは絶対に許さない。
利用できる奴らは利用して、琵琶坂永至を必ず殺して、優勝する。
それがメアリ・ハントの望んだ、彼女が望んだ唯一無二のハッピーエンドの礎でしかないのだから。
そして、すべて殺してカタリナ・クラエスを蘇らせる。例え彼女が望まなくとも、蘇らせた時に彼女の記憶を改ざんしてしまえばいい。
そう、造花の笑顔でも構わないと望んだのは自分の意志だ。その点においてはあのクズには感謝してもいい。だが、お前だけは絶対に許さない。
利用できる奴らは利用して、琵琶坂永至を必ず殺して、優勝する。
それがメアリ・ハントの望んだ、彼女が望んだ唯一無二のハッピーエンドの礎でしかないのだから。
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「……助かりました。」
「いえ。これくらい、当然のことです。」
「いえ。これくらい、当然のことです。」
また、別の場所で。間宮あかりに背負われた岩永琴子がゆっくりと壁に凭れ掛かるように降ろされた。
義足がふっ飛ばされ、こうして背負ってもらわないと移動もままならない。
いや、半ば義足が吹き飛んだ自分の事は今はいい。間宮あかりの精神状況は素人目からしても酷いものだ。瞳に輝きはなく、泣きすぎた結果か、疲れが溜まったせいなのか、酷いくまが出来ている。
身体の傷などお構いなく、一頻り泣いた後に自分背負ってくれたのだから。
義足がふっ飛ばされ、こうして背負ってもらわないと移動もままならない。
いや、半ば義足が吹き飛んだ自分の事は今はいい。間宮あかりの精神状況は素人目からしても酷いものだ。瞳に輝きはなく、泣きすぎた結果か、疲れが溜まったせいなのか、酷いくまが出来ている。
身体の傷などお構いなく、一頻り泣いた後に自分背負ってくれたのだから。
「その怪我、深くないとはいえ、かなりの物に思えますが?」
「……大丈夫です。痛みは、あまり感じないから。多分、たいしたことないと思います。」
「……大丈夫です。痛みは、あまり感じないから。多分、たいしたことないと思います。」
そう微笑む彼女のその瞳は間違いなく笑ってはいない。見るも痛々しい笑顔だ。
岩永琴子を心配させまいと振る舞っているようにしか見えない。
出血の方は止んでいるとは言え、先の覚醒が関わっているのか、それとも。
岩永琴子を心配させまいと振る舞っているようにしか見えない。
出血の方は止んでいるとは言え、先の覚醒が関わっているのか、それとも。
「……なら、いいですが。」
「よかったです。じゃあ私、メアリさんの様子、見に行かないと……。」
「……その前に、一つ私の独り言を聞いてくれませんでしょうか? リュージさんがいれば良かったのですが、………連れ去られてしまったので。」
「よかったです。じゃあ私、メアリさんの様子、見に行かないと……。」
「……その前に、一つ私の独り言を聞いてくれませんでしょうか? リュージさんがいれば良かったのですが、………連れ去られてしまったので。」
ほんの少しだけ、岩永の顔に陰りが出来た。彼女なりにリュージが連れ去られた事に責任を感じているのか。だが、声の抑揚自体はいつもの岩永琴子であり、それを感じさせない立ち振舞ではあった。
それでも、独り言を誰かに吐き出したくなる程には、彼女も思うところがあった。
なので、間宮あかりも一先ず楽な姿勢となり、彼女の独り言を、独白を聞くことにした。
それでも、独り言を誰かに吐き出したくなる程には、彼女も思うところがあった。
なので、間宮あかりも一先ず楽な姿勢となり、彼女の独り言を、独白を聞くことにした。
「……私は、彼が。琵琶坂永至が、怖いと思ってしまったのです。」
「え?」
「え?」
間宮あかりにとっては意外そうな切り口だった。岩永琴子の事は出会ってまだ数時間ほどだ。理知的というか、クールというか、それでもカタリナに追求された時に背丈相応の反応を見せたり。
見た目、自分よりも年上には思えない人物だとあかりは思った。だからこそ、怪異や神格相手に対等に言葉を介したり出来るのが、岩永琴子であるのだが。
見た目、自分よりも年上には思えない人物だとあかりは思った。だからこそ、怪異や神格相手に対等に言葉を介したり出来るのが、岩永琴子であるのだが。
「私はあれに、"秩序"を見ました。」
紛れもない本心を告げる。密教において曼荼羅とは仏の世界、もとい宇宙の全てを図として例えた代物だ。
彼がそれを背後に笑う姿が、大日如来に見えてしまった。神仏習合の解釈においては天照大神とも同一視される存在である。
天照大神の別称に大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)というものがあるが。この場合における「ムチ」は「貴い神」を表す尊称とされている。他に「ムチ」の尊称が付けられた神々というのは大国主、宗像三女神を含めた三種しかないのだ。
あんなものが「貴い神」だなんて、悪夢以外の何物でもない。鞭(ムチ)に焔。余りにも天照の権能の一端を担ってると、偶然と思うことが出来なかった。
世界を照らす神話に連なる神。日本屈指の太陽神。国生みより生まれた三柱の一柱。
天照の力を宿した『魔神』だ。――あれは秩序だ。高天原より世界を正す為に生まれ落ちた宇宙の意志だ。
知恵の神では、秩序を保つ自分では、逆らえない。本能的に怯えてしまう。
彼がそれを背後に笑う姿が、大日如来に見えてしまった。神仏習合の解釈においては天照大神とも同一視される存在である。
天照大神の別称に大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)というものがあるが。この場合における「ムチ」は「貴い神」を表す尊称とされている。他に「ムチ」の尊称が付けられた神々というのは大国主、宗像三女神を含めた三種しかないのだ。
あんなものが「貴い神」だなんて、悪夢以外の何物でもない。鞭(ムチ)に焔。余りにも天照の権能の一端を担ってると、偶然と思うことが出来なかった。
世界を照らす神話に連なる神。日本屈指の太陽神。国生みより生まれた三柱の一柱。
天照の力を宿した『魔神』だ。――あれは秩序だ。高天原より世界を正す為に生まれ落ちた宇宙の意志だ。
知恵の神では、秩序を保つ自分では、逆らえない。本能的に怯えてしまう。
「……私はあれが大日如来と、天照大神とも幻視してしまった。」
静かな語り口に反し、その両腕はどうしようもなく震えている。
恐怖していた。怯えていた。畏怖していた。知ってしまった。知りたくもなかった絶望を、知ってしまった。格が、違いすぎた。どうしようもなかった。
恐怖していた。怯えていた。畏怖していた。知ってしまった。知りたくもなかった絶望を、知ってしまった。格が、違いすぎた。どうしようもなかった。
「……もし、私が正しく秩序を守るため、というのであれば。天照大神たる今の彼に従う、という選択肢があるでしょう。」
「えっ……?」
「えっ……?」
思わず、間宮あかりの口が驚きに開く。
「彼が天照。いや大日如来と同一視であるなら彼は宇宙の意志の代行者という事とも言えます。彼が天であり宇宙でも在る。宇宙の秩序そのもの。知恵の神として選ばれた私は、その秩序を守らなければなりません。」
妖、亡霊、精霊。数多の怪異の仲裁役として選ばれた岩永琴子。それはあくまで選ばれた、ということでしか無い。
ましてや、彼女が垣間見たのは国生みより生まれた三柱の一角。高天原を統べる主宰神にして、密教の本尊。彼が何処までその力を得ているのかは不明だが、間違いなくそれを敵に回すということは。
即ち高天原に、宇宙の意志そのものを敵に回すと同義だということ。そんな事をして無事でいられるはずがない。
ましてや、彼女が垣間見たのは国生みより生まれた三柱の一角。高天原を統べる主宰神にして、密教の本尊。彼が何処までその力を得ているのかは不明だが、間違いなくそれを敵に回すということは。
即ち高天原に、宇宙の意志そのものを敵に回すと同義だということ。そんな事をして無事でいられるはずがない。
「……もし琵琶坂永至が本当にそうであるなら、間違いなく他の参加者とは一線を画す。いいえ、そんな生易しい話ではありません。文字通り、人知の及ばない『神の力』が敵に回る、ということなんです。」
文字通りの神への反逆。そんな事がそう安々と許されるはずがない。古来より神殺しの逸話があれど、それもまた神殺しというよりも親殺しの類だ。同じ神が親神を殺すからこその神話由来の出来事。
しかも大日如来という、曼荼羅において最も有名が仏と同一の力という可能性が出てきた。宇宙の意志そのものに勝つ可能性なんて微塵もない。釈迦の掌の上で翻弄される孫悟空よりも滑稽に踊ることになるだろう。
しかも大日如来という、曼荼羅において最も有名が仏と同一の力という可能性が出てきた。宇宙の意志そのものに勝つ可能性なんて微塵もない。釈迦の掌の上で翻弄される孫悟空よりも滑稽に踊ることになるだろう。
「……私は、それに逆らえない。」
震えがひどくなり、焦燥が表情として浮かび上がる。顔も青ざめ、冷や汗が止め処無く流れる。
「私の心があれを間違っているというのに、頭があれが正しいと囁いているんです……!」
苦しそうに、振り絞るように漏れた弱みだった。
誰にも見せることのない、弱気になった彼女の本心だった。
否定できない理不尽が、彼女の身体にしがみついて離さない。
――岩永琴子は、正しい選択しか出来ない。知恵の神である限り、秩序に従う限り。
誰にも見せることのない、弱気になった彼女の本心だった。
否定できない理不尽が、彼女の身体にしがみついて離さない。
――岩永琴子は、正しい選択しか出来ない。知恵の神である限り、秩序に従う限り。
"新たな秩序となる琵琶坂永至にいつか従わなければならない"
"その、果てに"
"桜川九郎を殺―――――――"
"その、果てに"
"桜川九郎を殺―――――――"
「――私、は――――。」
考えが思いつかない考えたくない考えたくないでもあれはいずれ秩序以上のいやそんなもの秩序じゃない秩序の名を語った地獄でどうすればいいどうすればいい何をどうしてどうすればわからない。
詰んでいた。岩永琴子は、どうしようもなく詰んでいた。
その手を顔を隠し、全てから目を背けるように。否定すべき現実を、真実を否定できなかった。
詰んでいた。岩永琴子は、どうしようもなく詰んでいた。
その手を顔を隠し、全てから目を背けるように。否定すべき現実を、真実を否定できなかった。
「………ッ!」
だが、その絶望を聞き手として聞いていた間宮あかりは違った。
唾を飲み込んで、そして何かを決心したように、こう切り出す。
唾を飲み込んで、そして何かを決心したように、こう切り出す。
「……わがままでもいいと思います。」
「……何を、突拍子なことを。」
「……何を、突拍子なことを。」
本当に唐突で、突拍子な言葉だった。
慰めならもうちょっとまともな言葉があるのでは、と掌の隙間から覗き込むように。
慰めならもうちょっとまともな言葉があるのでは、と掌の隙間から覗き込むように。
「ここに来て、私の信じているものが、信じたいと思っているものが砕かれていくような、そんな思いばかりでした。」
世界は残酷である。武偵憲章はこの殺し合いにおいてはただの呪縛でしか無く、その結果拾いきれなかった命もあった。誰も殺さないという思い自体は立派であるが、それは実力が伴っていればの話。
「それでも、私は私であることを捨てたくない。」
それでも、だとしても。間宮あかりは憧れを裏切りたくはない。親から受け継いた思いを、自分自身の感情を。例え幾度となく溝に塗れた迷い犬(ストレイ・ドッグ)のように無様な姿であろうとも。
「変わらないために、変わる。シアリーズさんやみんなから託されたあの力も。私が、最後の時まで私で。武偵・間宮あかりでいるために。」
間宮あかりには夢がある。憧れの神崎アリアみたいな立派な武偵になって、人々を守るような誰かになりたいと。たとえ何と言われようとも、彼女は最後までその願いを諦めることはなかった。
何度挫けようと、何度折れようとも、その夢を捨てることだけはしなかった。
何度挫けようと、何度折れようとも、その夢を捨てることだけはしなかった。
「……私は、私のままで未来を生きていたい。女神の地平が何なのか私にはわからない。それが何でも叶う理想郷だとしても、私はそんなの嫌です。」
女神の地平。μという電子の女神が導く理想郷。メビウスという偽りの楽園。間宮あかりに、それが意味するものを理解する術はない。
だが、それが「今まで起こった悲劇を文字通り最初からなかった事になる」ならば、認める訳にはいかない。
生易しい思いだけで包まれた偽の世界は、満たされるけれどとても空虚で、寂しいのだと、間宮あかりは思う。
悲劇も辛いこともあって、人は人と出会って、引き寄せられて、そうして紡いでいく大切な何かが尊いもの。
だが、それが「今まで起こった悲劇を文字通り最初からなかった事になる」ならば、認める訳にはいかない。
生易しい思いだけで包まれた偽の世界は、満たされるけれどとても空虚で、寂しいのだと、間宮あかりは思う。
悲劇も辛いこともあって、人は人と出会って、引き寄せられて、そうして紡いでいく大切な何かが尊いもの。
「それが最善の幸せだとしても、逃れようのない真実だとしても、私は認めない。だって――。」
女神の地平が、それをただの悲しいことだとして切り捨てるのなら。
人の意思を否定して、望まれた幸せを押し付けるのなら。
それは、虚構の天国。そんなもものは嫌だと高らかに。
人の意思を否定して、望まれた幸せを押し付けるのなら。
それは、虚構の天国。そんなもものは嫌だと高らかに。
「……私はそれでも、明日が欲しいから。我儘でもいい、私はみんなと乗り越えていく明日でいい。」
――理想(あなた)を壊して現実(じごく)に帰る。
汎ゆる艱難辛苦があろうと、乗り越えていく。
一人で無理なら、みんなと一緒に。
ハッピーエンドとは程遠い、ビターエンドでも構わない。
それが、現実で生きるという事だから。
汎ゆる艱難辛苦があろうと、乗り越えていく。
一人で無理なら、みんなと一緒に。
ハッピーエンドとは程遠い、ビターエンドでも構わない。
それが、現実で生きるという事だから。
「……明日が、欲しい。」
思わずぽかんとしながらも間宮あかりの言葉に岩永琴子は耳を傾けていた。
そんな、論理もへったくれも無い感情論。合理的ではない感情。
我儘という、単純な思考。明日が欲しいだなんて、そんな単純な。
そんな、論理もへったくれも無い感情論。合理的ではない感情。
我儘という、単純な思考。明日が欲しいだなんて、そんな単純な。
「………………私は、九郎先輩と。」
思い出す。想い人たる彼の事を。
彼のことを気に入っているのは真実で、いつの間にか、彼と過ごす明日は、面白くて、楽しくて。
それは―――――
彼のことを気に入っているのは真実で、いつの間にか、彼と過ごす明日は、面白くて、楽しくて。
それは―――――
――そうだ、知恵の神。ここは虚構の世界だ。この世界で起こった変容は、全くの偽りではないのか?
正しさを捻じ曲げ、真実を捻じ曲げ虚構の理想で誰かを狂わせる。
それは、秩序の名において全くもって正しくなんて無い。理外にも理(ことわり)は存在し、道理も無理も存在する。
あの歌姫らが行おうとするのは、理を喰らいつくし、全てを一つにする秩序への大破壊だ。
メビウスが、例え正しき在り方で生まれたものだとしても。道を間違えた秩序は正さなければならない。
そう、虚構は虚構へと還るべきだ。
正しさを捻じ曲げ、真実を捻じ曲げ虚構の理想で誰かを狂わせる。
それは、秩序の名において全くもって正しくなんて無い。理外にも理(ことわり)は存在し、道理も無理も存在する。
あの歌姫らが行おうとするのは、理を喰らいつくし、全てを一つにする秩序への大破壊だ。
メビウスが、例え正しき在り方で生まれたものだとしても。道を間違えた秩序は正さなければならない。
そう、虚構は虚構へと還るべきだ。
「……なんだ、そうでしたね。」
なんて単純なことを忘れていたのだろう。魔王ベルセリアも、琵琶坂永至の曼荼羅も。虚構より生まれた虚構。秩序を乱す虚構であるならば、それを正しき形へと戻すのが、役目。
「私らしくもなく、弱腰になってしまったようです。」
そう、目の前の絶望に気を取られ、見落としていた。偽りより生じた偽り。上座に立つは厄災を生む虚構を望む者たち。生まれ落ちたは虚構の厄災
真実は真実に、嘘は嘘へ、返すべきだ。嘘を引っ剥がし、正しき姿へと。
真実は真実に、嘘は嘘へ、返すべきだ。嘘を引っ剥がし、正しき姿へと。
「ありがとうございます、あかりさん。私は、この場所でやるべき事を、為すべき事を再認識しました。」
「……岩永さん。」
「壊しましょう、この間違った真実と虚構が入り混じった世界を。そして全てを正しく整え、戻しましょう。」
「……岩永さん。」
「壊しましょう、この間違った真実と虚構が入り混じった世界を。そして全てを正しく整え、戻しましょう。」
そう、偽りは真に。間違った虚構も、認めてはならない本当も。
世に真怪あれど、虚怪もまた多くあり。――虚構は虚構に戻すべきなのだから。
世に真怪あれど、虚怪もまた多くあり。――虚構は虚構に戻すべきなのだから。
「……さて。こちらの独り言に付き合わせてしまい、申し訳ございません。」
一息ついて、軽く会釈。少なくとも間宮あかりのお陰で立ち直ったのだ。お礼を言わずしては失礼であろう。
「い、いいえ。なんというか私なんかが偉そうに言って……。」
「別に謙遜する必要はありません。知恵の神と言っても、神が万能というわけではありません。時には助言をもらうのも神様だったりするんですよ?」
「そ、それはそうですけれど………?」
「それに、メアリさんの様子を見に行くって言ってましたでしょう。私のことはいいですので、早く用事を済ませるべきでは? ……彼女、あれ以降見るからに平常とは言えませんでしたので。」
「別に謙遜する必要はありません。知恵の神と言っても、神が万能というわけではありません。時には助言をもらうのも神様だったりするんですよ?」
「そ、それはそうですけれど………?」
「それに、メアリさんの様子を見に行くって言ってましたでしょう。私のことはいいですので、早く用事を済ませるべきでは? ……彼女、あれ以降見るからに平常とは言えませんでしたので。」
岩永の懸念の一つ。メアリ・ハント。カタリナ・クラエスへの執着、思いは間違いなく常軌を逸している。
何が起こるか、彼女が何を考えているか、一度問い詰めなければならないところであるが。
何が起こるか、彼女が何を考えているか、一度問い詰めなければならないところであるが。
「……そ、そうでしたね。じゃ、じゃあ私行ってきまっ……あ。」
などとあかりが慌て気味に駆けだそうとすれば、足を滑らせ盛大にすっ転ぶ。
「……何やってるんですか?」
「ご、ごめんなさい。ちょっと手貸してくれないかな?」
「……あのですねぇ………ぇ?」
「ご、ごめんなさい。ちょっと手貸してくれないかな?」
「……あのですねぇ………ぇ?」
見かねた岩永があかりの手を取ろうとして、異常に気づいた。
「……岩永、さん?」
「………。」
「………。」
……その手が、体温が、まるで死人のごとく冷たいものだということに。
◯
間宮あかりは、シアリーズ含め数多の情報残滓の再構築によって再び蘇った。その認識は正しい。
だが、彼女が彼女の情報を保ったまま、というのが大問題だった。
分かっているが、間宮あかりの情報はあの時に破損していた。そう、修復不可能なほどに。
それをシアリーズの情報が無理やり補完し、奇跡的に再構築できたというだけの話。
だが、混ざりすぎた。シアリーズ他、この世界のシュカ、その他エトセトラ。混じりすぎた情報はいずれ自然分解し、撹拌し、消失する。本体が死んだ情報であるなら、尚更だ。
似たような事例で言うならば、ディアボロに殺され、ジョルノのゴールド・エクスペリエンスによって生命エネルギーを注入され文字通り一度蘇ったブチャラティが分かりやすいだろう。
今の間宮あかりは、死んだ情報の抜け殻に、僅かに残った情報残滓と別の情報残滓を縫い足したハリボテでしかない。情報をガソリン代わりに動いている、リビングデッドでしかない。
その結末は、本来辿るはずのブローノ・ブチャラティと同じ。ガソリンが切れて、今度こそ死ぬ。二度と動かなくなる。
念を押して断言しよう。間宮あかりの復活は奇跡だ。奇跡は二度と起こらない。間宮あかりの死は確定して
いる。燃料が、情報が消失したその時こそ。彼女の最後の時なのだから。
だが、彼女が彼女の情報を保ったまま、というのが大問題だった。
分かっているが、間宮あかりの情報はあの時に破損していた。そう、修復不可能なほどに。
それをシアリーズの情報が無理やり補完し、奇跡的に再構築できたというだけの話。
だが、混ざりすぎた。シアリーズ他、この世界のシュカ、その他エトセトラ。混じりすぎた情報はいずれ自然分解し、撹拌し、消失する。本体が死んだ情報であるなら、尚更だ。
似たような事例で言うならば、ディアボロに殺され、ジョルノのゴールド・エクスペリエンスによって生命エネルギーを注入され文字通り一度蘇ったブチャラティが分かりやすいだろう。
今の間宮あかりは、死んだ情報の抜け殻に、僅かに残った情報残滓と別の情報残滓を縫い足したハリボテでしかない。情報をガソリン代わりに動いている、リビングデッドでしかない。
その結末は、本来辿るはずのブローノ・ブチャラティと同じ。ガソリンが切れて、今度こそ死ぬ。二度と動かなくなる。
念を押して断言しよう。間宮あかりの復活は奇跡だ。奇跡は二度と起こらない。間宮あかりの死は確定して
いる。燃料が、情報が消失したその時こそ。彼女の最後の時なのだから。
【D-2/午後/宮比温泉物語1F大広間/一日目】
※吹き飛んだクロガネ征嵐とシグレの腕の行方は後続の書き手にお任せします。
※D-2一体に次元の断裂が発生し、その影響で大雨が降り注いでいます。
※吹き飛んだクロガネ征嵐とシグレの腕の行方は後続の書き手にお任せします。
※D-2一体に次元の断裂が発生し、その影響で大雨が降り注いでいます。
【間宮あかり@緋弾のアリアAA】
[状態]:覚醒、白髪化、痛覚が鈍くなっている、体温低下、情報の乖離撹拌(進行度31%)、全身のダメージ(大)、精神疲労(中)、疲労(絶大)、左中指負傷(縦に切断、包帯が巻かれている)
[服装]:いつもの武偵校制服(破損・中)
[装備]:スターム・ルガー・スーパーレッドホーク@緋弾のアリアAA
[道具]:基本支給品一色、不明支給品2つ
[思考]
基本:テミスは許してはおけない。アリア先輩たちが心配
0:―――それでも私は、明日が欲しい。
1:メアリさんの様子を見てくる。
2:ヴライ、マロロを警戒。もう誰も死んでほしくない
3:アリア先輩、志乃ちゃんを探す。夾竹桃は警戒。
4:『オスティナートの楽士』と鎧塚みぞれを警戒。
5:もし会えたらカナメさんに、シュカさんの言葉を伝えないと
[備考]
※アニメ第10話、ののかが倒れた直後からの参戦です
※覚醒したことによりシアリーズを大本とする炎の聖隷力及び「風を操る程度の能力」及びシュカの異能『荊棘の女王(クイーンオブソーン)』、そして土属性の魔術を習得しました。
※情報の乖離撹拌が始まっており。このまま行けば彼女は確実に命を落とします。
[状態]:覚醒、白髪化、痛覚が鈍くなっている、体温低下、情報の乖離撹拌(進行度31%)、全身のダメージ(大)、精神疲労(中)、疲労(絶大)、左中指負傷(縦に切断、包帯が巻かれている)
[服装]:いつもの武偵校制服(破損・中)
[装備]:スターム・ルガー・スーパーレッドホーク@緋弾のアリアAA
[道具]:基本支給品一色、不明支給品2つ
[思考]
基本:テミスは許してはおけない。アリア先輩たちが心配
0:―――それでも私は、明日が欲しい。
1:メアリさんの様子を見てくる。
2:ヴライ、マロロを警戒。もう誰も死んでほしくない
3:アリア先輩、志乃ちゃんを探す。夾竹桃は警戒。
4:『オスティナートの楽士』と鎧塚みぞれを警戒。
5:もし会えたらカナメさんに、シュカさんの言葉を伝えないと
[備考]
※アニメ第10話、ののかが倒れた直後からの参戦です
※覚醒したことによりシアリーズを大本とする炎の聖隷力及び「風を操る程度の能力」及びシュカの異能『荊棘の女王(クイーンオブソーン)』、そして土属性の魔術を習得しました。
※情報の乖離撹拌が始まっており。このまま行けば彼女は確実に命を落とします。
【岩永琴子@虚構推理】
[状態]:健康、新たなる決意、無意識下での九郎との死別への恐れ、義足損壊
[服装]:いつもの服、義眼
[装備]:赤林海月の杖@デュラララ!!
[道具]:基本支給品、文房具(消費:小)@ドラゴンクエストビルダーズ2、ランダム支給品1(岩永琴子確認済み)
[思考]
基本:このゲームの解決を目指す。
0:魔王と琵琶坂永至、あの二人をどうにかする方法は……
1:あかりさん、貴方は……
2:九郎先輩との合流は……
3:紗季さん……
4:首輪の解析も必要です、可能ならサンプルが欲しいですが……
5:オスティナートの楽士から話を聞きたいですね
[備考]
※参戦時期は鋼人七瀬事件解決以降です。
※アリアから彼女が呼ばれた時点までのカリギュラ世界の話を聞きました。
※この殺し合いに桜川六花が関与している可能性を疑っています。
ただし、現状その可能性は少ないと思っています。
※リュージからダーウィンズゲームのことを知っている範囲で聞きました。
※夾竹桃・ビルド・隼人・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※今の自分を【本物ではない可能性】、また、【被検体とされた人間は自ら望んだ者たちである】と考えています。
※カタリナとあかりのこれまでの経緯を聞きました。
[状態]:健康、新たなる決意、無意識下での九郎との死別への恐れ、義足損壊
[服装]:いつもの服、義眼
[装備]:赤林海月の杖@デュラララ!!
[道具]:基本支給品、文房具(消費:小)@ドラゴンクエストビルダーズ2、ランダム支給品1(岩永琴子確認済み)
[思考]
基本:このゲームの解決を目指す。
0:魔王と琵琶坂永至、あの二人をどうにかする方法は……
1:あかりさん、貴方は……
2:九郎先輩との合流は……
3:紗季さん……
4:首輪の解析も必要です、可能ならサンプルが欲しいですが……
5:オスティナートの楽士から話を聞きたいですね
[備考]
※参戦時期は鋼人七瀬事件解決以降です。
※アリアから彼女が呼ばれた時点までのカリギュラ世界の話を聞きました。
※この殺し合いに桜川六花が関与している可能性を疑っています。
ただし、現状その可能性は少ないと思っています。
※リュージからダーウィンズゲームのことを知っている範囲で聞きました。
※夾竹桃・ビルド・隼人・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※今の自分を【本物ではない可能性】、また、【被検体とされた人間は自ら望んだ者たちである】と考えています。
※カタリナとあかりのこれまでの経緯を聞きました。
【メアリ・ハント@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】
[状態]:健康、己が願いを自覚、全身のダメージ(大)、鋼鉄の決意、漆黒の決意、カタリナのファーストキスゲット
[服装]:いつもの服装
[装備]:プロトタイプ@うたわれるもの3 二人の白皇(吸収済み)
[道具]:基本支給品一式、エレノアの首輪、カタリナ・クラエスのメモ手帳@はめふら
[思考]
基本:優勝してカタリナ様を蘇らせて私達のハッピーエンドを目指す
1:こいつら(あかり達)は利用する。
2:琵琶坂永至は絶対に許さない、殺す。
3:ミナデイン砲のトリガーとなるオーブを探す
[備考]
※魔法学園入学前からの参戦です
※プロトタイプを吸収したことで水の魔力が大幅強化されました
[状態]:健康、己が願いを自覚、全身のダメージ(大)、鋼鉄の決意、漆黒の決意、カタリナのファーストキスゲット
[服装]:いつもの服装
[装備]:プロトタイプ@うたわれるもの3 二人の白皇(吸収済み)
[道具]:基本支給品一式、エレノアの首輪、カタリナ・クラエスのメモ手帳@はめふら
[思考]
基本:優勝してカタリナ様を蘇らせて私達のハッピーエンドを目指す
1:こいつら(あかり達)は利用する。
2:琵琶坂永至は絶対に許さない、殺す。
3:ミナデイン砲のトリガーとなるオーブを探す
[備考]
※魔法学園入学前からの参戦です
※プロトタイプを吸収したことで水の魔力が大幅強化されました
【ドッピオ(ディアボロ)@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】
[状態]:健康、ドッピオの人格が表
[服装]:普段の服装
[装備]:小型小銃@現地調達品 王の首輪@オリジナル
[道具]:不明支給品0~2、アップルグミ×3@テイルズオブベルセリア
[思考]
基本:生き残る。手段は問わない。
0:これからどうするか……?
1 :竜馬と共に西へ向かい、ブチャラティの関係者を始末していく。
2 :その途中で『大いなる父の遺跡』へと向かう
3 :無力な一般人を装いつつ、参加者を利用していく
4 :オシュトルへの首輪提供のため、参加者を殺害してのサンプル回収も視野に入れる
5 :『月彦』を警戒。再合流後も用心は怠らない。
6 :ブチャラティは確実に始末する。
7 :なるべく目立たないように立ち回り、優勝しか手段が無くなっても構わないよう、殺せる者は密かに殺していく。
8 :自分の正体を知ろうとする者は排除する。
9 :ゲッターロボ、もしもあのままランクを上げ続けてたら...ゾオ~ッ
10:グミは複数あるけど内緒にしておこう。
11:もし認識がスタンドに影響を及ぼすならば……?
[備考]
※参戦時期はアバッキオ殺害後です。
※偽名として『ブローノ・ブチャラティ』を名乗っています。
※オシュトルからうたわれ世界の成り立ちについて、聞かされました。
※アップルグミの回復は健在ですが欠損や毒などは回復しません。
また3つあることは伝えていません。
※早苗、霊夢、カナメ、竜馬と情報交換してます。
[状態]:健康、ドッピオの人格が表
[服装]:普段の服装
[装備]:小型小銃@現地調達品 王の首輪@オリジナル
[道具]:不明支給品0~2、アップルグミ×3@テイルズオブベルセリア
[思考]
基本:生き残る。手段は問わない。
0:これからどうするか……?
1 :竜馬と共に西へ向かい、ブチャラティの関係者を始末していく。
2 :その途中で『大いなる父の遺跡』へと向かう
3 :無力な一般人を装いつつ、参加者を利用していく
4 :オシュトルへの首輪提供のため、参加者を殺害してのサンプル回収も視野に入れる
5 :『月彦』を警戒。再合流後も用心は怠らない。
6 :ブチャラティは確実に始末する。
7 :なるべく目立たないように立ち回り、優勝しか手段が無くなっても構わないよう、殺せる者は密かに殺していく。
8 :自分の正体を知ろうとする者は排除する。
9 :ゲッターロボ、もしもあのままランクを上げ続けてたら...ゾオ~ッ
10:グミは複数あるけど内緒にしておこう。
11:もし認識がスタンドに影響を及ぼすならば……?
[備考]
※参戦時期はアバッキオ殺害後です。
※偽名として『ブローノ・ブチャラティ』を名乗っています。
※オシュトルからうたわれ世界の成り立ちについて、聞かされました。
※アップルグミの回復は健在ですが欠損や毒などは回復しません。
また3つあることは伝えていません。
※早苗、霊夢、カナメ、竜馬と情報交換してます。
【流竜馬@新ゲッターロボ】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)、出血(小~中、処置済み)、身体に軽い火傷(処置済み)
[服装]:
[装備]:悲鳴嶼行冥の日輪刀@鬼滅の刃
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、彩声の食料品、白バイ@現地調達品
[思考]
基本方針:主催をブッ殺す。(皆殺しでの優勝は目指していない)
0:ひとまず大いなる父の遺跡とやらに向かう。……つもりが、面倒くせぇ事になっちまった
1:研究所からは遠のくが、ブチャラティ(ドッピオ)と西へ行って参加者と接触。
2:そのついでで折原臨也を探すが、あんまり会いたくない。
3:粘着野郎(晴明)死にやがったか、ざまあねえ。
4:戦う気のない奴に手を出すつもりはない。
5:弁慶と隼人は、まあ放っておいても死にゃしねえだろう。
6:煉獄があいつに殺されたとは思えないが、これ以上好き勝手やるつもりならあの金髪チビ(フレンダ)は殺す。
7:レインや静雄の知り合いに遭ったら一応伝えておいてやる。
8:あの野郎(琵琶坂永至)の……どうして野郎がゲッターの力を?
[備考]
※少なくとも晴明を倒した後からの参戦。
※早苗、ブチャラティ(ドッピオ)、カナメ、霊夢と情報交換してます。
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)、出血(小~中、処置済み)、身体に軽い火傷(処置済み)
[服装]:
[装備]:悲鳴嶼行冥の日輪刀@鬼滅の刃
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、彩声の食料品、白バイ@現地調達品
[思考]
基本方針:主催をブッ殺す。(皆殺しでの優勝は目指していない)
0:ひとまず大いなる父の遺跡とやらに向かう。……つもりが、面倒くせぇ事になっちまった
1:研究所からは遠のくが、ブチャラティ(ドッピオ)と西へ行って参加者と接触。
2:そのついでで折原臨也を探すが、あんまり会いたくない。
3:粘着野郎(晴明)死にやがったか、ざまあねえ。
4:戦う気のない奴に手を出すつもりはない。
5:弁慶と隼人は、まあ放っておいても死にゃしねえだろう。
6:煉獄があいつに殺されたとは思えないが、これ以上好き勝手やるつもりならあの金髪チビ(フレンダ)は殺す。
7:レインや静雄の知り合いに遭ったら一応伝えておいてやる。
8:あの野郎(琵琶坂永至)の……どうして野郎がゲッターの力を?
[備考]
※少なくとも晴明を倒した後からの参戦。
※早苗、ブチャラティ(ドッピオ)、カナメ、霊夢と情報交換してます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「へぇ。……それがμの目的か。」
コロッセオ近く。飛行により戦場より離脱した魔王と琵琶坂永至。そして未だ気を失ってるリュージ。
羽根を休めた一時休憩。魔王の想定よりも消耗はひどく、こうして羽休めをせざるを得ず。
結果として間潰しとして、魔王の口より主催の目論見の一部が明かされたのだ。
羽根を休めた一時休憩。魔王の想定よりも消耗はひどく、こうして羽休めをせざるを得ず。
結果として間潰しとして、魔王の口より主催の目論見の一部が明かされたのだ。
「……現実がひっくり返る、ねぇ。……で、あんたはその女神のため、なんだろ『魔王様』?」
『……話が速い。私がベルベットの人格をこうして手中に収めているのは、好都合だからな。』
『……話が速い。私がベルベットの人格をこうして手中に収めているのは、好都合だからな。』
琵琶坂永至が話しかけるはベルベット……ではなく『魔王ベルセリア』。
ベルベットの情報を消費し、『魔王ベルセリア』という人格が誕生した。
全ては女神のため。女神に贄を捧げ、虚獄を成立させるため。それが魔王の行動原理である。
ベルベットの情報を消費し、『魔王ベルセリア』という人格が誕生した。
全ては女神のため。女神に贄を捧げ、虚獄を成立させるため。それが魔王の行動原理である。
「……つまりだ。ようするにあいつらの目的が果たされるのなら、メビウスが文字通り現実になるってことだろ?」
『その認識で間違いは無い。』
「……だったら手間は省けそうだよ、全く。」
『その認識で間違いは無い。』
「……だったら手間は省けそうだよ、全く。」
その言葉に、憑き物が落ちたように琵琶坂はなにか納得した。
全てがひっくり返るならば、この世界が現実になるということ。
μのいいように扱われるのは癪に触るが、『現実に戻る』事が出来るのなら、今はどうでもいい。
全てがひっくり返るならば、この世界が現実になるということ。
μのいいように扱われるのは癪に触るが、『現実に戻る』事が出来るのなら、今はどうでもいい。
「……協力してやる、その女神の地平にな。今でもμの事は気に入らないが、それとこれとは一旦別にしたいと思った所だ。」
『………。』
『………。』
思考する。この男には裏があるのはわかりきっている。だが、現実に戻りたいという言葉自体に嘘は見受けられない。いや、最初から見破られている事自体を前提として言ってきているのやら。
だが、それなら少しばかり使用してやろうとは魔王は考えた。
だが、それなら少しばかり使用してやろうとは魔王は考えた。
『……夾竹桃と麦野沈利、そしてムネチカという女がいる。『ベルベット』の現在の仲間。』
「……それが、どうしたんだい?」
『殺せ。もし利用できるならボロ雑巾のようにこき使ってやるつもりだ。』
「……それが、どうしたんだい?」
『殺せ。もし利用できるならボロ雑巾のようにこき使ってやるつもりだ。』
夾竹桃と麦野沈利とムネチカ。女神の計画に近づいた要注意人物たち。あのまま行けば間違いなく害となり得る。故に、殺す。殺すか、最後まで利用する。
「………それは、ちょっと憂さ晴らしにはなりそうかな?」
そして琵琶坂永至は、肯定するかのような笑みを浮かべ。魔王もそれを肯定と受け取ったのだ。
◯
(……ああ。だからあんたの作にまずはまんまと嵌ってやるよ。魔王サマ?)
そして、琵琶坂永至の真実。彼がその程度で納得するような人物ではなく。
(ぶち壊してやるよ。あんたの言う女神の地平とやらも、俺を取り巻くゴミみたいな因縁も。)
ベルセリアに気づかれないように、リュージにも鞭を介して何かを注ぎ込んで。
(……最後に全てを手にしてかつのは、この俺だ。)
そう、琵琶坂永至という人物は、終始一貫して、自分のことしか考えない。
もっとも、それこそが、ゲッターに選ばれるに至った傲慢さであろうのだろう。
もっとも、それこそが、ゲッターに選ばれるに至った傲慢さであろうのだろう。
【G-4/午後/コロッセオ近く/一日目】
【魔王ベルセリア(ベルベット・クラウ)@バトルロワイアル -Invented Hell-(テイルズオブベルセリア)】
[状態]:魔王化人格、精神汚染(大・進行中)、全身にダメージ(極大)、????を注入された。
[服装]:いつもの服装
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:参加者を贄として女神に捧げる
0:全ては、女神のため。『ベルベット』はいずれ消えるだろう。
1:琵琶坂永至、信用ならないが利用する。
2:あの三人(夾竹桃、麦野沈利、ムネチカ)は殺すか、もしくはまだ利用するか。
[備考]
※牢獄でのオスカー戦後からの参戦です
※3人でアイテムを結成しました
※恐らく『絶対能力者』へ到達しました。恐らく『その先』にも到達する可能性があります。
※夾竹桃の知っている【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
【魔王ベルセリア(ベルベット・クラウ)@バトルロワイアル -Invented Hell-(テイルズオブベルセリア)】
[状態]:魔王化人格、精神汚染(大・進行中)、全身にダメージ(極大)、????を注入された。
[服装]:いつもの服装
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:参加者を贄として女神に捧げる
0:全ては、女神のため。『ベルベット』はいずれ消えるだろう。
1:琵琶坂永至、信用ならないが利用する。
2:あの三人(夾竹桃、麦野沈利、ムネチカ)は殺すか、もしくはまだ利用するか。
[備考]
※牢獄でのオスカー戦後からの参戦です
※3人でアイテムを結成しました
※恐らく『絶対能力者』へ到達しました。恐らく『その先』にも到達する可能性があります。
※夾竹桃の知っている【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※複合能力 『災禍顕現』を習得しました。本人の拡大解釈を以て穢れを様々な形として行使できる能力です。
※ 『災禍顕現』を行使しすぎた場合、その末路として、ベルベット・クラウという情報が魔王ベルセリアに呑み込まれ消失する危険性を孕んでいます。
その場合、真に『魔王ベルセリア』と呼ばれる存在が、本当の意味で誕生することになるでしょう。
※魔王化の影響で、思考の変化及び記憶の損傷が見られています。現状においてはアバル村の記憶の大半が破損し思い出せなくなった他、アルトリウスの存在を忘れました。夢で聞こえた唄に関する記憶に関する情報に塗りつぶされました。
※彼女の中で、アルトリウスの情報が徐々にブチャラティへと置換されていってます。
※このまま魔王人格が表面化したままの場合、ベルベットの情報が完全に燃料となるでしょう。ただし、彼女がまだライフィセット及びブチャラティへの憎悪を持ち続ける限り、彼女はまだ『ベルベット・クラウ』です
※琵琶坂永至に????を注入されました。ゲッターわからせをされるか、はたまた別の結果になるかは後続の書き手にお任せします。
※ 『災禍顕現』を行使しすぎた場合、その末路として、ベルベット・クラウという情報が魔王ベルセリアに呑み込まれ消失する危険性を孕んでいます。
その場合、真に『魔王ベルセリア』と呼ばれる存在が、本当の意味で誕生することになるでしょう。
※魔王化の影響で、思考の変化及び記憶の損傷が見られています。現状においてはアバル村の記憶の大半が破損し思い出せなくなった他、アルトリウスの存在を忘れました。夢で聞こえた唄に関する記憶に関する情報に塗りつぶされました。
※彼女の中で、アルトリウスの情報が徐々にブチャラティへと置換されていってます。
※このまま魔王人格が表面化したままの場合、ベルベットの情報が完全に燃料となるでしょう。ただし、彼女がまだライフィセット及びブチャラティへの憎悪を持ち続ける限り、彼女はまだ『ベルベット・クラウ』です
※琵琶坂永至に????を注入されました。ゲッターわからせをされるか、はたまた別の結果になるかは後続の書き手にお任せします。
【リュージ@ダーウィンズゲーム】
[状態]:片腕・片目損失。気絶中。????を注入された?
[服装]:軍服
[装備]:イケPの二丁拳銃@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-
[道具]:ポルナレフの双眼鏡@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、上やくそうの束@ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島(一部消費)
[思考]
基本:???
0:???
[備考]
※参戦時期は宝探しゲーム終了後です。
※この世界をメビウスのような「フィクション」だと思っています。
※夾竹桃・ビルド・琴子・隼人・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※カタリナとあかりのこれまでの経緯を聞きました。
※琵琶坂のこれまでの経緯を聞きました。
※琵琶坂永至に????を注入されました。ゲッターわからせをされるかは後続の書き手にお任せします
[状態]:片腕・片目損失。気絶中。????を注入された?
[服装]:軍服
[装備]:イケPの二丁拳銃@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-
[道具]:ポルナレフの双眼鏡@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、上やくそうの束@ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島(一部消費)
[思考]
基本:???
0:???
[備考]
※参戦時期は宝探しゲーム終了後です。
※この世界をメビウスのような「フィクション」だと思っています。
※夾竹桃・ビルド・琴子・隼人・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※カタリナとあかりのこれまでの経緯を聞きました。
※琵琶坂のこれまでの経緯を聞きました。
※琵琶坂永至に????を注入されました。ゲッターわからせをされるかは後続の書き手にお任せします
【琵琶坂永至@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:◆◆化、顔に傷、全身にダメージ(中~大)、疲労(中)、鎧塚みぞれと十六夜咲夜に対する強い憎悪、背中に複数の刺し傷、左足の甲に刺し傷
ゲッター線による火への耐性強化、火傷(中)、痣@鬼滅の刃
[服装]:パンツ一丁
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~1、ゲッター炉心@新ゲッターロボ、絹旗の首輪
[思考]
基本:優勝してさっさと元の世界に戻りたい……つもりだったが……
0:俺の邪魔となるやつは全員潰せばいい。利用できるやつはとことん利用してやる?
1:とりあえず服どっかで探さないと。
2:今は魔王ベルセリアに協力。だが、こいつはどう苦しめてやろうか、フフフ……?
3:鎧塚みぞれは絶対に殺してやる。そのために鎧塚みぞれの悪評をばら撒き、彼女を追い詰める
4:あのクソメイド(咲夜)も殺す。ただ殺すだけじゃ気が済まない。泣き叫ぶまで徹底的に痛めつけた上で殺してやる
5:クソメイドと一緒にいた白塗りの男(マロロ)も一応警戒
6:他の帰宅部や楽士に関しては保留
7:他に利用できそうなカモを探してそいつを利用する
8:クソメイドの能力への対処方法を考えておく
[備考]
※帰宅部を追放された後からの参戦です
※ゲッターに選ばれました。何処まで強化されたかは後続の書き手にお任せします。
[状態]:◆◆化、顔に傷、全身にダメージ(中~大)、疲労(中)、鎧塚みぞれと十六夜咲夜に対する強い憎悪、背中に複数の刺し傷、左足の甲に刺し傷
ゲッター線による火への耐性強化、火傷(中)、痣@鬼滅の刃
[服装]:パンツ一丁
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~1、ゲッター炉心@新ゲッターロボ、絹旗の首輪
[思考]
基本:優勝してさっさと元の世界に戻りたい……つもりだったが……
0:俺の邪魔となるやつは全員潰せばいい。利用できるやつはとことん利用してやる?
1:とりあえず服どっかで探さないと。
2:今は魔王ベルセリアに協力。だが、こいつはどう苦しめてやろうか、フフフ……?
3:鎧塚みぞれは絶対に殺してやる。そのために鎧塚みぞれの悪評をばら撒き、彼女を追い詰める
4:あのクソメイド(咲夜)も殺す。ただ殺すだけじゃ気が済まない。泣き叫ぶまで徹底的に痛めつけた上で殺してやる
5:クソメイドと一緒にいた白塗りの男(マロロ)も一応警戒
6:他の帰宅部や楽士に関しては保留
7:他に利用できそうなカモを探してそいつを利用する
8:クソメイドの能力への対処方法を考えておく
[備考]
※帰宅部を追放された後からの参戦です
※ゲッターに選ばれました。何処まで強化されたかは後続の書き手にお任せします。
□□□□□□□□
斯くして、少女たちの戦いは一先ずの区切りとなった。
武偵の少女の終わりは確定し、知恵の神の少女は新たなる決意を胸に。
狂気の令嬢はさらなる憎悪を抱え、吼える竜は佇み。
悪魔は、その先を見つめている。
武偵の少女の終わりは確定し、知恵の神の少女は新たなる決意を胸に。
狂気の令嬢はさらなる憎悪を抱え、吼える竜は佇み。
悪魔は、その先を見つめている。
魔王は打ち払われ、嘘を見抜く瞳は未だ閉じられたまま。
そして、男は動き出す。全ては己が為に。
そして、男は動き出す。全ては己が為に。
ここから先に始まるは、大嵐の時代(グレード・ウォー)でございますゆえ。
観客の皆様は、一度御席を立ち、休憩することをおすすめします。
――では、これにて一時閉幕となります。
観客の皆様は、一度御席を立ち、休憩することをおすすめします。
――では、これにて一時閉幕となります。
【冨岡義勇@鬼滅の刃 死亡】
【シグレ・ランゲツ@テイルズオブベルセリア 死亡】
【カタリナ・クラエス@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】
【シグレ・ランゲツ@テイルズオブベルセリア 死亡】
【カタリナ・クラエス@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】
――カシャリ
◆
<変わらない毎日なのに>
<なんでかな?>
<とても懐かしくて愛おしい>
<だけど私何か大切なことを忘れてしまっているような…>
<まあ、いいや。そういえばあっちゃんが悲しそうな顔していたけど……なんだったのかな?>
前話 | 次話 | |
明日の方舟たち(ArkNights)-正真正銘の怪物-戦 | 投下順 | 裁定、そして災害(前編) |