このページでは、まのさばの世界観全体について考察する。

キャラクターに関する考察は、個別ページの方で。

以下ネタバレ注意!






魔女因子関連

魔法は先天的か後天的か?

アンアンのように生まれつき魔法を持っていたケースもあるが、レイアやハンナように、明らかに本人の望みが魔法に反映されているケースもある。

魔法は、先天的にランダムに決まるのか?それとも、後天的に自分の望みを叶えるものが得られるのか?

先天的説

そもそもアンアンは「軽度な洗脳」能力を赤ちゃんの時から欲していたわけではないだろう。仮に赤ちゃんのわがままな望みが叶えられて、魔法が得られるならば、全員「軽度な洗脳」持ちになっているだろう。

ハンナにしても、望んでいたのは「富裕」であって、「浮遊」ではないだろう。

魔法は、先天的にランダムに選ばれて、偶然自分の望みと合致していた人が本編で目立っているだけでは?(例、レイアさん)

後天説だと説明しづらいのは、シェリーの怪力だろう。後天説だと、シェリーは「職員をぶん殴りたい」と思ったから怪力が得られたということになるが、シェリー本人はもちろんそんなことは意識していない。

それにも関わらず、怪力が発現したということは、魔法は先天的にランダムに決まってて、ストレスがかかると発動するといったパターンなのではないか。

後天的説

レイアのように望みがピンポイントな人が、まさにピッタリな魔法を偶然得られるだろうか?

また、明確に後天的に魔法を得ているエマがいる。そもそもエマが「魔女殺し」などを望むだろうか?(ユキがエマに望むように思考誘導していた描写はあるし、なぜか微笑まされていたが)

アンアンも赤ちゃんの望みが「偶然」実現され、「軽度な洗脳」が得られたと考えられる。

恐らく、望んでもどれが実現されるかは運次第であり、ハンナの「浮遊」のように、ややズレた魔法が得られることもあるのだろう。少女漫画の登場人物に憧れていた描写があったことから、「浮遊」がハンナの本当の望みだという可能性もあるが。

政府・機関関連

政府のスタンスは?

魔女因子をもった少女の暴走(例、3週目のハンナ)によって、国が大惨事になる可能性があり、苦慮している立場だと考えられる。

魔法少女の処置については、トレデキムの説明などから、政府や機関内でいくつかの派閥があると考えられる。
  • 強硬派
    • 災害を生む前に即座に処分すべきという派閥
  • 慎重派
    • 少女をすぐに処分するのには反対
    • まずは魔法少女と魔法の仕組みを理解するため、研究や実験を優先すべき
    • トレデキムは元来魔女因子を消すことを目的として開発されたものであり、恐らくこちら側の派閥が開発したのだろう
    • メルル的にも、大魔女を見つけるために一時的には生かしておく必要があるので、恐らく慎重派の立場に近かったと思われる

元々、政府のスタンスとしては強硬派の勢いが強く、少女の直接的な処分を検討していたが、慎重派やメルルとの妥協により、牢屋敷に隔離し、殺し合わせることで間接的に処分するという方針で決定したのだろう。

そもそもメルルがトレデキムを所有しているのは、魔女因子を消す薬の開発に協力したからとも考えられる。牢屋敷は魔法少女を隔離して実験するための国の実験所として一時的に利用されており、そのため、要人用にゲストハウスなどを増設する必要があったのかもしれない。

政府は魔女因子が消えた少女は段階的に解放しており、政府としても本音では殺したくなかったのであろう。

どうやって、魔女因子を見つけてるのか?

「国の調査で見つかるとどこかに幽閉される」という都市伝説が既に流れていることから、全国民を対象に、健康診断などに紛れて魔女因子の検査を実施していると思われる。

実際、ナノカは「幻視」によってそのような調査の存在を未来視し、ナノカ姉は「変身」によって、魔女因子の検出を回避している。

何故、帰還の許可にタイムラグがあったのか?

エピローグにおいて、真っ先に帰還許可をもらったのはヒロであった。理由としては以下のものが考えられる
  • 「死に戻り」という能力が国にとってそこまで脅威とみなされなかった
  • 家柄が良いため、親族の力が強かった、あるいは政府に信頼されていた

魔女因子が消えたとはいえ、政府としても懸念自体は残り続けるだろう。特に、人類を滅亡させ得る「魔女殺し」を持つエマの帰還についてはかなり遅れた可能性が高い。そもそも唯一スタッフロールでエマとヒロの挿絵が存在していないので、エマが家に帰れたか怪しいところである。

国民への情報統制

作中の描写から、魔法の存在は公表されておらず、情報統制が敷かれていると推測される。

だが、魔法少女の存在は「国の調査で見つかるとどこかに幽閉される」といった都市伝説として、一部で広まっている。

他の国は存在するのか?/舞台は日本なのか?

ヒロが「留学」していることから、少なくとも、主人公らが住んでいる国以外にも国が存在することが示唆されている。

まのさばの舞台となっている国は、色々と日本っぽい要素が存在する。
  • ヒロの過去スチルにおける和服
  • 制服のデザイン
  • 刑法が日本流
ただし、主人公らが住んでいる国が日本なのかどうかは断定できない。例えば、「橘シェリー」や「遠野ハンナ」は日本的な姓に西洋的な名前の組み合わせであり、日本っぽい架空の国の可能性もある。

ただし、シェリーやハンナがハーフの可能性もあるし、西洋的な名前が流行っているだけのifの日本なだけかもしれない。


フィクスマージ語関連

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基本パターンは以下の3つ
  1. 英語+英語
  2. 日本語+英語
  3. 英語+日本語

名詞

フィクスマージ語 発音 意味 語源
LaVI 法の悪魔 Law+Devil
cUrOi 呪い Curse+呪い(Noroi)
yOUlowly ゆっくり Yukkuri+Slowly?
KaRaDy 体(Karada)+Body
shi-des 死(shi)+Death
prIz'u' jeen 囚人 prison+人(jin)
ievil JIO 魔女?
FineNd おしまい Fin+end
toim 時間 時+Time
zanCrue 残酷 残+Cruel
sinRuit 真実
litt JIO 少女 Little+女
Guil-me Guild+罪
zanfession 懺悔 懺悔+confession

動詞

フィクスマージ語 発音 意味 語源
i・zana-vited 誘われた 誘う(izanau)+invited

文法関連の単語

フィクスマージ語 発音 意味 語源
S~ond' そして そして(Soshite)+and
N'o

その他文法事項

  • 「-Lee」が命令形?

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最終更新:2025年08月19日 22:40