高瀬望夢(たかせ・のぞむ)
◆概要
- 主人公その2。誰がなんと言おうとも主人公その2であり作中における「救世主」枠。アンチヒーローと見せかけてちゃんとヒーロー!
- 協会に所属する超常師の一人であり、本編においては主に七崎瑠真とペアを組んで仕事を行う。
- コミュニケーション意志欠如の問題児。仕事拒否、逃亡、ペアとの関係不安定による実績ゼロで「落ちこぼれ」の通称を取っている。
「お前になんの関係があるの」「俺はいいよ」
「もうしばらく、ここにいたい気がした。いいかな」
◆経歴
ほぼすべてストーリーに応じて公開の情報。
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1巻後半 |
- 秘匿派警察高瀬家にて出生。
- 母親は早くに死去。父親とはほぼ交流がなかった模様。
- 主要な世界解釈を学ぶため、外部協力勢力から家庭教師を招きながら実家で勉強して育った。
- 10歳頃までは外でヒーローごっこなど腕白をしながら大きくなった様子。
- 11歳、松雪小夜と出会う。
- 前述の家庭教師、最後の一人として特殊招聘された「一般人の世界解釈」担当者が小夜。
- 松雪小夜は偽名で、高瀬家にスパイとして送り込まれていた。
- 12歳、8月20日に高瀬家で、小夜の所属する異能反勢力のテロが起こる。
- 小夜はスパイながら、幼い望夢を助けるため囮を買って出て死亡。
- この際、首謀と刺し違えた高瀬篝も死亡。
- 望夢は実家を出て高瀬唯一に助けを求めるが、望夢の立場の危うさから縁を切られる。
- この際、唯一が提案した望夢の生き残り手段が協会への所属だった。
- 望夢は唯一のもとを離れ、協会本局を訪問。神名春姫に迎えられる。
- 春姫は望夢が恒常的に春姫に対しペタルを差し出すことを条件に望夢の庇護を請け負う。
- 13歳3月、本編開始。
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◆小ネタ
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1巻後半 |
- 神名春姫と契約関係にある。
- 望夢が生出するペタルを春姫を優先として二人で共有しているため、春姫の戦闘などペタルの一時大量使用、あるいは望夢への意図的な制止により、望夢が異能行為遂行不可能になることがある。
- 例: 1巻前半。
- これに対する憂慮と反発から、望夢は自発的なペタル使用を避けている。仕事の拒否はその理由が大きい。
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1巻後半 |
- 協会式は厳密には一切使えない。
- というのは、協会式の解釈を採用していないため。
- 「想像を形にする」という超常術の基本を介しておらず、基本的にはすべて、すでに周囲にあるものを観察・解析し、それらに干渉することによって盤面を動かす行為しか行わない。高瀬式の解釈。
- 協会式とは一部、少なくとも外に出る結果としては同じものとして重なる行為があるため、どうしても超常師っぽく振る舞わなくてはいけない場合にはそれらを行っている。
- 例として、1巻演習場にて瑠真に見せた上書きバグ。
- 瑠真はペタル注入によりアバター所有権が乗っ取られたためのバグと解釈したが、実際には2巻におけるバイタライザー対処と同じく、瑠真の行為を打ち消すための逆算介入を行っていると思われる。
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- 知識と計算が取り柄の登場人物。のため、頭は悪くないはず、なのだが学校はサボっている様子。
- 誕生日は2月末。詳細未定。早生まれのためよく作者の年齢計算がバグる。
- パンダとは特に関係がない。ツイッターにて流行したパンダの赤ちゃん動画のもぞもぞ動く様子を見て作者が望夢の幼少期をパンダと言い始めた。強いて言うと、
- 白黒付けられない性質
- 愛玩される凶暴な生物
- 出生を騒がれ夢を託される傾向にある
あたりはパンダ。