概要
ザ・遺産相続はアイオーン(AORN)が開発し、ギャップスから発売予定だったとされる3D格闘ゲーム。90年代末にコナミ直営のゲームセンターでロケテストが行われていた。
タイトル通り莫大な遺産の相続を巡って戦うというストーリーで、登場キャラは皆親戚同士かつ老婆・オカ◯・ラッパーなど色物だらけだった。『へんたいゲージ』が溜まることで変態的な姿に変態でき、ラッパーの場合ペ◯スケースだけ装着した姿になったという。
アイオーン自体がアトラスで『豪血寺一族』を手がけていたスタッフを中心に設立されたこともあってか、本作もさながらその3D版といった内容だったとされる。
アイオーン自体がアトラスで『豪血寺一族』を手がけていたスタッフを中心に設立されたこともあってか、本作もさながらその3D版といった内容だったとされる。
PS系の基板を使用していたことから家庭用での展開も視野に入れていたのではないかとも言われているが、ロケテスト終了後は音沙汰が無く、アイオーン・ギャップス両社も00年代初頭までに消滅。幻のゲームとなった。
発見状況
2026年現在残っている情報は極めて少なく、ゲーム画面の写真すら出回っていない。2000年頃には有志によるファンサイトが存在し写真も載っていたとされるが、かなり前に閉鎖されたらしくURLも失伝してしまっている。Wayback Machineに記録された両会社の公式サイトにも本作に関する記述は見当たらない。
アイオーンが90年代半ばに開発した2D格闘ゲーム『羅媚斗(ラビット)』も国内版は正式稼働しなかった(*1)もののロケテスト用基板の流通が確認されているが、ザ・遺産相続の基板が現存するかは定かでない。
参考リンク
ロケテスト当時の証言
開発/販売元の情報
- アイオーン公式サイトのアーカイブ(1997年3月19日)
- ギャップス公式サイトのアーカイブ(2000年12月4日)
- アミューズメント通信社刊『ゲームマシン』第531号-1996年12月1日発行(PDF) 二面記事「ジャレコ新作展 アイオーン初の基板ものも」内にアイオーン側のコメントとして「CGゲームも含め積極的に開発を進めていく」とある