ミリア・ファリーナ
『初代マクロス』の登場人物。TV版では「ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊ラプラミズ艦隊」所属の一級空士長。
クァドラン・ローを駆り、高機動空間戦闘を得意とする。親衛隊の切り札的存在であり、その勇名は男性兵士の間にも「エースのミリア」として知れ渡っていた。
過去に負け知らずというプライドから、戦場において戦い甲斐のある刺激的な対戦者を求めていた。
マクロス追跡作戦中、
カムジンから敵軍の凄腕パイロットの存在を知らされ出撃するが、
マックスとの一騎打ちで初めての敗北を喫する。
(なお劇中ではカムジンは
一条輝と一騎打ちで引き分けているが、マックスとは直接対峙していない。小説版では
フォッカーのことを指していると明確に書かれている)
その屈辱から、復讐のため
マイクローンスパイとなりマクロス艦内市街地に潜入。
仇敵マックスとの接触に成功し、ゲームセンターのビデオゲームでの勝負を申し込まれ、再び敗北。その悔しさからナイフで決闘を挑むが、三たび敗北する。
しかし、これらの出来事を通してマックスへの愛情が芽生え、陣営や人種の壁を超え史上初の星間結婚を果たすことになる。
結婚後の名前は
ミリア・ファリーナ・ジーナスとなった。
第一次星間大戦終戦直後の混乱期も、マクロスの和平勧告に応じず、戦闘を繰り返す残存ゼントラーディの説得のために、
マックスと共に
真紅のVF-1Jを駆り、愛娘の長女コミリアと「子連れ出撃」したことも。
劇場版での名前(製造番号)は、ミリア639。「メルトランディ軍モルク・ラプラミズ機動艦隊」の中型高速砲艦(ミリア艦)艦長であり、
別働隊として陽動・索敵・奇襲などの単独作戦を行う。TVシリーズとは異なる
真紅のクァドラン・ローで出撃し、闘争本能をより残忍な形で表現している。
地球上でマクロスを強襲し、戦闘開始直後に
柿崎のバルキリーを長距離狙撃で撃墜する。
(ちなみに某ロボットシミュレーションゲームではミリアと柿崎の会話に、「俺を撃ち落とすなよ」と柿崎が言う台詞があったりする)
その後の乱戦の最中マックス機と一騎打ちとなり、自艦に誘い込むも格闘戦で敗北。
その過程で「私と戦える男(ゼントラーディ)はいない」と自負するほどの腕前を持っていた自分を敗北させたマックスとの間に愛が芽生え、
その後のボドル基幹艦隊との最終決戦では共にクァドラン・ローを駆り出撃する。
ゲーム『マクロスM3』では、『初代マクロス』と『マクロス7』の中間期間のミリアとマックスの活躍が描かれている。
二人で特殊任務部隊「ダンシング・スカル隊」を結成し、統合軍の極秘作戦で活躍。VF-9やVF-11など新型機の開発においても功績を残す。
前線から退いた後は士官学校の教官として
ガムリン木崎らエリートパイロットを養成し、「イーグルマザー」の異名を取ることになる。
プライベートでもコミリアに続き6女を出産し、戦場で出会ったゼントラーディの少女兵モアラミア・ジフォンを養女にして育てる。
地球文化に馴染み母親らしく変化していくが、女性に等しく優しいマックスにやきもちを焼くうちに浮気の疑念を持ち始め、徐々に夫婦仲に微妙なもつれが生じてくる。
この状態のまま、第37次超長距離移民船団長となった
マックスと共に新マクロス級7番艦マクロス7副艦長に就任することになる。
参入条件
初期ステータス
所属 |
ゼントラーディ軍 |
階級 |
空士長 |
体力 |
30 |
射撃 |
93 |
格闘 |
81 |
防御 |
71 |
速度 |
93 |
集中 |
84 |
覚醒 |
90 |
初期コマンドスキル
初期オートスキル
最終更新:2009年11月07日 00:11