前書き
昨今の参加者の増加によって、企画におけるルール、マナー、モラルについて、全参加者間の認識が必ずしも共通とは言えなくなって参りました。
そのために「
企画(茶番)のルール」が策定されたのはご周知の通りですが、一方で企画の実行数が増えるほど明文化されていないルール(慣習、マナー、モラル)が形成される他、企画に対する観念の相違も参加者間で目立つようになります。
そこで、新しく入られた参加者の方や、昔から活動している参加者の方の間で衝突が発生することがあり、これを仲裁する上で茶番企画委員会が困難を感じる場合がありますが、あらかじめ互いが非明文規定を知っておくことで、衝突を予防することもできるでしょう。
そのためこれらの慣習/マナー/モラルといった非明文規定について、茶番企画委員としての解釈明示が必要と判断し、一般参加者の方々からのご意見を考慮した上で、ここにまとめる次第です。
注意点
茶番企画委員としての解釈明示としてこのページを作成しますが、このページに書かれた内容をそのまま処分理由とするような、法的拘束力の発生は基本的に想定しておりません。
例
- 「倫理的に殺人はいけないよね」と書かれた本→これに基づいて裁判所は殺人を裁かない。
- 刑法→これに基づいて裁判所は殺人罪を認定する。
法的拘束力が発生するのは「
利用規約」、「
世界地図利用規約」「
企画(茶番)のルール」のみです。
しかし、このページを合わせて読み込んでおくことで、企画をする上で不必要な衝突を避けることができ、また衝突の結果として片方、もしくは双方に与えられる処罰も避けられる可能性が高まります。
あくまでこのページで目指すのは、みんなが思ってるけど書かれていないこととか、規則が生まれた背景とかを、過去判例や皆様の行動(実行)から見出す作業です。企画には相手の合意がいるとの規定(企画ルール1章)も、おそらく過去の規定者が慣習/マナー/モラルから見出したものですので、それらも明記するつもりです。
重大な反論を確認していないため、ここに書かれた慣習は、参加者一般に広く共有されているものと信じます。茶番企画委員会は、この状況を考慮して申し立ての受理・不受理を定めたり、委員会としての処分理由を説明したりすることがあります。
国家を「ロールプレイ」する
軍事部では、基本的に一人のユーザーが一国を持ち、その国になりきる、つまり「ロールプレイング」を行って、その上で各種の活動を行います。仮にあなたが資本主義者であっても、社会主義の国というロールをかぶって活動することもできますし、「きのこの山」が好きでも「たけのこの里主義の国家」で活動することもできます。ユーザーとしてのあなたの自我を出すのは私的な場所(雑談場所など)であって、国家ページやDiscord上の外交テーブルなど、公的な場所ではユーザーの顔は出さず、国として活動します。
この時注意して欲しいのが、「他の人もそうしてる」という点です。分かりやすい例を出すと、例えば、たけのこ主義を取っている国を運営している、きのこ派のあなたがいるとしましょう。ご存知の通り、きのことたけのこは分かり合えない敵ですので、きのこ主義を取っている国々からあなたの国は非難されるでしょう。ですが、あなたはきのこ派でありながらたけのこ国として活動しているので、あなたは「たけのこ国が批判されているのであって、きのこ派の自分個人が批判されているわけではない」と理解することができます。
しかし、あなたがたけのこ派で、たけのこ国を作っている場合はどうでしょうか?もしきのこ派の国々から批判されたりすれば、あなたはどう思うでしょう?しばしば問題が生じるのがこの場合です。もし「たけのこの里を食べるなんて、なんて野蛮な!」という非難を受け取ったとき、あなたにとっては、自分が批判されているのか、国が批判されているのかが分かりません。この問題は、批判をしてきたのがきのこ派のユーザーなのか、きのこ派のユーザーが国としてやってるのか、判断に迷ってしまうという問題とも表裏一体です。
ここで「他の人もそうしてる」という点を思い返してください。長年、軍事部所属の人間にとって「ユーザー個人の意見と、国としての態度は別物である」という意識が通底していました。つまり、公的な場でたけのこ主義を批判したのは「国」であって、そして批判されたのも「国」であって、双方ともユーザーではないのです(もし私的な場でたけのこを批判されたら、ユーザーとしてのあなたには怒る権利があります)。
結論を述べます。あなたと、あなたが作った国は別物です。あなたは国を動かす権利がありますが、国として行った活動を批判されても、あなたの国か、その動かし方が批判されているのであって、あなた自身を否定されているわけではありません。
補記
近頃、Discord上の各国の大使館チャンネルが「私的な場所」化しているので、大使館チャンネルでの批判はユーザーに対してなのか、国に対してなのか、どう受け取るべきか分からないというケースがあります。そんな時は、まず批判の文章をよく読んでください。例えば「この人いつも軽い口調なのに、厳しい口調でたけのこを批判しているな」と思ったら、それはその人の<
国として、公的な批判
>でしょう。このように文体で判断できるケースもありますし、それ以外の要素で判断できるケースもあります。
もし分からなければ、あなたで抱え込んで、突然怒ったり、いきなり批判返しをするのは避けるべきです。運営や茶番企画委員会などの中立で信頼できそうな人々に気軽にお問い合わせください。判断を助けることができますし、批判者に意図を聞くこともできます。
自分だけの設定、相手を巻き込む設定
軍事部での企画とは、「『複数の参加者が存在し、それぞれに拒否権が与えられる集い』のこと」、つまり「宣戦布告や合同演習などの軍事茶番、組織や同盟の設立・参加など、他国や組織と関わる行為全般が企画」と規定されています。(「
企画について
」)
拒否権が与えられるということからも分かる通り、企画を進行する上では全員の合意が必要となります。(「
企画(茶番)のルール
」)これは、参加者の誰かの勝手な脳内設定を他人に押し付けるというトラブルを避ける上での絶対厳守事項です。きのこたけのこ戦争を戦う上で、きのこ国は実際そんなことをやっていないのに、たけのこ国(あなた)から「きのこ国は国内のたけのこ民族を虐殺しているから、たけのこ国が介入する」などと言われ、虐殺したことを前提に進行する、ということを想定してください。きのこ国は勝手に虐殺国家だと認定されているのです。それを受け入れるかどうかはきのこ国の裁量になりますが、少なくとも勝手に設定を押し付けられていることに気分がよくなる人はいないと思われます。きのこ国の意志は、たけのこ国(あなた)に無視されていないでしょうか?ここで、「もうちょっと別の開戦理由にしてください」とか「そのまま押し通すなら私の国は企画から降ります」と言える権利、拒否権が必要になるのです。
さて、近年問題になりつつあるのが、どこまでが自分の脳内設定で、どこからが企画になるのかという論点です。軍事部世界も国家が集まって社会を形成しているので、他国の事象に自国が影響されるとか、その逆もあります。例えばきのこ国の軍事介入によりたけのこ国内は政府側と反政府勢力で分裂した、という事件をB国が記述したいとき、これは相手(A国)を巻き込んでいるのではないでしょうか?
これに対して、茶番企画委員会は一貫した判断を下し続けています。「将来的に相手ユーザーの意志が介在し得るものかどうか」を気にするべき、ということです。過去に起こったできごともしくは事実を書くのであれば基本的に合意は必要でなく、現在起こっている、または将来起こる事柄には相手の合意が必要です。ここにおいて「過去、現在、将来」とは軍事部世界の年表(統一暦)の話ではなく、現実世界の話です。
過去に起こったできごとの例を出します。例えば現在が2025年1月とします。たけのこ国のあなたは、2024年に「統一暦xx5年に第二次たけのこ内戦が起こる」という設定を立ち上げました。ここに、きのこ国が「参戦したい」と打診して、あなたはそれを承諾したので、この設定は企画へと昇華しました。2024年中に企画はつつがなく終了し、2025年の年明けを迎え、あなたは自国ページの歴史欄に「第二次たけのこ内戦にはきのこ国が介入した」という文章を挿入します。このケースでは、きのこ国の介入は合意されている(確定事実であり将来的にきのこ国の意向は原則として反映されない)ので、問題なしです[]。
一方で、将来起こる事柄の例です。2025年2月にまとまった休みが手に入ったので、1月21日にあなたは「統一暦xx1年に第一次たけのこ内戦が起こる」という企画をしようと思い立ちました。とりあえず思い立ったのを忘れないように、あなたは自国ページの歴史欄に「第一次たけのこ内戦」の文章を挿入しておきますが、このついでに「こっちにもきのこ国は介入するだろうから、あらかじめ書いとくか」と思って、やはり「きのこ国が介入した」という文章を挿入します。このケースはアウトです。
これは、統一暦上では第二次たけのこ内戦より過去の話題となる一方で、現実世界における1月の時点から見れば2月の予定は将来の話であり、あなたが打診をしない限り、きのこ国が第一次たけのこ内戦という企画に参加するかどうか、まだ決まっていません。きのこ国は参加しないという意向が反映される可能性はまだ残っています。企画に参加するかどうかをたけのこ国のあなたが決める権利はありません。
そう、突き詰めて言えば、相手の動向を決めつけるなということです。「きのこ国とたけのこ国は隣国である」という記述は決めつけではない確定事実なので相手に合意は必要ありませんが、「きのこ国が虐殺しているからたけのこ国は批判する」という記述はちょっと立ち止まりましょう。本当にきのこ国は虐殺しているのでしょうか。それは事実でしょうか。きのこ国はきのこ原理主義だからたけのこ民族を虐殺しても自然というのは、あなたの脳内設定に基づいていませんか。一度、きのこ国に連絡を取って、「きのこ-たけのこ間の対立関係を演出したいから、あなたの国で虐殺が起きてる疑惑をかけてもいいですか?」と聞いてください。それで合意を得ましょう。仮にきのこ国が虐殺をしてるという設定を自分で作っていても、それは「きのこ-たけのこ間の対立関係を演出したい」意図なのか、そうでないのかは聞かなければ分からないので、その場合もちゃんと聞きましょう。
最終更新:2025年06月25日 00:59