| ドイツ帝国、ジークフリート線へ国防軍を進駐 | 
		|  | ドイツ帝国はオストン政府との電話会談の元、マジノ線、ジークフリート線の全要塞線を欧州陸の盾とし、全海外諸邦とのブロック経済体制へ一時的に移行した。まだドイツ側ではフランス方面への渡航、往来が国境警備により封鎖されている為、実害は出ておらず、現地へ赴いた細菌科学隊とも通信は正常である。また細菌科学隊は新型ウィルスを独名:【免疫逆転性ウイルス第13号(ルージュ熱)】仏名:【αウイルス】と仮称し、感染者は非常に高い暴力性、そして行動力を持つ。常時クンストザテリート衛星システムによる地上監視を行い、越境行動が確認された場合国家共同体秩序維持法の元、火器の仕様を許可する。これは通常の既存ウィルスとは類似しない暴力性、致死性の高いウィルスである為であり、NBC防護に特化しているシュタールゾルダートの派遣も今後の状況を見て増員する予定である。新型ウィルスの対抗策が明確に判明していない今、ベルリン市民は細菌化学兵器防護ガスマスクの注文が殺到している。 | 
		| ドイツ帝国政府 | 
		|  | 先のオストン政府の声明より新型ウィルス感染拡大防止の為、フランス方面の幹線道路及びユーロスター等、国境部を一時ロックダウンした。ハリネズミのように警戒する我々は後世で笑いものにされるかもしれないが、現状同気候条件の隣国として最上級の警戒態勢が必要である。またドイツ政府は、オストンからの暴徒等難民による不法越境への対策としてジークフリート線、低地地方方面へ臨時の警察部隊、NBC防護部隊を派遣した。 | 
		| 南太平洋ニウエ島における防衛強化について | 
		|  | 帝国国防省は本日、南太平洋に所在するドイツ領ニウエ島に対し、第33機甲警備師団を展開し、同島の治安および統治秩序を確立したことを発表した。現地住民約3,500名はすでに簡易的な特別国籍申請が可能な状態であり、人道的な処遇のもとで登録・保護措置が進められている。また本島は国際レートに準拠した対等な貿易、そしてトンガ産、ドイツ産両貿易品が非関税であり、2国間の重要な国際交流ハブとして機能するだろう。事実としてトンガとの条約に基づき簡易的な経済特区が設置されており、重要な港湾拠点として軍を派遣した。国防省報道官は声明の中で、「ニウエ島の防衛強化は南太平洋のドイツ=トンガ経済秩序維持に資するものであり、帝国は引き続き地域の平和と航路の安全を確保する」と述べた。 | 
		| ドイツ帝国、南太平洋上空におけるドイツ帝国およびトンガ帝国空軍機の接触について | 
		|  | 帝国国防省は、帝国空軍所属の戦略爆撃機が南太平洋ニウエ空域において予定航路を外れ、トンガ帝国の防空識別圏に一時進入、演習を継続した事実を確認したと発表した。当該機に対して、近隣空域で演習中のトンガ帝国空軍の戦略爆撃機部隊(アルミランへ3機)が対応し、両機は上空で通信連携を行いながら安全な高度・方向へと誘導措置を実施した。曳航支援に近い形での誘導は極めて異例であり、戦略爆撃機同士による初の直接的な空中接触事案として記録される見通しである。国防省報道官は声明で次のように述べた。「本件は航法上の誤差の影響によるもので、敵対的意図は一切存在しない。トンガ帝国側の冷静かつ秩序ある対応に感謝の意を表する。」両国はすでに通信記録および航法データの共有に合意し、南太平洋空域における大型戦略機の飛行安全協定を検討中である。帝国政府は「本件を通じ、地域航空安全における協調体制の重要性が再確認された」としている。 | 
		| 中立メディア【ニウエ沖でドイツ帝国軍の模擬弾頭落下 トンガ政府が抗議声明】 | 
		|  | 南太平洋・ニウエ沖の領海域で、ドイツ帝国国防軍による演習中に発射された模擬弾頭が予定外の海域へ落下したことが明らかになった。トンガ帝国外交通商省はこれを受け、「国民の安全に関わる事態」として遺憾の意を示し、再発防止を求める声明を発表した。同省によると、落下物はトンガ海軍によって回収されたが、一部破片がニウエの沿岸に漂着し、漁業施設に軽微な損傷を与えたとされる。負傷者は報告されていない。 | 
		| ドイツ帝国/ベルリン、ライヒスターク前広場――以後パレードの為の行進予行 | 
		|  | 騎兵は疾風の如く、歩兵は鉄壁の如く、砲兵は雷鳴の如く。大元帥たる皇帝ヴィルヘルム3世陛下のもと、ドイツ世紀が始まる。 | 
		| ドイツ帝国/帝国国防軍初となる外国人部隊の結成 | 
		|  | ルーマニア王国政府と国軍総参謀本部は、ドイツ帝国国防陸軍との協定に基づき、定員3万5千人の重装師団「シュヴァルツ・アドラー忠誠騎士団」の正式結成を発表した。本師団は平時に治安維持・対テロ・災害救助に従事し、有事には帝国陸軍の一員として前線に投入される。 | 
		| ドイツ帝国国防軍部/武装親衛隊本部 | 
		|  | 帝国の地平は変わりつつある。国境を越える嶺においても、空より舞い降りる刹那においても、帝国は備えを怠らぬ。本日、国防軍部は山岳師団および空挺師団の大幅増員を決定した。その理由を語る必要はない。時代が我らに要求しているのだ。皇帝陛下と祖国に忠誠を誓う兵士たちは、山と空を制し、新たな任務に臨むであろう。 | 
		| ドイツ帝国政府【宇宙開発競争】 | 
		|  | 大いなる進歩の旗のもと、セントリアの月面観測衛星と、我らがドイツ帝国の有人衛星は、月周回軌道上にて見事なるランデヴーを成し遂げた。技術と精神は宇宙において結び合い、完璧なる軌道制御と接近、そして歴史的な同期を達成したのである。この成果は、単なる科学技術の証ではない。それは、二帝国が互いに信義を固め、未来を共に築く決意を宇宙に刻んだ瞬間である。月の静寂を破り、友好と協力の象徴として輝くこのランデヴーは、人類の進むべき道を照らす灯火となろう。ドイツ帝国はセントリアと肩を並べ、地上のみならず天の高みにおいても揺るぎなき同盟と協力を示し続ける。 | 
		| ドイツ帝国政府告知文 | 
		|  | ドイツ帝室及び、ドイツ帝国海軍は某日無事アストリアに入港し、現在政府間での交流や金融都市の視察、またアストリアの古典を体験するなど外遊をし、今後の洋上演習や経済防衛協力についての詳細の確認を行っている。 | 
		| ドイツ、セントリアとの秘密外交を公に承認 | 
		|  | 聖セントリア帝国側も公式には「両国間の外交は通常通り」と発表しているが、内部情報筋は「秘密協議の存在は事実」と認めている。宇宙技術、未来技術の共有と兵器のレンドリースが主目的であることは両政府が既に発表をした | 
		| ドイツ帝国政府告知文 | 
		|  | ドイツ帝国政府は、トンガ帝国行政院との協議の結果、両国間で締結された「緊急融資および共同開発に関する合意」に基づき、以下の決定をここに告示する。一、トンガ帝国に対する既往の債務は、ドイツ帝国により免除される。一、これに代替する措置として、トンガ帝国はニウエ島の行政権、資源利用権および周辺海域における権益を、九十年間にわたりドイツ帝国に移譲する。一、かかる租借契約は、本日をもって正式に発効する。本合意は、両国の永続的な友好と協力の証であり、太平洋地域の安定と繁栄に資するものである。ドイツ帝国政府は、トンガ帝国との協力関係を重んじ、今後も共に発展の道を歩むことをここに宣言する。 |