Mageia に関するFAQ

Mageia 一般とそのインストールに関するFAQです。

Mageia とは何ですか?

Mageia は、Mandriva Linux から派生した新しいディストリビューションです。Mageia は「マゲイア」と読みます。Mandriva Linux は、フランスに本部を置く Mandriva 社によって開発された商用のデスクトップ Linux ディストリビューションで、リテール版の売上高で世界一を誇っていました。

Mandriva Linux の旧名、Mandrake Linux が初めてリリースされたのは 1998 年 7 月のことであり、当時は Red Hat Linux (バージョン 5.1) と KDE (バージョン 1.0) をベースとしたものでしたが、その後多くの開発が加えられた結果、独自ディストリビューションへと発展しました。従来、 Mandrakelinux あるいは Mandrake Linux と(開発当初は Linux Mandrake とも)表記されていましたが、商標権の問題とその後のブラジルの Conectiva 社との合併のため、 2005年4月7日に正式発表された社名変更によって、 Mandriva Linux となりました。Mandriva Linux - フリー百科事典『ウィキペディア』 も、Mandriva Linux の概要を知るには適切なページです。

Mageia(マゲイア)とはギリシャ語で「魔術」を意味します。Mandriva の旧名 Mandrake の由来とされているマジシャン「Leon Mandrake」や漫画「Mandrake the Magician」にちなんだネーミングと思われます。

2011/02/15に最初のアルファ版がリリースされました。

サードパーティのレビュー記事

Mandrivaからフォークした「Mageia」、初の正式版リリース
http://sourceforge.jp/magazine/11/06/03/0419250

Mageia のウェブサイトはどこですか。

Mageia 関連のウェブサイトには、次のものがあります。

公式ウェブサイト

Mandriva Linux の特徴や以前のバージョンとの違いは何ですか。(比較一覧)

  • 各パッケージのバージョンについては、DistroWatch.com を参照してください。
  • リリースノートは こちら を参照してください。

公式マニュアル (Documentation) を入手したい。

https://wiki.mageia.org/en/Category:Documentation から必要なマニュアルを検索してください。

サポート情報について

下記サイトに関連情報があります。

公式メーリングリストの利用について

各種メーリングリストが、https://wiki.mageia.org/en/How_to_subscribe_to_mailing_lists より購読申込みできます。

サポート/ディスカッションリストは複数の言語で提供されていますが、その中でも特に英語のメーリングリストでは活発な活動が行われています。

メーリングリストの全アーカイブは https://ml.mageia.org/ から見つけることができます。

Mageia Cauldron とは何ですか?

次期公式版としてリリースされる予定の開発中の版は「Cauldron」と呼ばれます。
将来のリリースに向けて改良を加えたり検証を行ったりする目的で、この「Cauldron」は一般公開されます。多数の開発者やテスターが Cauldron の開発に参加しコミュニティを形成しています。

Mageia のリリースロードマップはどのようになっていますか。

今後の新しくリリースされるバージョンのロードマップは、次のとおりです。

ダウンロード / ミラーサイト (Downloading / Mirrors)

フル版(Free Software-only)

32-bit DVD 全言語サポート 4GB
64-bit DVD 全言語サポート 4GB
両Arch CD Limited 700MB

LiveCD版

パッケージを大幅に省略したインストール用 ISO イメージで、言語環境は英語などに限られます。KDE 版および GNOME 版のCDがあります。日本語入力環境を整えるためには、Asia 版を選択してください。

インストール方法やその直後のトラブル等に関すること

日本語入力を有効にする

Mageia Control Center → System → Manage localization of your system で日本語IMを選択します。
IBus および SCIM が公式レポジトリに用意されています。

GNOME 環境で日本語が入力できない

・パネルに ibus のアイコンが表示されない
・そもそも ibus が起動していない
・しかも ibus-gtk がインストールされていない

これじゃ日本語入力出来るわけがないorz
で、ibus-gtk 、 ibus-qt4 をインストールして再ログインしてみたんだが、状況に変化なし。
/etc/sysconfig/i18n の内容には問題は見当たらないので、Gnome環境では i18n でのインプットメソッドの設定を全く反映してくれないみたいだ。

/.bash_profile に下記を追記して ibus を使える様にした。
これで取りあえずは日本語入力が出来るようになった。

export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS="@im=ibus"
ibus-daemon -d -x

ネットワークインストールを行いたい。

Boot.iso が公開されているので、これを使ってネットワークインストール (FTP インストール)を行うことができます。
Boot.iso は約 40MB 前後のコンパクトなファイルです。このイメージを CD-ROM に焼いて、これから起動することが可能です。この方法はすべてのインストールメディア(CDROM/ネットワーク/ハードディスク)をサポートしています。

アップグレード・インストールできますか?

Mandriva 2010.1/2010.2 → Mageia へのアップグレードが可能です。インストール用メディアを使い、その指示に従って作業を進めます。

アップグレードの手段として、インストール用CDイメージから行うことや、ネットワーク(インターネット)に接続して行うことなど、いずれの方法も選択できます。

アップデート(更新)しません。

OSインストール時の最後のアップデートの適用をスキップすると、URPMIではメディア(リポジトリ)を追加しないからな

# urpmi.removemedia -a
# urpmi.addmedia --distrib --mirrorlist '$MIRRORLIST'

2ch Linux 板 スレッド

Mageia Part 1
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/linux/1298345116/

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最終更新:2012年02月12日 19:43