Linux のハードディスクのパーティションは、起動および EFI 用 と /(ルート)用に 2つは必要。サイズは、/ 全体に 50GB 程度はあると良い。
後でディストリビューションを再インストールするなら /、/home、swap と分割しておくと、ホームディレクトリだけ保持した上でそれ以外の / にあるファイルだけ再インストールできる。
/usr、/usr/local、/var、/tmp なども場合によって分けておくと良いこともある。が、考えなしに分けすぎると後でどこかの容量が足りなくなったりするし、デスクトップ用途ではそれ以上はおすすめしない。
たいていの場合はインストーラーの自動設定で適当に切り分けできる。
パーティションの基本領域/拡張領域/論理領域とかいったことについては以下が詳しい。
パーティションが / の他に複数ある場合は、他のパーティションが / ディレクトリ以下にマウントされた状態で、それぞれのディレクトリにファイルができる。
スワップ領域は、実際のメモリが一杯になったときにあまり使わないデータをメモリから移動して空きを作るのに使う、ハードディスク上の仮想メモリ領域。
スワップ領域のサイズは、以前は搭載メモリの 2 倍程度と言われていたが、8GB 以上のメモリ搭載が当たり前になった最近では、4GB ぐらい確保しておく程度でも実害は少ない模様。
ただし、2GB 以下の少なめのメモリを載せているマシンでは、RAM 容量の 2倍程度は見積もっておいてもバチは当たらないかと。
まずインストーラの自動設定で設定してみて、実行せずに、それを参考に手動設定すると失敗が少ないかも。
なお、パーティションとしては設定したくないという場合、普通のファイルをスワップ用とみなして設定することも可能。
最近の Ubuntu などのインストーラーは自動設定ではスワップパーティションを作らず、/ パーティションにスワップファイルを作ります。このほうがサイズを柔軟に調節できるからです。
スワップの状態を確認するには、以下のコマンドを実行します。TYPE の欄が /swapfile であればスワップファイルです。スワップパーティションであれば partition です。
$ sudo swapon --show
現存するパーティションを縮めてインストール領域を確保することは危険なので普通はお勧めしない。とは言っても、Windows には標準でパーティション設定ツールが付属しているので、比較的簡単に空き領域の作成が可能です。
[コンピュータの管理] > [記憶域] > [ディスクの管理] > [パーティションの圧縮] より、選択しているパーティションのサイズを小さくできます。圧縮することによって、未割り当ての領域を作成し、その領域から新しいパーティションを作成します。Windows 11でCドライブの容量を縮小して新しくドライブを作成する方法(NEC サポート)を参照してください。
どうしても切り直したければ、次のプログラムも使えます。
Linux 環境があれば以下。
その他
Windows でハードディスクのドライブが C: と D: に 2 分割されている場合(メーカー製パソコンに多い仕様)では、通常 C: に Windows がインストールされていて、D: はデータ保存用の領域となってる。
この D: は簡単に未使用領域に変えられるので、これをインストール用のパーティションに利用するとお手軽。
具体的には、次のように操作する:
chrootは、ルートディレクトリを変更するコマンド。
たとえば、/mnt/redhatなどにRed Hatを導入している場合、/mnt/redhatにchrootすれば、PATHなども含めて/mnt/redhatがルートディレクトリになる。
これは環境を構築する時によくやる方法。chrootした後、すべてのバイナリファイルを導入し、設定をすべて記述したら、新しい環境を/としてマウントするようにfstabに記述して、最後に再起動する。
ディスククォータとは、各ユーザーに使用できるディスク容量の制限をかけること。
ディスククォータをかけるには、quotaパッケージをインストールし、edquotaコマンドで設定する。