【名前】 |
暴走(スタンピード) |
【読み方】 |
すたんぴーど |
【分類】 |
災害 |
【備考】 |
なし |
- ページの登録タグ:
- 災害
【詳細】
何らかの原因で魔物や
魔獣が大規模移動する事。
なろう作品のファンタジー物ではよくある名称である。
それ自体は珍しいことではなく、魔王国は広大なので、どこかで毎年のように発生している。
問題は暴走の原因で、突きつめれば「食料不足」と「脅威」の二つ。
「食料不足」が原因なら一般の住人には脅威ではあるが魔王国の兵士ならば怯えるほどではないが、「脅威」であれば魔物や魔獣がこれまでの縄張りを捨てなければいけないほど、強力な魔物か魔獣が出現したということになる。
そうなるとその原因の討伐まで兵士の任務になるので兵士は困る。
なろう版680話で「王都の東側で暴走の気配がある」という事態が発生。そこには
死の森がある。一応、死の森からの侵入を阻むように高い山々があるのだが、死の森の魔物や魔獣が山を越えた記録がないわけではない。
とりあえず気配があると言う事なので魔王国の兵士や協力要請を受けた冒険者、更に
奥さんと
娘にいいところを見せたい
魔王自らが独自に調査に乗り出している。
見張り用の砦から十日ほど進んだ場所に今回の暴走の原因である
インフェルノウルフ1匹を発見。
大樹の村に大量にいて従順な姿を知っていると忘れてしまうかもしれないが、本来は1匹で街を壊滅できると恐れられている存在。
だが
村長のところのかなと迂闊に近づいた魔王が前足でなぎ飛ばされた。
この後、村長を呼んで確認したところ、村の個体ではないと判別される。
しかし、これも何かの縁と、村長は連れて帰ることにした。
警戒しているインフェルノウルフに近づいた村長に飛び掛かった時に
万能農具を槍にして両方の後ろ足を横からまとめて払い、ゴロンと仰向けにしたところで脇腹をこれでもかと撫でた。こうして新入りが増えたのであった。
この新入りについては、681話「新入り」と682話「欄外 中途入社」にて記述され、
マサユキと同じような生活を送ることになったようである。
最終更新:2025年03月11日 16:06