(蓮華>・・・少しずつですが、大分集まってきましたね
(ローゼ>そうですわね~
(ローゼ>そうですわね~
「んんー」と伸びをしながら、蓮華の呟きに答えるローゼ
彼女達が見ているのは、現在学校町に潜んでいる「13使徒」の情報である
彼女達が見ているのは、現在学校町に潜んでいる「13使徒」の情報である
(ローゼ>それにしても・・・誰もいませんのねぇ
ティーカップを持ちながら、彼女は部屋をぐるりと見渡す
偵察任務でぐったりしているロベルタや、雑談に花を咲かせているラピーナと凛々、
そして、外出を禁じられているレクイエム以外、皆空席だった
ライサはこの部屋にいないだけだが、彼女を除いても4人―――ロール、日天、レジーヌ、羅菜の姿はない
偵察任務でぐったりしているロベルタや、雑談に花を咲かせているラピーナと凛々、
そして、外出を禁じられているレクイエム以外、皆空席だった
ライサはこの部屋にいないだけだが、彼女を除いても4人―――ロール、日天、レジーヌ、羅菜の姿はない
(レクイエム>他の連中は奴らの子飼い共の殲滅に当たってるそうだ
(蓮華>全く、下位ナンバーに任せておけばいいものを・・・
誰かさんに触発されて、血が疼いたそうですよ?
(レクイエム>・・・それは悪かったな
(蓮華>全く、下位ナンバーに任せておけばいいものを・・・
誰かさんに触発されて、血が疼いたそうですよ?
(レクイエム>・・・それは悪かったな
くすっ、と小さく笑うレクイエム
しかし蓮華は尚もジーッと彼女を見ている
しかし蓮華は尚もジーッと彼女を見ている
(レクイエム>ん、どうかしたか?
(蓮華>レクイエムさん・・・それ、いつ着替えるんですか?
(レクイエム>え?
(蓮華>レクイエムさん・・・それ、いつ着替えるんですか?
(レクイエム>え?
言ってなかったが、レクイエムは今、スーツではなく黒い上着を羽織っていた
実は彼女、未だに裂邪の上着を借りっ放しだったのだ
実は彼女、未だに裂邪の上着を借りっ放しだったのだ
(レクイエム>い、いや、それが私の服が生憎クリーニングに出したばかりで、1着も無かったんだ
だから、仕方なくこの上着を・・・
(蓮華>あぁ、そういうことでしたら、R-No.6が様々なサイズの服を持ってらっしゃるので、そちらを借りればよろしいかと
(レクイエム>そ、そう、なのか、後で借りておくとしよう
(蓮華>今すぐの方がいいですよ? 裂邪さんも困るでしょうし
(レクイエム>それもそうだが、R-No.6も疲れているようだs
(ロベルタ>あ、服くらいならいつでも貸すよ?
(蓮華>ほぉら、本人がこう言ってるじゃないですか
(レクイエム>ま、待て、もう少し待て、後で自分で返しに行くかr
(蓮華>いい加減に折れなさい
だから、仕方なくこの上着を・・・
(蓮華>あぁ、そういうことでしたら、R-No.6が様々なサイズの服を持ってらっしゃるので、そちらを借りればよろしいかと
(レクイエム>そ、そう、なのか、後で借りておくとしよう
(蓮華>今すぐの方がいいですよ? 裂邪さんも困るでしょうし
(レクイエム>それもそうだが、R-No.6も疲れているようだs
(ロベルタ>あ、服くらいならいつでも貸すよ?
(蓮華>ほぉら、本人がこう言ってるじゃないですか
(レクイエム>ま、待て、もう少し待て、後で自分で返しに行くかr
(蓮華>いい加減に折れなさい
半ば涙目になりながら、彼女はロベルタに連れられて渋々部屋を出た
(ローゼ>・・・何かあったのかしら?
(蓮華>へぇ、意外に鈍感なんですね、R-No.0
(ローゼ>ほえ??
(蓮華>へぇ、意外に鈍感なんですね、R-No.0
(ローゼ>ほえ??
首を傾げてクエスチョンマークを浮かべるローゼ
キーボードを叩きながらクスクスと怪しく笑う蓮華の心中など、彼女が気付く筈も無かった
キーボードを叩きながらクスクスと怪しく笑う蓮華の心中など、彼女が気付く筈も無かった
...To be Continued