134 :(グレイス×アルト+ブレラ×シェリル+ランカ):2009/08/22(土) 13:53:54 ID:BQVgBhpD
毎度スミマセン。
前スレ971です。
一連のシリーズの続きができたので、投下しますよー。
一連のシリーズの続きができたので、投下しますよー。
- これで一応、この話の最後になります。
- しかし、今回はすごく…長い!…長いよ…orz。
- おまけに相変わらずセリフのみです。
- 引き続きキャラも崩壊ぎみ…。(→こんなのキャラが違う!と思ったらスルー推奨)
なので、駄目な人は猛烈にスルーしてくれ…。
135 :(グレイス×アルト+ブレラ×シェリル+ランカ):2009/08/22(土) 13:54:55 ID:BQVgBhpD
「ぐ…うっ…っああああぁ!!!…ああああぁ!!!」
「…素晴らしいわ!早乙女アルト!
それがアナタの躯へ侵食を始めてから、どれほどの回数の絶頂を迎え、ここから精を放ったかしら?
それでも涙ひとつ零さず、焔のようなに快楽に耐えつづけ、未だにココの勢いも衰えないなんてね…」
それがアナタの躯へ侵食を始めてから、どれほどの回数の絶頂を迎え、ここから精を放ったかしら?
それでも涙ひとつ零さず、焔のようなに快楽に耐えつづけ、未だにココの勢いも衰えないなんてね…」
「…っあ…うる…さ…!!…俺に…俺に触れるな…!!…っああああぁ!!!」
「ふふ…その威勢の良さもここまでだと思うけど?
ほら、あなたの中のV型細菌も体内への定着を少しずつ開始したようだし…
…そろそろ、あちら側の準備も整ったようね…。
…これから、あなたに最高のショウを見せてあげるわ!…このスクリーンが見えるかしら?」
ほら、あなたの中のV型細菌も体内への定着を少しずつ開始したようだし…
…そろそろ、あちら側の準備も整ったようね…。
…これから、あなたに最高のショウを見せてあげるわ!…このスクリーンが見えるかしら?」
「…あっ…嫌ぁっ!…ブレラ…ふ…あぁっ!!…あたしっ!…あたしっ!!…もう…ああぁっ!!!」
「…くっ、シェリル・ノーム…そんなに締め付けるな…もう、俺が…持たない…!」
「…くっ、シェリル・ノーム…そんなに締め付けるな…もう、俺が…持たない…!」
「…っあぁあぁ…嘘だ!…シェリル!!…シェリルっ!!!…俺は…俺は…う…ああああぁ!!!」
「…く…ふふっ…あら…泣いているの?…今まで涙ひとつ零さなかったのに?
…ほら…あのシェリルの表情を良く見ると良いわ…快楽に濡れてなんて美しいのかしら…?
あの娘…あなたとの時よりも恍惚とした表情を浮かべているんじゃないかしら…?
…ねぇ、早乙女アルト中尉?」
…ほら…あのシェリルの表情を良く見ると良いわ…快楽に濡れてなんて美しいのかしら…?
あの娘…あなたとの時よりも恍惚とした表情を浮かべているんじゃないかしら…?
…ねぇ、早乙女アルト中尉?」
「…黙れ…ふざ…けるな!!…お前に俺達の何が解る!
…うっ…痛…っ…ぁあっああああぁ!!!…っあ!!…止めろ…!…俺に…触る…な!!」
…うっ…痛…っ…ぁあっああああぁ!!!…っあ!!…止めろ…!…俺に…触る…な!!」
「…本当に可愛げが無いわねぇ…。
でも…これから、アナタのその立派に勃ち続けているモノで、
この私の身体に更なる最高の快楽をもう一度、注いでもらうわよ…!!」
でも…これから、アナタのその立派に勃ち続けているモノで、
この私の身体に更なる最高の快楽をもう一度、注いでもらうわよ…!!」
「…っあああぁ!!…っあ!…やっ…止めろ…!!」
「…ふふ、まだ、私の膣内に入れてあげただけなのに…もう、そんなに感じているの?
これから…私が動いて、今よりもっと気持ち良くなっても、正気を無くしたりしないで頂戴ね?早乙女アルト中尉?」
これから…私が動いて、今よりもっと気持ち良くなっても、正気を無くしたりしないで頂戴ね?早乙女アルト中尉?」
「…っあぁあぁああぁ!!!」
「あなたには、この快楽を最後まで味わってもらうわよ…!
そうね…せいぜい、そうやってシェリルを想いながら、この最高の快楽の中で泣き叫ぶと良いわ!
…それが私達をひとつにつなぐ唯一の方法なのだから!!」
そうね…せいぜい、そうやってシェリルを想いながら、この最高の快楽の中で泣き叫ぶと良いわ!
…それが私達をひとつにつなぐ唯一の方法なのだから!!」
「…もう…止めろ…こんな…こと…っあぁあぁあっああああぁ!!!…俺は…俺は…!!」
「…く…ふふっ…ホラ…あなたのココは、私の膣内に包まれて、こんなにも喜びにうち震え続けているわよ…!!
…ああぁ…んっ!…早乙女アルト!!…さあ、もっと…もっと…!…悦びの悲鳴をあげなさい…!!
ほら…スクリーンのあのコ達も…あんなにも悦びに満ちているのだから…!!」
…ああぁ…んっ!…早乙女アルト!!…さあ、もっと…もっと…!…悦びの悲鳴をあげなさい…!!
ほら…スクリーンのあのコ達も…あんなにも悦びに満ちているのだから…!!」
「ぐ…うっ…っああぁ!!!…シェ…リル…!!」
「…そうよ…ほら…っああ!…なんて素晴らしい快感なのかしら!!
…そうやって、アナタの涙と心からの快楽に溢れた声で…あの娘を呼べば良いのよ!
…っああ!…ほら…ほら…っあああぁぁ!!!…っあ!…ほら…あの娘達と…つながった!!!」
…そうやって、アナタの涙と心からの快楽に溢れた声で…あの娘を呼べば良いのよ!
…っああ!…ほら…ほら…っあああぁぁ!!!…っあ!…ほら…あの娘達と…つながった!!!」
「…っあ…ブレラっ!…っや…嫌ぁ!!…アルトの…声が聞こえるの…!!
っや…っああああぁ!!!…あたし…も…っや、嫌っ…本当に…嫌あぁっ……感じ…ちゃ…う!!
…ブレラ…あなたのことも…アルトのことも…感じ…て…っあ、嫌ぁ!!!」
っや…っああああぁ!!!…あたし…も…っや、嫌っ…本当に…嫌あぁっ……感じ…ちゃ…う!!
…ブレラ…あなたのことも…アルトのことも…感じ…て…っあ、嫌ぁ!!!」
「……シェリル・ノーム!…感じるのか…早乙女アルトの声を!!
…どうやら…奴が…奴の意識が…
完全にネットワークの中に閉じ込められたようだ…奴を救えるのは…おまえだけ…だから…!」
…どうやら…奴が…奴の意識が…
完全にネットワークの中に閉じ込められたようだ…奴を救えるのは…おまえだけ…だから…!」
…!!…アンタレス1!…余計なことを…!!
…お前もその身体で、今、早乙女アルトが感じている快楽の全てを一緒に体感したいようだな!!
お前が今、その場で感じている快感に加えて更にこの灼熱のような最高の快楽の全てを受けとめるがいい!!
…お前もその身体で、今、早乙女アルトが感じている快楽の全てを一緒に体感したいようだな!!
お前が今、その場で感じている快感に加えて更にこの灼熱のような最高の快楽の全てを受けとめるがいい!!
…そして…お前の神経回路を灼き切る程の快楽に打ち震えながら、ネットワークの果てへ散るがいい!!
「…あぁ…ぐっ…あぁあああぁ!!!……シェリル・ノーム!…後は…後は頼む!!
…俺はもうじき…ネットワークを通じて…俺の…存在そのものを消される…から…!
ぐ…うっ…あぁ…っあぁあぁああぁ!!!!」
…俺はもうじき…ネットワークを通じて…俺の…存在そのものを消される…から…!
ぐ…うっ…あぁ…っあぁあぁああぁ!!!!」
「…っあぁぁ!…いや…嫌よっ!…わたしを…おいて…いなくならないでっ!!……嫌あぁ!!!
…っあぁ…アルト…!…あたし…どうしたら…!!」
…っあぁ…アルト…!…あたし…どうしたら…!!」
「…シェリル!!…俺の声が…聞こえてる…のか!…シェリル!!!
…俺は…俺はお前を…!!…護りたい…のに…!!…っああああぁ!!!」
…俺は…俺はお前を…!!…護りたい…のに…!!…っああああぁ!!!」
「…っあ…アルトっ!?」
「…シェリル!!…今…俺が……俺が…視える…のか?
…頼む…から…俺を…視るな!……俺の声…だけを聞いて…くれ…ぐっ…あぁあぁああぁ!!!」
…頼む…から…俺を…視るな!……俺の声…だけを聞いて…くれ…ぐっ…あぁあぁああぁ!!!」
「…えっ!………あ…あぁ…嫌あぁ!!…アルトぉ!!
…アルトの身体が…こんなに…侵食されて…る…なんて!!
…誰が…こんな…ひどいこと…なんで……なんでこんなこと…!!」
…アルトの身体が…こんなに…侵食されて…る…なんて!!
…誰が…こんな…ひどいこと…なんで……なんでこんなこと…!!」
「…っあ…シェリル…俺だけが…視えて…るのか?
…だから…視るな…と…俺は…平気だから…大丈夫…だから……っあぁあぁああぁ!!」
…だから…視るな…と…俺は…平気だから…大丈夫…だから……っあぁあぁああぁ!!」
「…く…ふふっ…ほら…早乙女アルト中尉…貴方…平気なワケないんじゃない?
…ほら、そろそろ…シェリルに全てを視てもらいなさい!!」
…ほら、そろそろ…シェリルに全てを視てもらいなさい!!」
「…あぁあぁああぁ!!!…止めろぉ!!…シェリル、シェリルっ!…止め…俺達を…視るな!!!!」
「……あ…あぁ…アルト…!!…っあ、グレイス!!!
…グレイス!!…あなた…嫌あぁっ!!…あぁぁ…!!…なんて…ひどい…!…こと…を!!」
…グレイス!!…あなた…嫌あぁっ!!…あぁぁ…!!…なんて…ひどい…!…こと…を!!」
「…く…ふふっ…ふ…ねぇ…シェリル…ほら…久しぶり…ねぇ…?
…ほら…どうかしら?…あなたの大切な男性がこんなにも…ほら…
…そうよ…私の膣内で…こんなにも…感じすぎるほどに…快感を覚えている姿を見るのは…?」
…ほら…どうかしら?…あなたの大切な男性がこんなにも…ほら…
…そうよ…私の膣内で…こんなにも…感じすぎるほどに…快感を覚えている姿を見るのは…?」
「…あぁあぁああぁ!!!…っあ…シェリル!!…すまな…い…!!」
「…っあぁ…アルトぉ…!!!」
「…っあぁ…アルトぉ…!!!」
「…く…ふふっ…は…ふふふっ…ははっ…!!…素晴らしいわ!
…ほら…シェリル!!…貴方まで泣いてくれるなんて…!!
…ほら…アナタ達二人の涙が…響きあって…感情の波がひろがっていくわ…なんて素晴らしいの!!
…ほら…シェリル!!…貴方まで泣いてくれるなんて…!!
…ほら…アナタ達二人の涙が…響きあって…感情の波がひろがっていくわ…なんて素晴らしいの!!
…ほら、それに…ブレラも…もう気を失って…もうじき、あなたの側から…
…このネットワークから本当に消えて無くなるわよ…!!
…ん…あぁぁ…本当に…なんて…なんて素晴らしいの!!!
…このネットワークから本当に消えて無くなるわよ…!!
…ん…あぁぁ…本当に…なんて…なんて素晴らしいの!!!
…あなたたちの愛という感情から生じる波動とやらにバジュラの方から共感してくれるなんて…!!
…ほら…見つけたわ!!…バジュラの…ネオクイーンの存在を!!!
…シェリル…貴方になんて感謝をしたら良いのかしらね!…こんなに役に立ってくれるなんて!!」
…ほら…見つけたわ!!…バジュラの…ネオクイーンの存在を!!!
…シェリル…貴方になんて感謝をしたら良いのかしらね!…こんなに役に立ってくれるなんて!!」
「…やっぱり…やっぱり…あなた…あなただったのね!!!……グレイスっ!!!」
「…そうよ?…当然でしょ?
…ふふ…シェリル…無駄なときに察しが良いのは相変わらずねぇ…でも、もう本当に遅いわよ…!
…これで…これで、この私がこのネットワークを通してバジュラのネオクイーンを支配すれば!
…ふふ…シェリル…無駄なときに察しが良いのは相変わらずねぇ…でも、もう本当に遅いわよ…!
…これで…これで、この私がこのネットワークを通してバジュラのネオクイーンを支配すれば!
フォールドネットワークとインプラントネットワークの再構築が完了するのよ!!
…私が夢にまで見た世界が!!!」
「グレイス…あなた…なんてことを!…っきゃ…あぁああ…嫌っ!…あぁぁっ!!…何を…する…の!!」
「…あら?…苦しいのかしら? シェリル?
…早乙女アルトの苦痛と快楽を…あなたにも分けて共有させてあげているのに…ねぇ…?
…さぁ、本当の仕上げはこれからよ…!!
…く…ふふっ…シェリル…貴方も…私に最高の快楽を与えてくれるわね?」
…早乙女アルトの苦痛と快楽を…あなたにも分けて共有させてあげているのに…ねぇ…?
…さぁ、本当の仕上げはこれからよ…!!
…く…ふふっ…シェリル…貴方も…私に最高の快楽を与えてくれるわね?」
「…っや…嫌っ…グレイス!…っあ…ああああぁ…っ!!…嫌ぁ!!!」
「…本当にいい表情だわ…シェリル…もうすぐに終わりに…そう、永遠に楽にしてあげるわね!」
「…本当にいい表情だわ…シェリル…もうすぐに終わりに…そう、永遠に楽にしてあげるわね!」
「…ああぁ…っ!…っあ、あぁあぁああ!!!…グレイス…!!…嫌っ!…止め…て…!!
…こんなの…嫌よっ!……あたしは…どうしたら…良いの…!!」
…こんなの…嫌よっ!……あたしは…どうしたら…良いの…!!」
「…っあ…シェリル…!!…俺の声が…聞こえて…いる…なら…頼む…!!
…ブレラ…あいつも…それに…もっと大きな存在の…あいつらも…お前に歌えと…!!
…頼む!…シェリル!…歌ってくれ!…お前の想いと…俺達の想いを歌に!!!」
…ブレラ…あいつも…それに…もっと大きな存在の…あいつらも…お前に歌えと…!!
…頼む!…シェリル!…歌ってくれ!…お前の想いと…俺達の想いを歌に!!!」
「…アルト!!…あたし…っ!!…あたしは!」
「…シェリル!!…頼む…!!」
「…シェリル!!…頼む…!!」
「…アルト!!…わかった…から!
あたしは!…歌う…から…!!…アルト…ブレラ…そして、あなたにも…皆に、皆に届くように…!!」
あたしは!…歌う…から…!!…アルト…ブレラ…そして、あなたにも…皆に、皆に届くように…!!」
…眠らない 思い
消えることのない希望が この手にあるから
消えることのない希望が この手にあるから
サヨナラを抱きしめて
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい ――
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい ――
「…く…ふふっ…シェリル…そんな歌…それが…なんだっていうの?
…歌など…そんな歌なんか…アナタ達の何の救けにもならないわよ!!」
…歌など…そんな歌なんか…アナタ達の何の救けにもならないわよ!!」
「…っあ、グレイス…それでも!…あたしは!…あたしは歌うわ!!」
…君がいないなら 意味なんてなくなるから
人は全部 消えればいい
愛がなくなれば 心だっていらないから
この世界も 消えてしまえ
人は全部 消えればいい
愛がなくなれば 心だっていらないから
この世界も 消えてしまえ
ずっと苦しかった 命がけの出会い
もがくように夢見た
やみくもに手をのばした
その胸に聞きたかった
君と虹架けたかった ――
もがくように夢見た
やみくもに手をのばした
その胸に聞きたかった
君と虹架けたかった ――
「…ああぁ…っ…何っ!…何なの!!…これは…
…私を…構築しているデータが!…消えて…消えていくというの…!!
…っ…ああああぁ…っ!!…これが…歌の力だというの!!
…うああああぁ…っ!!…シェリル!!…よくも…私の手駒のひとつに過ぎない分際で…!!」
…私を…構築しているデータが!…消えて…消えていくというの…!!
…っ…ああああぁ…っ!!…これが…歌の力だというの!!
…うああああぁ…っ!!…シェリル!!…よくも…私の手駒のひとつに過ぎない分際で…!!」
…誰か空虚の輪郭を そっと撫でてくれないか
時の波動に掻き消されて
救えなかった愛の言葉
だから もう一度 答えが欲しい
宿命に磔られた
北極星が燃えてる
時の波動に掻き消されて
救えなかった愛の言葉
だから もう一度 答えが欲しい
宿命に磔られた
北極星が燃えてる
君を掻きむしって濁らせた
なのに可憐に笑うとこ 好きだったよ ――
なのに可憐に笑うとこ 好きだったよ ――
「…グレイス…ごめ…んなさい…あたし達…もう、終わりにしましょう…!!」
…君を掻きむしって濁らせた
なのに可憐に笑うとこ 好きだったよ ――!
なのに可憐に笑うとこ 好きだったよ ――!
「…ああああぁ…っ!!…私のデータが…!…私が…!…抹消されていく…!!
…シェリル!!…私が…貴方に消滅させらる…そうよ…あなたに…殺される……ことになるなんて…!!」
…シェリル!!…私が…貴方に消滅させらる…そうよ…あなたに…殺される……ことになるなんて…!!」
「…っ…グレイス!…ごめ…んなさい!……あたしが…あなたを…!」
…サヨナラを抱きしめて
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい
眠らない 思い
消えることのない希望が この手にあるから
消えることのない希望が この手にあるから
サヨナラを抱きしめて
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい
愛しさを抱きしめて
君への思いで世界 埋め尽くしたい
サヨナラを抱きしめて ――!!
「…ああああぁ…っ!!…シェリル!!…シェリル!!
…私…が…最後に…貴方の美しい泣き顔を観ながら…逝ける…なんて…!!
…っふ…なんて…素敵な…最後…なの…かしら!!……っあ、あぁあぁああああ!!!!」
…私…が…最後に…貴方の美しい泣き顔を観ながら…逝ける…なんて…!!
…っふ…なんて…素敵な…最後…なの…かしら!!……っあ、あぁあぁああああ!!!!」
「…グレイス!!!……嫌よ!!…逝か…な…いで……嫌あぁぁ!!!」
「…っあぁ…!!嫌っ!!…グレイス…!…グレイス!!!」
…アイモ アイモ ネーデル ルーシェ
むかし みんなひとつだった せかい
おいで あったかな宇宙だよ ――
むかし みんなひとつだった せかい
おいで あったかな宇宙だよ ――
「…っあぁ…歌が…聞こえる…」
「……俺はどうして…一人で……ここに……グレイスが…いない…!?
……奴は……奴は…消滅した…のか?…シェリル…?」
……奴は……奴は…消滅した…のか?…シェリル…?」
「…っ!!…アルト…あたし…!!
…っあ…ああああぁ…っ!!…嫌あぁぁ!!!…アルト!…あたしが……あたしが、グレイスを…!!」
…っあ…ああああぁ…っ!!…嫌あぁぁ!!!…アルト!…あたしが……あたしが、グレイスを…!!」
「…シェリル!…シェリル!!…すまない!!!
…あいつが…グレイスが…消滅したとしても…それは決して…!
…お前の…お前一人の想いだけで奴を消滅させた訳じゃないんだ…!!!
…だから…お前だけが、こんなに傷を負うことなんて絶対にないんだ!…だから…もう、一人で泣くな…!!」
…あいつが…グレイスが…消滅したとしても…それは決して…!
…お前の…お前一人の想いだけで奴を消滅させた訳じゃないんだ…!!!
…だから…お前だけが、こんなに傷を負うことなんて絶対にないんだ!…だから…もう、一人で泣くな…!!」
「アルト!…あたし…っ!!…あたし…は…!!」
「…シェリル…今は…お前を抱きしめられないけど…俺の気持ちは…お前に…伝わってる…だろ…?
…それに…ほら…シェリル…聞こえるか…?」
…それに…ほら…シェリル…聞こえるか…?」
「…アルト…」
…アイモ アイモ ネーデル ルーシェ
ノイナ ミリア エンデル プロデア フォトミ
ノイナ ミリア エンデル プロデア フォトミ
ここはあったかな海だよ
アイモ アイモ ネーデル ルーシェ
むかし みんなひとつだった せかい
むかし みんなひとつだった せかい
おいで あったかな宇宙だよ ――
「…ランカ…ちゃんの…声?」
「…ああ…俺とお前と…ブレラと…それにグレイスの哀しみの感情が…
…フォールド・ウエーブに乗って、ほんの少し前に…ランカにも届いたらしい…。
…それで…俺達を助けるのには間に合わなかったけど…
…俺達の意識が現実の…現実の…物質世界に絶対に、ちゃんと戻って来れるようにって…」
…フォールド・ウエーブに乗って、ほんの少し前に…ランカにも届いたらしい…。
…それで…俺達を助けるのには間に合わなかったけど…
…俺達の意識が現実の…現実の…物質世界に絶対に、ちゃんと戻って来れるようにって…」
…胸の奥に眠る大きな大きな慈しみは
つなぐ手のひらの温度で静かに目を覚ますよ
つなぐ手のひらの温度で静かに目を覚ますよ
おいで あったかな宇宙だよ ――
「…ランカちゃんが…歌ってくれているのね…。」
「…それに…シェリル…俺は…お前と一緒に、現実の世界に帰ってから…お前に伝えたいことがあるんだ。
…とにかく…俺の意識が…まだ保てている今のうちに…一緒に帰ろう!
それと…奴も…ブレラも無事で…向こうで待ってるって、ランカが伝えてきてくれてる…。」
…とにかく…俺の意識が…まだ保てている今のうちに…一緒に帰ろう!
それと…奴も…ブレラも無事で…向こうで待ってるって、ランカが伝えてきてくれてる…。」
「…ありがとう…ランカちゃん…アルト…でも…私は…グレイスを…
…そんなあたしが…ここから帰ったら…だめ…よ…あたしは…大切な歌で…人を殺し…て…」
…そんなあたしが…ここから帰ったら…だめ…よ…あたしは…大切な歌で…人を殺し…て…」
「…そんなこと言うな!…シェリル!…だから…やっぱり…先に言っておく!
…俺は、お前を愛してるから!! …これからは、絶対にお前を護るから!!…だから…」
…俺は、お前を愛してるから!! …これからは、絶対にお前を護るから!!…だから…」
「…アルト!?」
「…だから!…現実の世界でこれからも俺と一緒に生きてくれ…!!」
「…だから!…現実の世界でこれからも俺と一緒に生きてくれ…!!」
「…えっ…あ……アルト!?」
「…だから!帰ろう!」
「…だから!帰ろう!」
「…ありがとう…アルト…」
――― epilogue ――――
… それから後の … 後日談を … 少し …
「…ん…ここ…は…なんで…俺…は…?」
「…アルト!!…目を…覚ましたのね!!…良かった!!…あたしっ…!!」
「…アルト!!…目を…覚ましたのね!!…良かった!!…あたしっ…!!」
「…シェリル?…俺は…?」
「…クラン大尉とルカくんが…哨戒任務中に行方不明になったアルトを探してくれて…
…それで…連れて帰ってきてくれて…でも…アルトの…目が覚めなくて…!!」
「…クラン大尉とルカくんが…哨戒任務中に行方不明になったアルトを探してくれて…
…それで…連れて帰ってきてくれて…でも…アルトの…目が覚めなくて…!!」
「…俺…が?…ここは…病院?」
「そうよ!どれだけ心配したと思ってるの!!!」
「そうよ!どれだけ心配したと思ってるの!!!」
「…っあ…シェリル?」
「…お願い、アルト…もう、離れないで…!」
「…お願い、アルト…もう、離れないで…!」
「…シェリル…ああ!!」
「…早乙女アルト!!…貴様…目が覚めたのか!」
「…あんた…ブレラ…スターン少佐?…なんで、あんたまでここに?」
「…あんた…ブレラ…スターン少佐?…なんで、あんたまでここに?」
「…俺は…シェリル・ノームの護衛も任されたからな…
…早乙女アルト、お前だけでは、彼女は護れんだろう。
…シェリル・ノーム、お前も疲れているようだな…もう別室で休むといい。」
…早乙女アルト、お前だけでは、彼女は護れんだろう。
…シェリル・ノーム、お前も疲れているようだな…もう別室で休むといい。」
「…えぇ!もう…?」
「…おい…おまえ…何なんだよ!!」
「…おい…おまえ…何なんだよ!!」
「…あっ!…アルト君!!!…目が…覚めたんだね!!!…あたしっ!…すごく心配したてんだよ!
…良かったぁ!…これで…また…あたしとアルトくんも…ずっと一緒に居られるね!!」
…良かったぁ!…これで…また…あたしとアルトくんも…ずっと一緒に居られるね!!」
「…えっ…ランカ!?」
「…あっ…ランカちゃん?」
「…ランカ…それはどういうことだ…!」
「…あっ…ランカちゃん?」
「…ランカ…それはどういうことだ…!」
「…そうか……俺たちの関係は…本当に…これから始まるんだな…」
「…えっ…アルト?」
「…アルトくん?」
「…アルトくん?」
〈了〉
》147 レス&支援、ありがとう!
皆のレスの力を借りて、なんとかこの話が終わったよ!!
皆のレスの力を借りて、なんとかこの話が終わったよ!!
またネタが思いついたら来ますので、どうぞよろしく!