六傾姫(ルークィンジェ)とは、350年前の動乱期に滅びた
〈アルヴ〉系王国の姫君達である。読みは中国語から「六(liù)」「傾(qīng)」「姫(zhěn)」と思われる。
個別の名前や出自は各種伝説という形で残っているが、どれもこれも説話や予測の内を出ない。〈六傾姫〉《ルークィンジェ》という名称さえも後世の歴史家がつけたもので、当時の常識で考えれば互いに連携したり示し合わせたわけでもないとされる。
〈ヒューマン〉や
〈ドワーフ〉、
〈エルフ〉などに滅ぼされた
〈アルヴ〉系の指導者となり、復讐戦争を企てた。正面切っての戦争のみならず、テロ的な行動や社会不安を煽る手法を用いて暗黒記を作り出した。また、最終的にはゴブリンやトロール、オークなどの亜人間を作り出し、その犠牲者は当時の善の種族の人口から見て半数を超えたとされる。
最終更新:2015年08月12日 20:48