領域干渉(りょういきかんしょう)は、一定のエリアを事象改変内容を定義せず、干渉力のみを持たせた
魔法式で覆うことにより、他者からの
魔法による事象改変を防止する
対抗魔法である。
他の
魔法師がその領域内で
魔法を発動しようとする際に、その空間に作用させている自身の定義内容から互いの干渉力が相克を起こし、結果として相手の魔法発動が阻害される。
この
魔法の影響下で、他者が
魔法による事象改変を行うには、発動中の
魔法式の干渉力を上回る干渉力が必要となる。
使用の前提条件として、術者には高い干渉力が要求される。また、この魔法を自身を中心に相対距離を固定した一定の範囲に展開した移動型のものを「干渉装甲」と呼称する。
ただし、領域干渉も実体は
魔法式で干渉力を定義している為、
魔法式を解体する対抗魔法には無力である。
WEB版では「広域干渉」だったが、文庫版で「領域干渉」に変更
裏話
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/128852582864125952
さて、ご質問を頂いておりましたのでここでお答えしたいと思います。領域干渉の説明で、「事象が改変されないと定義する魔法」という説明と「干渉力だけを定義する魔法」という説明のどちらが正しいのか、というお問い合わせですが #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/128852693044310016
これはどちらも同じ事を意味しています。「事象が改変されない」と定義することは、その時空間に対して「何の事象改変も起こさせない」と干渉することです。この時空間で事象改変を行う為にはそこに作用している事象干渉力を上回る干渉力が必要になります。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/128852793661472769
これが領域干渉のシステムです。多分、定義するという言葉を一方では改変内容の意味に用い、もう一方では魔法を構成する要素の意味に使ったのが分かりにくかったのだと思います。今後はもっと分かり易い表現を心掛けますので今回はご容赦の程を m(_ _)m #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/145172643082010624
例えば領域干渉内にドライアイスの弾丸を撃ち込んでも、ドライアイスがいきなり昇華したりはしません。慣性に従って飛び続けます。その反面、領域干渉の方が強ければその領域内でドライアイスの弾丸を生成することはできません。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/145172718524973057
領域干渉にしてもキャストジャミングにしてもファランクスにしても、それぞれ出来る事と出来ない事があります。結局はその魔法が持つ効果とその魔法の干渉力の強さ次第です。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/310771316414377986
領域干渉は「事象を改変しない魔法が作用している状態」を作り出すものです。事象が改変されない状態の方が自然ですからコストは少なく済みます。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/310771391148462080
その一方で領域干渉は全ての事象に対して改変されない状態を定義していますから、特定の事象に集中した魔法には不利な術です。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/310771474107621376
領域干渉の防御力は、コストが少ないという有利と干渉力を集中できないという不利の、どちらに天秤が傾くかで決まります。達也は特定の事象に干渉力を集中するタイプの魔法師ですから、領域干渉を苦手としています。 #mahouka
登場巻数
1巻、
2巻、
11巻、
12巻、
14巻
コメント
用語 魔法
最終更新:2017年09月06日 23:25