「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 花子さんと契約した男の話-28

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匿名ユーザー

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「…御免な、花子さん」
「み??」
「…俺も、もうちょっと戦えたらいいのにな」

 …一応、ドスは持ち出しているけれど
 これだけで戦えるほど、俺は強くない
 せめて、拳銃を持ち出せたら……!
 しかし、拳銃は厳重に管理されていて、流石に持ち出せない
 ドスで精一杯だ、畜生

「けーやくしゃは、私が護るよ?」
「あぁ、でも…俺も、戦いたいんだ。皆を護る為に」

 少しでも、少しでも
 力になりたい、無力でいたくない
 いつからか、そう痛感し続けた
 …今だって
 俺も攻撃できれば、少しはマシになるかもしれないのに…!

 攻撃を続けながら、花子さんはじっと俺を見詰めてきた
 そして、かくん、と首を傾げてくる

「…けーやくしゃ、戦いたい?」
「……あぁ。花子さんにだけ戦わせるなんて、もう我慢できないからな」

 ドスを構える
 激流を逃れてきた奴を、一体でも多く、相手できるように
 みーー?と、激流で敵を押し流しつつ、花子さんは首をかしげて
 …そして、こう言ってきた

「じゃあ、私が武器を作ってあげる!」
「…へ?」

 武器を、作る?

「けーやくしゃが使いたい武器を、思い浮かべて。私が、それを作るから!」

 にっこり、にっこり
 花子さんは、無邪気に笑う

「私は、けーやくしゃとけーやくしてるんだもん!けーやくしゃが望むなら、力になるよ!」
「花子さん……」

 …ありがとう、と、俺は笑って
 望む武器を、イメージする 
 出来る限り、正確に
 家族でハワイに行った時、親父と親父の側近に連れられていった射撃訓練場で手に下…銃の、形を

「……お?」

 …俺の、手元に
 水が、集まってきた
 それは、ゆっくりと…ある形をとっていく

「----!!!」

 銃だ
 それは、水で出来た、銃
 それは、俺の手にしっくりと馴染んだ

「…使って、いいんだな?」
「うん!一緒にたたかおーね!」

 にぱ、と笑った花子さん
 あぁ、と俺は頷いた

 水で作られた銃
 しかし、俺にはわかる
 …これが、実用的な武器であると!

 銃を構える
 蠢くパレードに向かって
 引き金を引くと……パンっ!!と
 水の弾丸が、打ち出された
 それは、パレードの脳天を貫き、一体を消滅させる!

「…よし!」

 行ける!
 どうやら、弾の補充も必要ないようだ
 そうそう連射できる銃ではないが、いけるぞ!

「やるぞ、花子さん。さっさとこいつらを倒して、花子様との約束、かなえさせてやらないとな」
「うん!」

 激流と水の弾丸で、俺達はパレードを削っていく
 マスコットは…くそ、花子様たちの方に行ったか!?
 何とか持ちこたえてくれよ!!

 俺達は、花子様たちの無事を祈りながら、ひたすらパレードを攻撃し続けるのだった



to be …?













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