ヒカル





概容


「あやー……したっておらなばなにせばいがわがんねぉの、シャッターおすだげだばこやぐねったって……」



楼蘭皇国出身のラウンドスターズ構成員。
皇国でも東北部の僻地に住むカラスの亜人で、方言のきついコテコテの田舎者。
元々はカメラマンであり、世界中を(文字通り)飛びまわっては写真を撮って暮らしていた。
ある時、何を思ったのか無謀にも『G』の大群を写真に収めようと戦場に飛び込み、
そのまま負傷、その際にアルトメリア連邦軍によってメードとなる。
戦場にまで飛び込むカメラマンだったのだから昔はきっと積極的だったのだろうが、
メードになって以降は決してそんなことはなく、恥ずかしがり屋で色々と奥手後手。
別に喋らないわけではないが言葉がそもそも通じづらいのでコミュニケーションもあまり
得意ではなかったりする。


もとよりすばしっこさに定評のあるカラス亜人なので、
ラウンドスターズ内では持ち前の機動力を生かしての遊撃や偵察、哨戒等を受け持つ事が多い。
何の因果か、彼女は今もカメラを手に戦線を飛びまわっているのである。


翼を持って空を飛ぶが、便宜上は空戦メードではないんだとか。



  • 通称:「烏天狗」「あや子」他
  • 出身:楼蘭皇国
  • 所属:アルトメリア連邦軍「ラウンドスターズ」
  • 装備:CAM-F136チャクラム『スワロー』
    スローイングダガー
    カメラ
  • 身長:165cm
  • 誕生:8月7日
  • 年齢:外見年齢21歳(実年齢3歳)
  • 教育担当官:-
  • ポジション:OA、PF、BP

訛り ★★★★★
よく見ればきっと可愛いのに ★★★
縁の下 ★★★★
力持ち



CAM-F136チャクラム『スワロー』


MAID用に大型化した投擲用のチャクラム。
射角や軌道の細かい調整が可能なため、対フライ等の素早いGに対して効果的。
円形の刃の十字対角線上の部分が取っ手になっており、
持つ分にはさほど苦労はしないが、やはり運用にはそれなりの技術が必要である。
もちろん近接戦闘でもでも使えるが、あまり期待のできるものではない。

毒強化


ヒカルの持つ特殊能力。
基本的に身体や武器等にしか伝達しないコアエネルギーの物質強化作用を薬物、毒物にも引き起こさせる。
これにより、通常よりも少ない量で致死量の毒素を確保できる他、また同じ毒物を使用しても、
ある程度であれば『G』等の免疫能力の強い生物にも中毒作用を引き起こさせる事が出来る。
ただし、毒性の強化が行き届くのはあくまでも彼女の使用するものに限られ、
間接的に作用する毒ガス等にこの能力はあまり適用されない。
ゴキジェットぐらいならたぶん大丈夫だと思うよ……


森叢光



概容


「高見の見物は気持ちがいいわね」

ヒカルの真の姿。

門隠大社に属する森叢家の一人娘であり、また同家壊滅の原因でもある。
8年前に唯一の親族であった兄を殺害し出奔。
フリージャーナリスト(兼情報屋・暗殺業)等で生計を立てていたが、
アルトメリア連邦で『G』と遭遇・負傷し、MAID化手術を施される。

MAID化によってそれまでの記憶は消去されていた筈であったが、
何らかの原因によって森叢光本人の人格を取り戻しており、
現在はラウンドスターズのヒカルに「なりすまして」生活している。

常識はあるが倫理観・道徳観に欠ける節があり、
自分が利があると思えば平気な顔で犯罪行為にも手を染める。
連邦内で発生している未決事件の何件かにも関っているらしいが、詳細は不明。
(そもそも彼女の経歴や本性を知るものすらいないのだから当然である)

森叢流忍術の正当後継者でもあり、忍術と毒物の扱いに長ける。
もしかすると本気を出せば強いのかもしれない。
最近は薬物調合がマイブーム。
設備が整っているのをいい事に、暇があれば自作の毒薬を発明しているとかいないとか。
お友達の方々は盛られないように注意しましょう。

ちなみに、楼蘭特有の地方訛りはキャラ作りのための演技だったりする。
素が出ればお国訛りにはなるが、普段の言葉遣いはあまり安定していない。

訛り
よく見た結果がこれだよ! ★★★
中毒性 ★★★★★
黒幕 ★★★★



怪異『煙』

其は森叢の秘伝にて、世を蝕む五色の病、毒、菌なりや
其は眠らし、狂わし、腐らしめ、
万物を患わしむる其の使い手は国の悪鬼となりて、
親を殺め、同胞を殺め、また子をも患わさむ
故に其は一子相伝の奥義となりて、また禁ぜらるものなり

光の纏う虹色の煙。
体内で生成した毒素を大気中に放出したもので、空気中の不純物と混ざり合うかそれ自体に黴(かび)を生やすことで不透明さを持つ。
毒の純度や種類によって色を変え、触れたもの、取り入れたものにに炎症・化膿・出血・幻覚・麻酔等それぞれの毒素に対応した疾患を引き起こす。
その他にも用途は広く、麻酔薬や治療薬・ワクチンとしての治癒促進にも使われる他、それ自体を火薬として、爆発を引き起こす事も出来る(当然火種は必要)
※伝承こそ森叢のものだが、大社に伝わる『怪異』とは全く関係ない自称のものなのはここだけの話。

関連


  • 門隠大社:因習に我が身を投じさせた怨敵ではあるが、今は滅び行く様を遠目に見るのみである。
  • 森叢千景:かつての妹弟子、従者。今の彼女に利用価値はあるだろうか。

登場作品

最終更新:2010年01月19日 17:40
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。