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アイオワ
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アイオワ

| 基本情報 | |
|---|---|
| 艦種 | 戦艦 |
| 艦名 | アイオワ |
| 全長 | 112ポッチ |
| 全幅 | 14ポッチ |
| 兵装 | Mk.7 16インチ三連装砲 x3 |
| Mk.12 5インチ連装砲x6 | |
| 四連装ハープーンランチャー x4 | |
| 四連装トマホークランチャー x8 | |
| CIWS x4 | |
| ビルド時期 | 2019年11月ごろ |
実艦について
アイオワ級戦艦は米海軍が最後に建造した戦艦です。6隻の建造が計画されましたが最終的に完成したのは4隻でした。そのうちの1隻である「ミズーリ」は日本の降伏文書調印が行われた船として広く知られています。
主砲には16インチ三連装砲が採用されていながら30ノット超えの速力を発揮する高速戦艦であり、度重なる改装によって長く運用された戦艦でした。この高速性を発揮するために戦艦としては異様に細長い船体をしており、重心が高いために荒天時の凌波性少々低かったようです。
「アイオワ」は1943年に就役した後、大西洋の警備活動に始まり太平洋諸島の上陸支援攻撃、機動部隊の護衛などに従事したのち1949年に一度予備役となりました。
しかし朝鮮戦争勃発に伴って1951年に再就役し、朝鮮半島近海で国連軍への支援を行いました。1955年からは士官学校生の訓練航海に従事し、1958年に再び予備役となりましたが、冷戦真っただ中の1984年、レーガン政権の打ち出した「600隻艦隊構想」実現のためアイオワは三度目の就役を果たすこととなりました。このときに大規模な近代化改修工事が行われ、いくつかの5インチ連装砲をバーターにハープーン対艦ミサイルやトマホーク巡航ミサイル、20mmCIWSが搭載されました。そのほかにもレーダーや通信設備が更新され、一線で戦える船となりましたが、対空ミサイルを装備していなかったことや艦体/艦内システムが古くなりすぎていたこと、戦争において活躍できる場所が限られている割にコストが重すぎることなどを理由として2006年に退役し、現在はロサンゼルスにおいて博物館船として保存されています。
主砲には16インチ三連装砲が採用されていながら30ノット超えの速力を発揮する高速戦艦であり、度重なる改装によって長く運用された戦艦でした。この高速性を発揮するために戦艦としては異様に細長い船体をしており、重心が高いために荒天時の凌波性少々低かったようです。
「アイオワ」は1943年に就役した後、大西洋の警備活動に始まり太平洋諸島の上陸支援攻撃、機動部隊の護衛などに従事したのち1949年に一度予備役となりました。
しかし朝鮮戦争勃発に伴って1951年に再就役し、朝鮮半島近海で国連軍への支援を行いました。1955年からは士官学校生の訓練航海に従事し、1958年に再び予備役となりましたが、冷戦真っただ中の1984年、レーガン政権の打ち出した「600隻艦隊構想」実現のためアイオワは三度目の就役を果たすこととなりました。このときに大規模な近代化改修工事が行われ、いくつかの5インチ連装砲をバーターにハープーン対艦ミサイルやトマホーク巡航ミサイル、20mmCIWSが搭載されました。そのほかにもレーダーや通信設備が更新され、一線で戦える船となりましたが、対空ミサイルを装備していなかったことや艦体/艦内システムが古くなりすぎていたこと、戦争において活躍できる場所が限られている割にコストが重すぎることなどを理由として2006年に退役し、現在はロサンゼルスにおいて博物館船として保存されています。
作品について
前頁の「むらさめ」以来ほぼ一年ぶりの再現艦艇作品です。時間が経っているだけあって横組みの使い方もこなれており、「こんごう」よりも完成度の高い船体になっています。艦首部のほっそりした形状はアイオワ級の特徴であるのでここはこだわって再現しました。ただ、軽量化を狙って一部中空構造にしたのが仇となって喫水線付近をつかむと舷側が崩壊するというのは失敗だったなと思います。
艦橋はその船の顔だと思っているのでこちらも可能な限り特徴をとらえて造形していますが、どうにも入り組んでいたり影になって見えづらかったりで完全な再現は難しかったような記憶があります。艦橋はじめ上部構造物は輸送を容易にするためにポッチ接続はではなく単なる差し込み式となっています。
また、戦艦の主砲塔はその国や時代のデザインがかなりよく反映されるのでしっかり要素を抑えるとリアリティが高まりますが、アイオワの場合は幅広で平べったい形状の砲塔に長砲身の主砲が搭載される、というような形状なのでその点を意識して組み上げました。当時出たてだった切り欠きカブスロを惜しみなく投入したおかげでこちらもかなりリアルな形状にできたと思います。
新灰一色で色的なメリハリこそありませんが、造形そのものはそこまで悪くない作品だったんじゃないかなと思います。
艦橋はその船の顔だと思っているのでこちらも可能な限り特徴をとらえて造形していますが、どうにも入り組んでいたり影になって見えづらかったりで完全な再現は難しかったような記憶があります。艦橋はじめ上部構造物は輸送を容易にするためにポッチ接続はではなく単なる差し込み式となっています。
また、戦艦の主砲塔はその国や時代のデザインがかなりよく反映されるのでしっかり要素を抑えるとリアリティが高まりますが、アイオワの場合は幅広で平べったい形状の砲塔に長砲身の主砲が搭載される、というような形状なのでその点を意識して組み上げました。当時出たてだった切り欠きカブスロを惜しみなく投入したおかげでこちらもかなりリアルな形状にできたと思います。
新灰一色で色的なメリハリこそありませんが、造形そのものはそこまで悪くない作品だったんじゃないかなと思います。



