ミゲル・ディアスは、
ブラジル国軍に所属する軍人である。
十三使徒の中で最も顔が知られているが、
家族情報は厳重に秘匿されている。
2097年三月末、武装ゲリラの拠点に対し
戦略級魔法シンクロライナー・フュージョンを使用した。当時世界は、大規模魔法による大量殺傷に強い忌避感があったため、ブラジル政府は国際社会から非戦闘員虐殺の非難を浴びた。政府は当初強気だったものの、最終的には国際世論を受け入れ、戦略級魔法を使用したディアスの処分を発表し、その後の戦闘で
シンクロライナー・フュージョンの使用を控えることになった。
後から十分なフォローが為されたため国家からの離反には至らなかったものの、自分一人が責任を負わされる形になったことでブラジル政府に対する不信感が芽生え、何より戦略級魔法の使用に対する非難の声を政府が受け入れたことで、二度と自分の魔法は使われないと感じ、
魔法師としての活躍の場を求めて
エドワード・クラークの陰謀による
巳焼島襲撃に協力することになる。
双子の弟アントニオがいる。事象干渉力が全く同じで、
シンクロライナー・フュージョンを発動する際のパートナーでもあり、
ミゲル・ディアスの家族関係の情報が徹底して秘匿されていたのはこのためである。
ブラジル陸軍における『ディアス少佐』は、ミゲルとアントニオの二人を指す。
2097年以降消息を絶っているが、
ブラジルはこれを否定。
能力
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人物 戦略級魔法師 男性 軍人
最終更新:2023年02月20日 00:04