トイレの花子様 18
メ「よもや私が、契約者になろうとは・・・」
空高く飛ぶヘリの中、その使用人は銃を組み立てていた。
いや、【銃】というより【砲】というのが正しいだろう。
全長は2メートルを超え、使用する弾も500mlの三ツ矢サイダーのボトルほどの大きさ。
武骨で堅牢そうな超大型ライフル。
組み立てたライフルにマガジンを装着する。
いや、【銃】というより【砲】というのが正しいだろう。
全長は2メートルを超え、使用する弾も500mlの三ツ矢サイダーのボトルほどの大きさ。
武骨で堅牢そうな超大型ライフル。
組み立てたライフルにマガジンを装着する。
メ「完成ですね。ホームセンターの商品だけでも、案外良いモノが作れますね。」
出来上がったそれには、スコープが付いていなかった。そしてメイドがコ●リやムサ●の商品で手作りしたモノだ。
現在飛行する高度は、地上の車すら米粒ほどの大きさにも見えない位置だ。
ここから狙うには、スコープがあっても難しいというのに、それが無い。
ここから狙うには、スコープがあっても難しいというのに、それが無い。
メ「運転手さん、私が合図したら、テキトーな速さで町をテキトーに飛び回ってください。」
そこまで言うとメイドはライフルを持ち、機体のドアを開ける。
すると次の瞬間そこから飛び出す。
すぐに身体をひねり、ヘリ下部の足っぽいヤツ(着陸時に地面につくアレ)に
鉄棒の技の「コウモリ」の形で頭を下にしてぶら下がる。
そしてライフルを地上に向ける。
すると次の瞬間そこから飛び出す。
すぐに身体をひねり、ヘリ下部の足っぽいヤツ(着陸時に地面につくアレ)に
鉄棒の技の「コウモリ」の形で頭を下にしてぶら下がる。
そしてライフルを地上に向ける。
メ「見える!私にも敵が見える!!」
スコープ無しライフルで地上のマスコットに狙いを着け、引き金を引く。
ズドンと轟き、発射された銃弾はマスコットを頭から貫通し、貫通し終わると同時にマスコットを爆散させる。
ズドンと轟き、発射された銃弾はマスコットを頭から貫通し、貫通し終わると同時にマスコットを爆散させる。
メ「運転手さん、お願いします。」
メイドを「コウモリ」状態でぶら下げたヘリは移動する。
そして移動するヘリから、一切の躊躇なく、正確無比な射撃を地上に叩き込むメイド。
そして移動するヘリから、一切の躊躇なく、正確無比な射撃を地上に叩き込むメイド。
メ「スコープでは不可能なレベルでさえ余裕で望遠可能で、しかもいくらズームしてもクリアで鮮明な視界を提供する能力。
たとえ暗くとも、しっかり見える暗視能力。
【ブルーベリーを食べると眼が良くなる】の能力、悪くは無いですね。」
たとえ暗くとも、しっかり見える暗視能力。
【ブルーベリーを食べると眼が良くなる】の能力、悪くは無いですね。」
メ「どうせならもっと、カワイイのと契約したかったですが。」
通販で買ったカプセルを飲んでいたら、こうなってしまった。
仕方ないと諦めるメイドだった。
仕方ないと諦めるメイドだった。
メ「まあ、良いです。今日は・・・
ね ら い 撃 つ ぜ ぇ !! 」
ね ら い 撃 つ ぜ ぇ !! 」
バラララララと音を立てて飛ぶヘリにぶら下がるメイドの闘いは始まった。
おわり