Erias Brick Base
作ってみよう②
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作ってみよう②
ここからは船体、兵装、上部構造物に分けながらそれぞれ作例を見ていきたいと思います。
船体部
船体は船のベースとなる部分です。地味ながら艦種や時代によってデザインが変わる部分でもあるので作り分けてやると説得力が高まります。
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テクニックブロックを用いて奇数幅と偶数幅を交互に接続したタ イプです。"ブルーノ"や"クリスティーナ"に採用しました。 横ポッチブロックを併用することで舷側のフレアも表現できます。 |
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オーソドックスな横組み船体です。中心部に軸としてブラケットと 横ポッチ付きプレートを併用しています。 艦首部甲板にウェッジプレートなどを追加で張り付けることでシア ーの表現が可能です。 |
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”あきづき_V3”や”むらさめ_V2”に採用しているのと同タイプの船 体です。傾斜した現代艦の舷側には向いていますが、艦首部へのつ ながりが難しいという欠点もあります。ここでは8ポッチ長をひと 塊とし、テクニックピンを使って伸ばしていく想定ですが、全体を つなげてしまってもよいと思います。 |
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”アドベンチャー”で採用したエンクローズドバウの船体です。 空母において舷側部がそのまま飛行甲板下部までつながっている形 状のことをエンクローズドバウとかハリケーンバウといいますが、 ポチスロなどを多用して再現しました。いろんな方向に傾斜してい て再現が難しいんですよね。 |
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"アイボリー"にて採用した工法です。元はafterlifeさんという方 の作品を参考にしました。考え方としては"アドベンチャー"のもの をより細かなレベルにしたものです。ジャンパープレートを上下反 転した状態で組み合わせ、正面線図と側面線図をなぞる形で配置し ました。コストは非常に重たいですが、それに見合った造形をする ことができます。 |
兵装部
兵装は軍艦に搭載されている各種の武器のことです。砲、魚雷、ミサイルなどに分けることができます。それぞれの作例を見てみましょう。
・主砲
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"長門"にて採用した41cm連装砲です。切り欠きカブスロで微妙な カーブを再現しつつ、砲塔後部にブラケットを横置きすることで 半プレートだけ高くし、ほんのり勾配がつくようにしています。 |
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"秩父"で採用した20.3cm三連装砲です。ブラケットと横ポッチブロ ックの差である半プレートを活用して砲塔後部をほんのりすぼめて います。巡洋艦級の三連装砲はサイズ感とディティールの両立が難 しいのですが、本作ではうまいこと行ったかなと思います。 |
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"夏風"で採用した10cm連装高角砲(左)と、8cm連装砲(右) です。前者は"秋月型"の主砲をモチーフにし、後者は米海軍の Mk.33 3インチ砲をモチーフにしています。8cm砲はハリーポッタ ーの杖を砲身に見立てることで10cm砲より小口径なのを強調して います。設定的には40mm機銃とかにも使える表現かもしれません。 |
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"フリック級"で採用した127mm砲(左)と76mm砲(右)です。 現代艦の主砲はさほど砲塔サイズが変わらないので、どちらも5方 向ポッチブロックを軸に据え、砲身やタイルのパーツを張り付けて います。砲身のパーツを変更することで口径の違いを表現しました。 |
・ミサイル
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Mk.29です。短距離対空ミサイルのランチャーとして使用されま す。PEN2nd氏の作品にて初めて登場したと思いますが、簡素な作 りながら再現度が高いため気に入って多用しています。 |
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Mk.112です。対潜ミサイルアスロックのためのランチャーです。 長門K氏の作品にて採用されているものですが、こちらもシンプル ながら一目でわかる特徴的なモデルなのでよく使わせて頂いてます。 |
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四連装対艦ミサイルランチャーとして採用しているものです。 双眼鏡などを用いて表現することもできますがそれだと大きく なりすぎてしまうので、省略表現としてこちらのタイプを採用 することも多々あります。 |
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ターターやSM-1対空ミサイルのランチャーとして使用されるMk.13 です。どうみん氏の作品にて採用されていたものですが、単純な 作りでそれっぽく表現できるためこれも好んで使用しています。 |
・魚雷
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五連装魚雷発射管です。レールプレートにバー付クリップを挟み込 むのは古くから用いられる表現で、少々オーバースケールなものと なっていますが、しかし魚雷一本一本の再現ができることから迫力 が出るため好んで使用しています。 |
上部構造物
上部構造物とは、船体の上に乗っかっているもののうち、兵装を除いたものと定義します。艦橋とか煙突とかそういうのです。
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「フリック級」の艦橋です。左右前面の傾斜部はイージス艦の 艦橋構造を応用としています。中心部に45度回転させた5方向ポッチ ブロックを据え、その側面に天面クリップを配置、バー付プレート と2x3タイルを合わせたものをくっつけています。 |
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「しらね」のマック構造です。細身ながら傾斜やルーバーの あるデザインなのでサイズと形状のバランスに悩みましたが、こ ちらも5方向ポッチブロックを軸にしてタイルを張り付ける形で造 形することとしました。また、中段に横倒しにしたヘッドライト ブロックを置くことでマックの排気口部分とレーダー基部を同時 に造形することができました。 |
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「赤城」の煙突部です。日本海軍の空母は排煙の発する乱流が発着 艦の支障にならないように、煙突を大きく下方向に屈曲させる形で 建造していました。本作ではヒンジブロックを二段重ねにすること で再現しました。 |
添付ファイル
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