――碇君と一緒にいるとポカポカする
助けたいと思った。
助けられると思った。
守りたかった。
失いたくなかった。
死なせたくなかった。
助けられると思った。
守りたかった。
失いたくなかった。
死なせたくなかった。
――行きなさい、シンジ君! 誰かの為じゃない、あなた自身の願いの為に!
誰かに命令されたからじゃない。
父さんに命令されたからじゃない。
僕が、僕の意志で、綾波を助けたいと思った。
だから、行った。
父さんに命令されたからじゃない。
僕が、僕の意志で、綾波を助けたいと思った。
だから、行った。
そして、すべてを失った。
――余計なことするんじゃないわよ! ガキシンジ!
やり直したいと思った。
やり直せると思った。
取り戻したかった。
生きていて欲しかった。
なかったことにしたかった。
やり直せると思った。
取り戻したかった。
生きていて欲しかった。
なかったことにしたかった。
――そんな顔をしないで。また会えるよ、シンジ君
誰かに命令されたからじゃない。
父さんに命令されたからじゃない。
僕が、僕の意志で、世界を救いたいと思った。
だから、行った。
父さんに命令されたからじゃない。
僕が、僕の意志で、世界を救いたいと思った。
だから、行った。
そして、またすべてを失った。
「どうすればよかったんだよ……」
子供が、一人。膝を抱えて泣いていた。
泣き腫らし、涙枯れ果て、人形のように虚ろな顔に、どうしようもなく胸が痛む。
年の頃は14、5か。息子よりかなり年上だが、どうにも弱々しい印象を覚える。
泣き腫らし、涙枯れ果て、人形のように虚ろな顔に、どうしようもなく胸が痛む。
年の頃は14、5か。息子よりかなり年上だが、どうにも弱々しい印象を覚える。
「僕のせいだっていうの、カヲルくん……僕が全部悪いって、僕がいなきゃ良かったんだって、そういうことなの、アスカ」
ぶつぶつと言葉を零す少年は、目の前まで近寄っても顔を上げようとしない。
いつまで待ってもそのままだ。
いつまで待ってもそのままだ。
「……何か、辛いことでもあったのか」
意を決して、「彼」――セイバーは問い掛ける。
鍛え抜かれた肉体を誇る、壮年の男性だ。
少年の細腕とは比較にもならない、鉄線を束ねたしなやかな鋼のような腕を、少年の肩へと置いた。
びくっ、と少年の身体が震える。熱いものに触られたような過敏な反応。
それは現実の痛みではなく、他人に触れられたことに恐怖を覚えたかのようで。
鍛え抜かれた肉体を誇る、壮年の男性だ。
少年の細腕とは比較にもならない、鉄線を束ねたしなやかな鋼のような腕を、少年の肩へと置いた。
びくっ、と少年の身体が震える。熱いものに触られたような過敏な反応。
それは現実の痛みではなく、他人に触れられたことに恐怖を覚えたかのようで。
「すまない、不躾であったな。だが少年よ、良ければわしの話を聞いてくれんか」
しかし少年は、頑なにこちらを見ようとはしない。意識してそうしている、無気力ゆえの無抵抗だ。
とても見ていられない。セイバーは少年の横に腰を下ろし、ゆっくりと語り始めた。
とても見ていられない。セイバーは少年の横に腰を下ろし、ゆっくりと語り始めた。
「まずは自己紹介をしておこう。わしの名はパパス。君のサーヴァント、セイバーということになる。
わしには息子がいてな。君よりはだいぶ幼いが……いや、立派に育ってくれたのだがな。どうもわしの中では、あれはいつまでも子供のままだ」
わしには息子がいてな。君よりはだいぶ幼いが……いや、立派に育ってくれたのだがな。どうもわしの中では、あれはいつまでも子供のままだ」
息子がいるということは、翻ってセイバーは父となる。
興味を惹かれたか、少年がほんの少しだけ顔を上げてセイバーを見る。目が合い、セイバーはにこやかに微笑んだ。
セイバーが少年から感じたものは、深い絶望だ。どうしようもなくそこにある、決して拭い去れない心の傷を負っている。
そして、だからこそこの聖杯戦争に招かれたのだろう。
興味を惹かれたか、少年がほんの少しだけ顔を上げてセイバーを見る。目が合い、セイバーはにこやかに微笑んだ。
セイバーが少年から感じたものは、深い絶望だ。どうしようもなくそこにある、決して拭い去れない心の傷を負っている。
そして、だからこそこの聖杯戦争に招かれたのだろう。
「わしが父としてあの子にしてやれたことは少なくてな。男手一つで育てたものだから、色々と至らぬこともあったろう……」
そうして、ぽつぽつと語る。
世界を放浪して息子を育てたこと。サンタローズという街に腰を落ち着け、市井で生きたこと。
息子に友達ができたこと。息子より少し年上でやんちゃな少女は、いずれ息子の妻となったのだが……それはまた別の話。
魔物の幼子を連れてきた時は驚いたものだ。しかし、確かに妻の血を引いているのだと嬉しくもなった。
思い出を語り終える頃、いつしか少年は完全にセイバーへと向き直っていた。
世界を放浪して息子を育てたこと。サンタローズという街に腰を落ち着け、市井で生きたこと。
息子に友達ができたこと。息子より少し年上でやんちゃな少女は、いずれ息子の妻となったのだが……それはまた別の話。
魔物の幼子を連れてきた時は驚いたものだ。しかし、確かに妻の血を引いているのだと嬉しくもなった。
思い出を語り終える頃、いつしか少年は完全にセイバーへと向き直っていた。
「長くなってしまったな。わしはどうにも話下手で……スマンな。何が言いたかったかというと、ううむ。
そう、わしの息子が泣きだした時、わしはいつもこうしてやったのだ」
そう、わしの息子が泣きだした時、わしはいつもこうしてやったのだ」
セイバーは少年の額に手を当てる。またも少年は震えたが、逃げなかった。
息子の話が少年の緊張を解いてくれたのだと祈りつつ、セイバーは掌に念じた。
息子の話が少年の緊張を解いてくれたのだと祈りつつ、セイバーは掌に念じた。
「ホイミ」
柔らかな光が、セイバーの手から少年へと移っていく。
「え……」
「君は怪我をしていないから意味はないかもしれんが、どうだろう。息子は喜んでくれたのだが」
「あの……暖かい、感じがします……」
「君は怪我をしていないから意味はないかもしれんが、どうだろう。息子は喜んでくれたのだが」
「あの……暖かい、感じがします……」
初めて、少年が答えてくれた。戸惑い、怯え――そして少しの安心。
傷を癒やす回復魔法は、暗く閉ざされた少年の心にも光を当てた。
セイバーは破顔し、どっかりと足を崩して座り込んだ。
傷を癒やす回復魔法は、暗く閉ざされた少年の心にも光を当てた。
セイバーは破顔し、どっかりと足を崩して座り込んだ。
「うむ、子供はやはり笑顔がいい!」
「あ、あの……僕は、その」
「いや、無理をすることはない。言いたくないことは言わずともよいのだ。
君も何か辛い思い出があるのだろう。その重さはわしにはわからんし、背負うこともできん」
「あ、あの……僕は、その」
「いや、無理をすることはない。言いたくないことは言わずともよいのだ。
君も何か辛い思い出があるのだろう。その重さはわしにはわからんし、背負うこともできん」
急かすことなく、責めることもなく、セイバーは少年へと寄り添う。
触れれば砕けてしまいそうなその心へと寄り添うように。
触れれば砕けてしまいそうなその心へと寄り添うように。
「だが、いま……君の隣にいることはできる。
この聖杯戦争は、君にさらなる痛みを強いるものになるかもしれん。これ以上傷つきたくないのならば、引き返したほうがよいだろう。
しかしもし、戦うというのなら。痛みと向き合い、立ち向かうというのなら……わしもともに戦おう」
「ともに、戦う……?」
「うむ。わしが君を、聖杯へと連れて行こう」
「本当に、ぼくと一緒に戦ってくれるんですか?」
この聖杯戦争は、君にさらなる痛みを強いるものになるかもしれん。これ以上傷つきたくないのならば、引き返したほうがよいだろう。
しかしもし、戦うというのなら。痛みと向き合い、立ち向かうというのなら……わしもともに戦おう」
「ともに、戦う……?」
「うむ。わしが君を、聖杯へと連れて行こう」
「本当に、ぼくと一緒に戦ってくれるんですか?」
弱々しく伸ばされた手を、セイバーは両手で優しく包み込む。
懇願するような、縋りつくような、鬼気迫る眼差し。セイバーはしっかりと受け止めた。
懇願するような、縋りつくような、鬼気迫る眼差し。セイバーはしっかりと受け止めた。
「あなたが、ぼくのサーヴァントだから……?」
「それもある。が、わしはそんなことは抜きにして、君を放ってはおけんのだ。
わしはいつでも息子が誇れる父親でありたい。泣いている子を助けずして、何が父親と呼べるものか。
だからわしは、君を助けたいのだ。君に、笑っていて欲しいのだ」
「それもある。が、わしはそんなことは抜きにして、君を放ってはおけんのだ。
わしはいつでも息子が誇れる父親でありたい。泣いている子を助けずして、何が父親と呼べるものか。
だからわしは、君を助けたいのだ。君に、笑っていて欲しいのだ」
あ、とか細い声が漏れた。少年は顔を伏せる。
しかしそれは先程までの絶望に沈んだものではない。
セイバーの言葉こそ、今まで求めていたものだというように。
少年は泣いていた。ようやく安らぎに出会えたような――それは安堵の涙だった。
しかしそれは先程までの絶望に沈んだものではない。
セイバーの言葉こそ、今まで求めていたものだというように。
少年は泣いていた。ようやく安らぎに出会えたような――それは安堵の涙だった。
「ぼくは……ぼくの名前は、碇シンジです。
エヴァの、いえ……いまはもう、何者でもない、ただの。何もできない碇シンジです。それでも、いいんですか……?」
「君は君であればそれでいい。君は君以外の何者にもなることはできないし、君の代わりなど誰もいないのだから」
エヴァの、いえ……いまはもう、何者でもない、ただの。何もできない碇シンジです。それでも、いいんですか……?」
「君は君であればそれでいい。君は君以外の何者にもなることはできないし、君の代わりなど誰もいないのだから」
シンジは、セイバーの手を強く握り返した。
求め続けた父親の匂いをまとうこの人となら、きっとやり直せる。
サード、そしてフォース・インパクトによって砕けてしまったあの世界を修復し、綾波レイや渚カヲルを生きかえらせることも、きっと。
求め続けた父親の匂いをまとうこの人となら、きっとやり直せる。
サード、そしてフォース・インパクトによって砕けてしまったあの世界を修復し、綾波レイや渚カヲルを生きかえらせることも、きっと。
「ぼくは、取り戻したい。友達を、みんなの生きていたあの世界を。
お願いします、セイバーさん。ぼくに力を貸してください……!」
「心得た! 今よりわしが、君を守る盾となり、君の敵を倒す剣となろう!」
お願いします、セイバーさん。ぼくに力を貸してください……!」
「心得た! 今よりわしが、君を守る盾となり、君の敵を倒す剣となろう!」
セイバー、偉大なる父王パパスは、力強く頷いた。
少年の絶望を切り裂く剣になる。かつて彼の息子が孫とともに魔王を討ち、世界の暗雲を払ったように。
父の愛情を求めた少年と、息子を守って果てた父。二人は固く握手を交わし、やがて歩き出した。
はるか彼方の旅路の果て、誰も悲しまない理想の世界を目指して。
少年の絶望を切り裂く剣になる。かつて彼の息子が孫とともに魔王を討ち、世界の暗雲を払ったように。
父の愛情を求めた少年と、息子を守って果てた父。二人は固く握手を交わし、やがて歩き出した。
はるか彼方の旅路の果て、誰も悲しまない理想の世界を目指して。
【マスター】
碇シンジ@エヴァンゲリオン新劇場版
碇シンジ@エヴァンゲリオン新劇場版
【マスターの願い】
全てをなかったことにして、やり直したい
全てをなかったことにして、やり直したい
【weapon】
なし
【能力・技能】
料理や掃除などの家事
なし
【能力・技能】
料理や掃除などの家事
【人物背景】
汎用人型決戦兵器・エヴァンゲリオン初号機のパイロットに選ばれた14歳の少年。
幼少期に母を失い、父とも離れて暮らすようになり、自己主張に乏しい内向的な性格に育つ。
2015年、人類を襲う謎の敵・使徒と戦うために父に呼び戻される。
自らを息子としてではなくエヴァのパーツとして扱う父に反発するも、父に認められたいという一心から消極的ながらも戦うことを選択する。
戦いの中で、同じくエヴァのパイロットである二人の少女や中学校の友人、同居する保護者役の女性らと交流し、生来の明るさを取り戻していく。
しかし第10の使徒との戦闘中、危機に陥った僚友・綾波レイを助けるために人類絶滅級の災害であるサード・インパクトを引き起こす。
外部の介入によってなんとか被害は抑えられたものの、世界はほぼ壊滅状態に。心を通わせたはずの人々にも強く拒絶され、綾波レイもまたシンジのことを覚えていない。
再度父にエヴァに乗ることを強いられ、信じるもののなくなったシンジは無気力に従う。
そんな状況の中、シンジの唯一の心の拠り所となったのが、一緒にエヴァに乗る少年・渚カヲルだった。
父の命令を実行すれば世界を修復することができる――シンジは唯一の希望を胸に、始まりの場所たるセントラルドグマへ向かう。
かつての友・式波・アスカ・ラングレーらの妨害にあい、カヲルにも作戦の中止を促されるが、心の安定を欠いていたシンジは強引に目的を達成する。
が、その結果フォース・インパクトが発動。カヲルが自身の命と引き換えにすることで、すんでのところで世界の滅びは回避される。
シンジはまたも父に裏切られ、心を許した友を目の前で失い、絶望の底に叩き落とされるのだった。
汎用人型決戦兵器・エヴァンゲリオン初号機のパイロットに選ばれた14歳の少年。
幼少期に母を失い、父とも離れて暮らすようになり、自己主張に乏しい内向的な性格に育つ。
2015年、人類を襲う謎の敵・使徒と戦うために父に呼び戻される。
自らを息子としてではなくエヴァのパーツとして扱う父に反発するも、父に認められたいという一心から消極的ながらも戦うことを選択する。
戦いの中で、同じくエヴァのパイロットである二人の少女や中学校の友人、同居する保護者役の女性らと交流し、生来の明るさを取り戻していく。
しかし第10の使徒との戦闘中、危機に陥った僚友・綾波レイを助けるために人類絶滅級の災害であるサード・インパクトを引き起こす。
外部の介入によってなんとか被害は抑えられたものの、世界はほぼ壊滅状態に。心を通わせたはずの人々にも強く拒絶され、綾波レイもまたシンジのことを覚えていない。
再度父にエヴァに乗ることを強いられ、信じるもののなくなったシンジは無気力に従う。
そんな状況の中、シンジの唯一の心の拠り所となったのが、一緒にエヴァに乗る少年・渚カヲルだった。
父の命令を実行すれば世界を修復することができる――シンジは唯一の希望を胸に、始まりの場所たるセントラルドグマへ向かう。
かつての友・式波・アスカ・ラングレーらの妨害にあい、カヲルにも作戦の中止を促されるが、心の安定を欠いていたシンジは強引に目的を達成する。
が、その結果フォース・インパクトが発動。カヲルが自身の命と引き換えにすることで、すんでのところで世界の滅びは回避される。
シンジはまたも父に裏切られ、心を許した友を目の前で失い、絶望の底に叩き落とされるのだった。
【クラス】
セイバー
【真名】
パパス@ドラゴンクエストⅤ
【パラメーター】
筋力:B+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具:C
【属性】
秩序・善
セイバー
【真名】
パパス@ドラゴンクエストⅤ
【パラメーター】
筋力:B+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具:C
【属性】
秩序・善
【クラススキル】
対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。人に使役される生物・人が作った乗り物に限られる。
【保有スキル】
ダブルアタック:A
特別な才能ではなく、弛まぬ鍛錬と実践の中で鍛え上げた武芸の極み。一度の呼吸で二度の攻撃を可能とする。
会心の一撃:B
確率で与ダメージが二倍・敵の防御力を無視する。Bランクであれば40%の確率で発動する。
回復魔法:C
戦士でありながら自身・他者を回復する魔法を操る。この魔法は解毒作用を持つ。
カリスマ:C
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
セイバーは生前一国の王であったが、天空の勇者を探すために国を出たためランクが下がっている。
対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。人に使役される生物・人が作った乗り物に限られる。
【保有スキル】
ダブルアタック:A
特別な才能ではなく、弛まぬ鍛錬と実践の中で鍛え上げた武芸の極み。一度の呼吸で二度の攻撃を可能とする。
会心の一撃:B
確率で与ダメージが二倍・敵の防御力を無視する。Bランクであれば40%の確率で発動する。
回復魔法:C
戦士でありながら自身・他者を回復する魔法を操る。この魔法は解毒作用を持つ。
カリスマ:C
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
セイバーは生前一国の王であったが、天空の勇者を探すために国を出たためランクが下がっている。
【宝具】
『天空の剣(ソード・オブ・ラミアス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:10人
天空の勇者だけが装備できる伝説の武器。
パパスはこの剣を所有しているが、天空の勇者ではないため装備できない。
道具としては使用可能であり、敵単体にかけられた補助効果を全て解除する。
ただし対象となるのは対象が新たに使用した補助効果に限られ、宝具やスキルなどであらかじめ強化されている場合は解除できない。
『偉大なる父の背中(デュムパポス=エル=ケル=グランバニア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
一国の王であり、良き夫であり、そして息子を愛し守るその生涯が昇華した宝具。
耐久のパラメータが二段階上昇し、さらに敵の攻撃によって怯まなくなる。
後ろに護るべき誰かがいるとき、パパスは決して敵に背を見せることはない。
鋼の意志と不屈の闘志で何度打ち倒されても立ち上がり、愛する者を守り抜くだろう。
【weapon】
パパスの剣 高名な刀匠によって鍛えられた特注品。切れ味がいいだけのただの鋼鉄の剣だが、息子・孫へと受け継がれし想いが宿る誓いの剣。
『天空の剣(ソード・オブ・ラミアス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:10人
天空の勇者だけが装備できる伝説の武器。
パパスはこの剣を所有しているが、天空の勇者ではないため装備できない。
道具としては使用可能であり、敵単体にかけられた補助効果を全て解除する。
ただし対象となるのは対象が新たに使用した補助効果に限られ、宝具やスキルなどであらかじめ強化されている場合は解除できない。
『偉大なる父の背中(デュムパポス=エル=ケル=グランバニア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
一国の王であり、良き夫であり、そして息子を愛し守るその生涯が昇華した宝具。
耐久のパラメータが二段階上昇し、さらに敵の攻撃によって怯まなくなる。
後ろに護るべき誰かがいるとき、パパスは決して敵に背を見せることはない。
鋼の意志と不屈の闘志で何度打ち倒されても立ち上がり、愛する者を守り抜くだろう。
【weapon】
パパスの剣 高名な刀匠によって鍛えられた特注品。切れ味がいいだけのただの鋼鉄の剣だが、息子・孫へと受け継がれし想いが宿る誓いの剣。
【人物背景】
かつて大国グランバニアの王であり、世界を流離う流浪の戦士であり、いずれ勇者の父親となる息子の父親――つまりは勇者の祖父である男。
魔王にさらわれた妻マーサを助けるため、伝説に謳われる天空の勇者を探し出すため、幼い息子とともに国を出奔する。
王族でありながら武芸の腕は世界有数であり、簡素な造りの愛刀のみでどんな魔物をも切り捨てる豪の者。
まだ幼い息子には惜しみない愛を注ぎ、過酷な旅の中でも優しさを失わないまっすぐな気性を育む。
やがて魔物の奸計によって息子を人質に囚われ、降伏を迫られる。
戦えば勝利は容易かった。しかしパパスは剣を執らず、最期の瞬間まで息子の身を案じ無抵抗を貫いた。
時は流れ、パパスほどの齢となった息子は妻や頼もしい仲間たちを得て、父の悲願であった天空の勇者を見つけ出す。それはなんと彼の息子、つまりはパパスの孫であった。
勇者の父親となった息子はついに魔界へと至り、囚われていたパパスの妻マーサと対面、そして魔王を打倒するのであった。
パパスとは勇者の血族、その始祖と言える偉大なる父親の名なのである。
かつて大国グランバニアの王であり、世界を流離う流浪の戦士であり、いずれ勇者の父親となる息子の父親――つまりは勇者の祖父である男。
魔王にさらわれた妻マーサを助けるため、伝説に謳われる天空の勇者を探し出すため、幼い息子とともに国を出奔する。
王族でありながら武芸の腕は世界有数であり、簡素な造りの愛刀のみでどんな魔物をも切り捨てる豪の者。
まだ幼い息子には惜しみない愛を注ぎ、過酷な旅の中でも優しさを失わないまっすぐな気性を育む。
やがて魔物の奸計によって息子を人質に囚われ、降伏を迫られる。
戦えば勝利は容易かった。しかしパパスは剣を執らず、最期の瞬間まで息子の身を案じ無抵抗を貫いた。
時は流れ、パパスほどの齢となった息子は妻や頼もしい仲間たちを得て、父の悲願であった天空の勇者を見つけ出す。それはなんと彼の息子、つまりはパパスの孫であった。
勇者の父親となった息子はついに魔界へと至り、囚われていたパパスの妻マーサと対面、そして魔王を打倒するのであった。
パパスとは勇者の血族、その始祖と言える偉大なる父親の名なのである。
【サーヴァントの願い】
父に裏切られたシンジを導き、彼の望みを叶え「ぬわーーーーーーーーーっっ!!」
父に裏切られたシンジを導き、彼の望みを叶え「ぬわーーーーーーーーーっっ!!」
突如、パパスが炎に包まれた。激しい閃光、そして稲妻がシンジの全身を叩く。
巌のような肉体が、燃え上がる。何者にも屈さぬと誓った膝が、崩れ落ちる。
驚愕に目を見開くシンジの前で、パパスは愕然と振り返った。
巌のような肉体が、燃え上がる。何者にも屈さぬと誓った膝が、崩れ落ちる。
驚愕に目を見開くシンジの前で、パパスは愕然と振り返った。
「こ、これは……!?」
「消えよ、弱き者よ」
「消えよ、弱き者よ」
聞き慣れない声が静かに響く。
電撃に身を灼かれながらも、パパスが剣を抜き放つ――その首が舞った。
瞳に焼き付くのは光刃の軌跡。一筋の光がパパスという存在を断ち切り、終わらせた。
ゆっくりと倒れるパパスの向こうから、黒衣に身を包む人影が現れた。
電撃に身を灼かれながらも、パパスが剣を抜き放つ――その首が舞った。
瞳に焼き付くのは光刃の軌跡。一筋の光がパパスという存在を断ち切り、終わらせた。
ゆっくりと倒れるパパスの向こうから、黒衣に身を包む人影が現れた。
「貴様ァ……!」
「我が小さき友よ……そなたの剣となるべきは弱者ではない」
「セイバーさん!」
「我が小さき友よ……そなたの剣となるべきは弱者ではない」
「セイバーさん!」
シンジの悲鳴。光刃が閃く。パパス「だったもの」が、微塵に切り裂かれる。
信じると決めた、優しい父親の面影を宿す人が、一瞬にしてただのモノとなった。
それを成したのはこの黒い影。
信じると決めた、優しい父親の面影を宿す人が、一瞬にしてただのモノとなった。
それを成したのはこの黒い影。
「せ……セイバーさん?」
呆然と、パパスの亡骸へ歩み寄る。
瞬間、その躯は微細な光へと変じ散った。サーヴァントの消失である。
ここにはもはや、パパスはいない。
いるのはシンジともう一人――パパスを殺した、漆黒の殺戮者のみ。
瞬間、その躯は微細な光へと変じ散った。サーヴァントの消失である。
ここにはもはや、パパスはいない。
いるのはシンジともう一人――パパスを殺した、漆黒の殺戮者のみ。
「余こそは、至高にして究極のサーヴァント。偉大なる銀河帝国の長なり」
圧倒的な……そう、本当に圧倒的な。パパスとは比べ物にならないほどの圧倒的な威圧感。
差し出された手……人を容易く死に至らしめる電撃……圧倒的な「力」。
差し出された手……人を容易く死に至らしめる電撃……圧倒的な「力」。
「そして世界を滅ぼせし因果を背負いし者よ。そなたこそ余に相応しきマスター」
黒衣の人物が、シンジへと手を伸ばす……その指先には、パパスを灼いた電撃がバチバチと火花を上げていた。
パパスが伸ばした手とは違う。
冷たく、鋭利で、禍々しく――そして圧倒的な「力」。
パパスが伸ばした手とは違う。
冷たく、鋭利で、禍々しく――そして圧倒的な「力」。
(強い……力。セイバーさんよりも強い……もっと、もっと……)
この「力」があれば、やり直せる。
誰にも負けない、誰をも打ち倒せる、無二の力……暴力。
必要なのは力だ。綺麗事なんて意味が無い。言葉が一体何を成せるというのか。
エヴァのような、使徒のような、すべてを破壊し尽くす「力」。
それこそが今、シンジが手にするべきものではないか? 黒衣の人物が、言葉ではなく視線でそうシンジに問い掛ける。
シンジの心、魂の底へと指先を伸ばしてくる、そんな感覚。
パパスを殺された恐れ、戸惑い、怒り……そして、それらと拮抗するほどの力への渇望、昂揚。
黒い感情。それを見て取った黒衣の人物は満足気に笑う。それこそを望んでいたのだと言うように。
誰にも負けない、誰をも打ち倒せる、無二の力……暴力。
必要なのは力だ。綺麗事なんて意味が無い。言葉が一体何を成せるというのか。
エヴァのような、使徒のような、すべてを破壊し尽くす「力」。
それこそが今、シンジが手にするべきものではないか? 黒衣の人物が、言葉ではなく視線でそうシンジに問い掛ける。
シンジの心、魂の底へと指先を伸ばしてくる、そんな感覚。
パパスを殺された恐れ、戸惑い、怒り……そして、それらと拮抗するほどの力への渇望、昂揚。
黒い感情。それを見て取った黒衣の人物は満足気に笑う。それこそを望んでいたのだと言うように。
「欠けたセイバーの位階は余が補おう。
さあ、我が手を取るが良い。余を信じよ、余についてくるのだ。それ以外にそなたが辿る未来はない……」
さあ、我が手を取るが良い。余を信じよ、余についてくるのだ。それ以外にそなたが辿る未来はない……」
シンジは伸ばされたその黒い指先を――
【クラス】
セイバー
【真名】
パルパティーン@スター・ウォーズ
【パラメーター】
筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:A+ 魔力:A+ 幸運:A+ 宝具:A
【属性】
混沌・悪
セイバー
【真名】
パルパティーン@スター・ウォーズ
【パラメーター】
筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:A+ 魔力:A+ 幸運:A+ 宝具:A
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
フォース:EX
目には見えない「エネルギーの流れ」を感じ、制御・操作する能力。単なる物理現象に留まらず、心・魂といった精神面への干渉も可能。
予知、認識能力の増大、念力、身体能力の強化、サイコメトリー、マインドハックなど万能とも言える汎用性を誇る。
パルパティーンは怒りや憎しみによって引き出されるフォースの暗黒面(ダークサイド)の使い手であり、またその究極である。
本来持ち得ないスキルであろうとも、英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルをAランクの習熟度で発揮可能。
【保有スキル】
カリスマ:E++
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
パルパティーンは恐怖と謀略によって人を縛る、あるいは洗脳する。そのためランクは大きく下がっているが、フォースを併用することで一時的な上昇が可能。
フォース:EX
目には見えない「エネルギーの流れ」を感じ、制御・操作する能力。単なる物理現象に留まらず、心・魂といった精神面への干渉も可能。
予知、認識能力の増大、念力、身体能力の強化、サイコメトリー、マインドハックなど万能とも言える汎用性を誇る。
パルパティーンは怒りや憎しみによって引き出されるフォースの暗黒面(ダークサイド)の使い手であり、またその究極である。
本来持ち得ないスキルであろうとも、英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルをAランクの習熟度で発揮可能。
【保有スキル】
カリスマ:E++
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
パルパティーンは恐怖と謀略によって人を縛る、あるいは洗脳する。そのためランクは大きく下がっているが、フォースを併用することで一時的な上昇が可能。
【宝具】
『ライトセイバー』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
高温のプラズマを抑制フィールドに封じ込めて形成した光線剣。銀河に存在する物質のほぼ全てを容易に切断する。
エネルギー体であるためにほとんど重みがないため、他の刃物類と同じようには扱うことができない。
フォースの加護や先読み能力を持たない一般人が使いこなすことはまず不可能とされるため、事実上のジェダイ・シス専用武器である。
同じ形質のエネルギーで形成されたビームやシールドは切り裂けないものの、力場を反発させることで打ち返すなど防御にも優れる。
パルパティーンは銀河随一と呼べる剣戟の技量を誇るものの、殆どの敵には強大なフォースで事足りるため、この武器を使うことはめったにない。
『フォース・ライトニング』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:100人
フォースを純粋なエネルギーに変換し、光速の電撃として放つ。
これは魔術ではないため対魔力では防御できず、直撃すれば電撃は滞留し1ターンごとに追加ダメージを与える。
『デス・スター』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:999人
銀河帝国が誇る難攻不落の宇宙要塞。その主砲たるスーパーレーザーは惑星を一撃で破壊する火力を誇る。
想像を絶する威力を誇る反面、その制御には極めて膨大な人員と機械制御を必要とする。
そのためパルパティーン個人で使用できる出力は本来の1%にも満たない。
が、たとえ1%の出力であってもその光は容易く街を焼き払うだろう。
『ライトセイバー』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
高温のプラズマを抑制フィールドに封じ込めて形成した光線剣。銀河に存在する物質のほぼ全てを容易に切断する。
エネルギー体であるためにほとんど重みがないため、他の刃物類と同じようには扱うことができない。
フォースの加護や先読み能力を持たない一般人が使いこなすことはまず不可能とされるため、事実上のジェダイ・シス専用武器である。
同じ形質のエネルギーで形成されたビームやシールドは切り裂けないものの、力場を反発させることで打ち返すなど防御にも優れる。
パルパティーンは銀河随一と呼べる剣戟の技量を誇るものの、殆どの敵には強大なフォースで事足りるため、この武器を使うことはめったにない。
『フォース・ライトニング』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:100人
フォースを純粋なエネルギーに変換し、光速の電撃として放つ。
これは魔術ではないため対魔力では防御できず、直撃すれば電撃は滞留し1ターンごとに追加ダメージを与える。
『デス・スター』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:999人
銀河帝国が誇る難攻不落の宇宙要塞。その主砲たるスーパーレーザーは惑星を一撃で破壊する火力を誇る。
想像を絶する威力を誇る反面、その制御には極めて膨大な人員と機械制御を必要とする。
そのためパルパティーン個人で使用できる出力は本来の1%にも満たない。
が、たとえ1%の出力であってもその光は容易く街を焼き払うだろう。
【weapon】
ライトセイバー、フォース
ライトセイバー、フォース
【人物背景】
銀河系を支配する銀河帝国初代皇帝にして、ダークサイドのフォースを信仰するシスの暗黒卿。
秩序を司る「ジェダイの騎士」の宿敵であり、また幾人ものジェダイを暗黒面へと引きずり下ろした諸悪の根源。
単純な戦闘能力だけでなく政治にも明るく、誰にも暗黒卿たる自らの正体を悟らせず人民の支持を集め、遂にはジェダイを排除し銀河帝国を打ち立てた。
銀河帝国の初代皇帝となったパルパティーンは自らに逆らうものを容赦なく弾圧し、唯一無二の暴君として君臨する。
しかしその繁栄は長くは続かず、彼がその手に絡め取った元ジェダイ、ダース・ベイダーの息子によって、帝国は崩壊への道を歩むことになる。
銀河系を支配する銀河帝国初代皇帝にして、ダークサイドのフォースを信仰するシスの暗黒卿。
秩序を司る「ジェダイの騎士」の宿敵であり、また幾人ものジェダイを暗黒面へと引きずり下ろした諸悪の根源。
単純な戦闘能力だけでなく政治にも明るく、誰にも暗黒卿たる自らの正体を悟らせず人民の支持を集め、遂にはジェダイを排除し銀河帝国を打ち立てた。
銀河帝国の初代皇帝となったパルパティーンは自らに逆らうものを容赦なく弾圧し、唯一無二の暴君として君臨する。
しかしその繁栄は長くは続かず、彼がその手に絡め取った元ジェダイ、ダース・ベイダーの息子によって、帝国は崩壊への道を歩むことになる。
【サーヴァントの願い】
再び銀河をこの手に。
再び銀河をこの手に。