概要
1987年頃から1995年頃までの富山県の地方局、北日本放送(KNB)のクロージング映像(1日の放送の終了)には、風景映像に喜多郎によるシンセサイザーの神秘的なBGM「蜃気楼」そしてアナウンサーによるナレーションが流れるが、それに加えて映像とは合わないSEが重ねられているため、不可思議な印象を与えている。この映像は掲示板で議論され、「シンセCL(クロージング)」と呼ばれ、SEの中には水が跳ねるような音も含まれており、「吐血CL」とも称されている。
未確認の証言
該当の映像は、以前のクロージングから差し替えられたもので、SEを含む音声のみがそのまま残っているために違和感が生じているという意見もあった。証言として、当初はローカル局がスポーツニュースのOPで使用するようなCGであり、
テニスの時にはラケットがボールを叩く音、ゴルフならティーショットといった感じのSEがそのタイミングで入り、動画の後ろの方でオロスコープの波形のようなものに変わると「ピン ピン」と言った電子音SEが。またナレーションが変にエフェクトがかかったような物
であったとの事である。
現在、この「スポーツCGクロージング映像」は上記証言以外は未確認の映像である。早期に打ち切られて別のバリエーションが使われたのかは不明で、早期打ち切り説が正しい場合、使用期間は1987年1月から12月の間と考えられている。
メディアライブラリー
クロージングは[0:46]より
1987年1月頃までの「万華鏡CL」 - 1987年12月頃からの「シンセOPCLシリーズ」
使用BGM:蜃気楼(アルバム『敦煌』より)
1987年1月頃までの「万華鏡CL」 - 1987年12月頃からの「シンセOPCLシリーズ」
使用BGM:蜃気楼(アルバム『敦煌』より)
参考
- 日本の放送開始・終了 Wiki - 北日本放送<KNB>(テレビ) - シンセCLの謎について
- web.archive - 1990年前後の「終了画面」 1987. 1は万華鏡CL、1987.12はシンセCLである事が確認できる。